([ん]1-6)3時のおやつ (ポプラ文庫)

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  • ポプラ社 (2014年10月3日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591141663

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有効な左矢印 無効な左矢印
宮下 奈都
坂木 司
三浦 しをん
有効な右矢印 無効な右矢印

([ん]1-6)3時のおやつ (ポプラ文庫)の感想・レビュー・書評

  • それにしても『三時のおやつ』とは
    なんと甘美な響きなんだろう。

    生まれた時からコンビニがある今の若い人にはピンとこないだろうけど、
    僕が子供だった頃はまだ
    ご飯の時間以外に何かを食べるなんてすごく贅沢なことだった。
    (勿論お金持ちの家は普通に食べてただろうけど)

    幼い頃に両親を亡くし児童養護施設で育った僕には
    そんなおやつの記憶も数少ないんやけど、
    母親に唯一作ってもらったホットケーキと
    食パンの耳をカラッと揚げて砂糖をまぶした「カリッと揚げ耳パン」の味は
    今でもまだ舌が覚えている。

    あっ、あと施設で作ってもらったいちごやメロン味のフローズンデザートの「シャービック」と
    (知ってる人いる?)

    友達の家に行くと必ずおばさんが作ってくれた
    もやしとコーンたっぷりの
    「サッポロ一番味噌ラーメン」も忘れ難い美味さだったなぁ~。


    ということで本書は、
    伊藤たかみ、犬童一心、大崎梢、大島真寿美、加藤知恵、越谷オサム、東直子、宮下奈都、柚木麻子など
    三十人のクリエイターたちがおやつにまつわる思い出を語った、
    食いしん坊体質なアナタなら
    よだれタラタラな食エッセイ集。


    中でも面白かったエピソードを挙げると
    夜中の三時にお餅を揚げて塩で食べる「揚げおかき」を作って食べた絲山秋子さんの話。
    (しかも本人は記憶にないらしい笑)
    同じく絲山さんで笑ったのは、小学生時代、荷物用エレベーターを自ら作って木の上でバナナを食べていた話。
    木の上で誰にも邪魔されずに食べるバナナは笑いたくなるほど美味しいらしい(笑)

    あと、桃太郎世界を支配し動かしているものは明らかに吉備団子で、悪い鬼をやっつけたのは桃太郎ではなく吉備団子なのだと
    吉備団子最強説を力説する森見登美彦さんの話。
    吉備団子に似ているという奥様へのノロケ話は必読(笑)。

    さつま芋や煮干しなど昭和初期っぽい(笑)おやつ人生を歩いてきた女優のミムラさんが出会った、
    ぴょんぴょん飛び跳ねるくらい衝撃的な美味さのグミベアーの話や
    (必然性のないもののほうがおやつ感が強く、ご飯から遠いほうがよりおやつっぽいという考察には妙に納得)

    「おやつ、まだ~?」
    「あともう少し、三時になってから~」
    という親子のやりとりにほっこりし、
    塩トーストの衝撃に
    読んでる僕の喉までごくんと鳴った平松洋子さんの話。

    他にもタルトへの過剰な思いに爆笑必至の万城目学さんの話や
    母や妹に食べさせたくて大好きな給食のチョコクリームを食べずに持って帰る益田ミリさんの話にはちょっとウルウルしたし、
    僕自身東京に来て初めて食べた時はその美味さに感動すら覚えた、
    ペヤングソース焼きそばの隠された謎に迫る(笑)原宏一さんの話も面白かった。


    疲れを癒やし
    気分をリフレッシュさせてくれる
    おやつという存在。

    おやつを食べているとき、人は脳内幸福物質が分泌され
    誰も彼もが笑顔になれる。

    そして職場や学校で人間関係を円滑にするコミュニケーションツールとしても
    絶大なる力を発揮してくれる頼もしいヤツ。

    日本人の美意識からくる
    「おもてなしの心」は
    実は三時のおやつという習慣にも
    ひそやかに息づいているような気がします。

    表紙も可愛いのでインテリアにもなるし(笑)
    (どんなインテリアや!)
    一つのエピソードがサラッと読める長さなので
    通勤通学のお供にもピッタリだし、
    食エッセイ好きなら
    なおさら至福の時が過ごせる一冊ですよ(笑)

  • 30人のクリエイターによる、おやつエッセイ。子供の頃に食べた懐かしいおやつから、大人になって初めて食べたような物まで様々なおやつがエピソードと共に綴られている。中にはおやつ?と思うようなものもあるが、美味しいものの話は読んでいて本当ニヤニヤしてしまう。わかるわかる!とか、初めて聞いた!とかいちいちリアクション大きくしながら一気に読んでしまった。おやつの思い出って、なんだか幸せを感じてしまう。
    私の思い出のおやつってなんだろう?小さい頃のタマゴボーロ、ヒロタのシュークリーム、ピープ(シフォンケーキみたいな菓子パン?今でも時々食べます)、おばあちゃんが作ってくれたはったい粉(はったい粉の話も文中にあり。)、アメリカンドーナツ、パウンドケーキ、ゼリエースとプリンミクス、ツインクルチョコレート…思い出は尽きない。

  • うふっ。思わずにやけてしまうほどの、
    懐かしくておいしそうなおやつがてんこ盛りです。
    そして、この豪華な作家さんのラインナップ♪

    まず「サンボのとらバターで焼いたホットケーキ」は外せない。
    「サンタの長ぐつ」履いた!履いた!
    「吉備団子」初めてホンモノを見たときの感想…わかる~。
    だって桃太郎が犬、猿、雉を釣って(失礼)鬼を退治したパワーの源ですよ!
    おむすびのような大きいお団子を想像しちゃってたもの。

    定番のお菓子も、皆さん独特の食べ方のこだわりがあったりしてね。
    初めて聞くお菓子や、なかには「おやつなの?」と言いたくなるような思い出の味もあって楽しかったです。

    そんな私の思い出のおやつは、母の手作りのケーキ。
    そのなかでも一番好きだったのが「マドレーヌ」
    それもケーキ屋さんみたいにラッピングしてあってね。
    ランドセルをしょって学校から帰ってきて、ドアを開けた瞬間、
    母の焼くケーキの香りがしたときの、あのうれしかったこと!
    今と違って、製菓材料を揃えるのがそう簡単ではなかった時代。
    (生クリームは近所のケーキ屋さんから牛乳瓶で分けてもらっていたみたい)
    その頃住んでいた仙台のサトー商会(?)というお店に、
    よく母に連れられて行った記憶があります。

    偏食で、食の細い子供だった私が大喜びで食べるので、
    なんとかおやつででも栄養を摂らせようと、がんばってくれたんだと思います。
    こうして書きながら、今では自分一人で大きくなったみたいに、
    母に向かって生意気な口をきいてしまう自分を反省しきりです。

    なんだか自分の思い出のおやつ自慢みたいになってしまったけれど、
    誰もがおもわず「私の思い出のおやつはね~」って話したくなるような、
    至福の一冊だと思います♪

  • おやつにまつわる思い出は誰でも持ってるかも。
    私は何だろう?小学校の時の給食のパンを持ち帰って、おじいちゃんと一緒に食べた事かな~

    本の中では東直子さんのパウンドケーキが、とっても作ってみたくなって印象に残りました。

  • 子どもの頃のおやつの時間を懐かしく思い出した。
    母が作ってくれたおはぎやパウンドケーキ、友だちとそろばん教室の帰りに寄る駄菓子屋さんで買った、ひも付きのいちご飴や、きなこ棒などなど、読んでいるうちに小学生の頃の記憶がひょっこり顔を出して、家の台所の匂いや、夕方の街の色までなぜだか思い出してしまった。
    こんなことまで思い出させてくれるなんて、おやつって、不思議な力を持ってるんだなぁ。

    30人それぞれのおやつが、それぞれのスタイルで紹介されているアンソロジー。読んだことがない作家さんにも出会えて楽しかった。
    伊藤たかみさん、原宏一さん もっと読んでみたくなった。
    柚木麻子さんの「煮りんごセラピー」、益田ミリさんの「チョコクリーム」好きな話でした。

  • あなたの特別なおやつって何でしたか。それに答えるかのようなエッセイ集。作家や俳優や映画監督など、形は違えども皆クリエイターの30名が語る各5頁。「あ」行の「井村屋のあんまん」から「ら」行の「ロバのパン屋さん」まで、中にはこじつけもいいとこの(笑)おやつの名前が並ぶ並ぶ。それぞれにイラストも付いていてほっこり。

    聞いたこともなかったおやつ、読んだことのなかった作家に興味を惹かれます。やはりいちばん好きだったのは、もともと大好きな作家、森見登美彦か。しかしどれも楽しい。

    私のスペシャルおやつも考えてみる。ゴーフル1袋3枚をひとりで食べてもいい状況のときは、バニラ、ストロベリー、チョコレートのどれで始めてどれで〆るかさんざん悩んだものでした。まんまるのゴーフルをそのままパリパリと食べられる幸せ。母が焼いてくれる三つ編みパンとかニンジンのパウンドケーキも大好きでした。冬になるとアラジンのストーブの上に網を置き、酒粕を焼いて砂糖を載せて食べるのも特別なおやつ。父のお土産には十三(じゅうそう)・喜八洲総本舗の、みたらし団子ではなく酒饅頭が頻繁に登場していましたし、思えばその頃から私の酒好きへの道は培われていたのかも。ねぇ、お父さんお母さん。

  • アンソロジーで短編を一作だけ読んだ作家さん、何冊も読んでいるけれど私生活は全く存じ上げない作家さん、お名前だけ存じ上げている方々…
    そんな皆さんの「おやつ」に対する思いがあふれている一冊。

    ああ、そういう子供時代を送ってきたのか、と、とても貴重な宝物を見せてもらった気がする。
    普段の作品からは想像もつかず、「ここだけ」なのかなという秘密感もあったり…
    年代が同じ方とは妙に共感したり。

    だいたい、みなさん、非常に思い入れを込めていらっしゃる。
    「おやつ」という言葉から、子供時代を振り返ったものも多く、タッチタイピングで文章を打ちながらも、視線は斜め45度上空をさまよい、魂は幼き頃に遊んでいるのではないか…という情景が目に浮かぶようだ。

    ちょっと可笑しかったのが、友達の家で食べたおやつがすごく印象に残っているのに、「友達の顔は覚えていない」と、口をそろえて書かれていること。
    あと、バタークリームのケーキは美味しくなかったね、という感想。

    バタークリームのケーキ、わたしはあれはあれで美味しかったと思いますが、その後生クリームのケーキを食べたらその美味しさに飛びあがりましたね、はい。

    柚木麻子さんの作品が一番よかった。完成度高い気がする。
    平松洋子さんは普段から食のエッセイが多いせいか、なんだか…。

    挿絵もとても可愛くて好きな絵柄だが、ちょっと間違い発見。
    筆者との年代差だろうか。

  • 一部作家さんじゃない方も入っているが、ほぼ作家さん達なので、やはり言葉のプロにかかると昔のおやつ及びその背景が俄然生き生きと蘇ってくる。
    文筆業の方達って、表現力だけでなく記憶力も素晴らしいのだなあ。

    内容としては、安っぽいおやつの方が、なんだか懐かしくて楽しい。
    各タイトルのおやつだけではなく、それぞれの本文に書かれているおやつの中にも懐かしいものがいっぱいあった。

    そういうわけで、自分がそんな年代だからなんだろうけれど、40〜50代の方が書いているおやつの方が魅力的で、大好きな万城目学氏はお若いから小洒落た「タルト」だったのが個人的に残念。

  • 色々なおやつがあって面白かったです、時代と共におやつの金額が変化するのも。個人的に加藤千恵氏のエッセイが心に残りました。

  • PR誌「asta*」に連載されていたコラムをまとめたもの。物書きのみなさんのおやつの思い出話で、うまいのもそれなりのもあって(文のスタイルや話運びのうまさなど如実に力の差がみてとれるのがおもしろいともいえる)、暇つぶし好適品。
    「バタークリームケーキはおいしくなかった」「親がいそがしくて、ちゃぶ台に毎日小遣いが置いてあった」「甘いものよりスナック菓子」など複数の人が同じように思い出していることもいくつかあった。

  • (2016/2/27読了)
    五十音順に並んだ思い出のおやつが30。おやつ好きには見逃せない本です。
    30人の作家さんの中には、既読の作家さんがたくさん。
    森見さん、大島さん、万城目さん、柚木さん、ナオコーラさん、原宏一さん、そして大好きな益田ミリさんも。
    子供の頃の思い出だけではなく、大人になった今のもあるし、甘くないものものあります。
    同年代の作家さんの昔話には、自分の幼き日を思い出し、今は亡き両親を思い出しました。座卓(冬はこたつ)に毎日10円玉が二枚置いてあり、それを握りしめて駄菓子屋にいった小学生時代を。
    「ふたたび」が付いた続編が出ているようなので、図書館に入ったら是非読みたいと思います。

    (内容)
    子どもの頃にお母さんがつくってくれたケーキ、友だちの家でごちそうになった不思議なおやつ、どんなに豪華なお菓子より魅力的だったアレ…30人の人気クリエイターが、おやつにまつわる思い出を語ったエッセイ・アンソロジー。おいしい記憶がたっぷり詰まってます!

    (目次・名前の後の数字は生年)
    「あ」と「か」のおやつ
    井村屋のあんまん         壁井ユカコ
    いもだんご            大崎 梢
    カップヌードル          平山夢明 1961
    木登りバナナ           絲山秋子 1966
    吉備団子             森見登美彦 1979
    キュウリ             仁木英之 1973
    グミベアー            ミムラ 1984
    ごかぼう             伊藤たかみ 1971
    ココナッツサブレ         大島真寿美 1962
    「さ」と「た」におやつ
    さきいか             椰川美智子 1970
    サンタの長ぐつ          越谷オサム 1971
    塩トースト            平松洋子 1958
    タルト              万城目 学 1976
    ちいさくてかたくてしょっぱいもの 彩瀬まる 1986
    チョコクリーム          益田ミリ 1969
    豆花(ドウファ)         加藤千恵 1983
    「な」と「は」のおやつ
    煮りんごセラピー         柚木麻子 1981
    パウンドケーキ          東 直子 1963
    バタークリームケーキ       安東みきえ 1953
    はったい粉            天野頌子
    パフェ              山崎ナオコーラ 1978
    パン               宮下奈都 1967
    百円玉              中脇初枝 1974
    風船ガム             あさのますみ 1977
    ペヤングソースやきそば      原 宏一 1954
    ホットケーキ           森 まゆみ 1954
    ホームランバー          犬堂一心 1960
    「ま」と「ら」のおやつ
    めくるめく角砂糖         梨屋アリエ
    ラムネ              内澤旬子 1967
    ロバのパン屋さん         金原瑞人 1954  

  • 思い入れのある、3時のおやつたち。

    あ行から並べられたお菓子達。
    そうそう、と同意するものもあれば
    そんなものが!? と思うものまで。

    食べてみたいのは、いもだんご。
    しかしどういうものか知りたいのが
    塩バタートースト。
    どれぐらい塩を振ればいいのか…。
    ぱらぱらと、と書かれていますが
    ひとつまみ程度なのかどうなのか。
    塩パン、みたいな感じになるのでしょうか?

    そういえばペ○ングの焼きそば。
    食べた事、ないです。
    普通の焼きそばとは違う、ソースの味でしょうか?

  • ご飯を食べ終わったのに読んでいるとお腹がすいてくる。それくらい作家陣のクオリティの高い3時のおやつエッセイ。柚木麻子のおやつエッセイは食レポレベルの高さで流石である。

  • おやつの話から垣間見えるのは書き手の人生だけではありません。読み手の人生も、です。母が用意してくれた普段のおやつ、いただきものやよそにお邪魔した時の特別なおやつなどいろいろ思い出しました。楽しかったことも少し恥ずかしい思いをしたことも。
    ミムラさんのグミベア―のお話から思い出したのは、あるピアニストの方のエッセイにあったグミベアーのお話です。そこから検索を重ねてくらもちふさこさんの「花に染む」に出合いました。そういうことも読書の醍醐味の一つかと思います。

  • 作家を中心に30人のクリエイターが語る思い出のおやつ。いかにもなおやつを選ぶ人、作風からすると意外な選択をする人、それぞれに楽しい。個人的には平山夢明さんのカップヌードルが好きでした。

  • 表紙からすごいお腹が空く。
    読んでもお腹が空く。
    著者それぞれのおやつの定義や常識が見えておもしろかった。
    しょっぱい系のおやつが衝撃受けるのもなんだかわかる。

  • 甘くないのが良いです。。。

    ポプラ社のPR
    「30人の人気クリエイターが語る、とっておきの“私のおやつ"!

    子どもの頃にいつもお母さんがつくってくれた懐かしいケーキ、自分で初めてつくったクッキー、友だちの家でごちそうになった不思議なおやつ、いちばんお気に入りのスイーツ、どんなに豪華なお菓子より魅力的だったアレ……30人の人気クリエイターが「おやつと言えばこれ! 」というとっておきを、それにまつわる思い出とともに語ります。
    ポプラ社の小説誌「asta*」掲載の人気エッセイ30篇をまとめた、おいしい記憶がたっぷり味わえるエッセイ・アンソロジーです。

    ★執筆者一覧(50音順) あさのますみ/天野頌子/彩瀬まる/安東みきえ/伊藤たかみ/絲山秋子/犬童一心/内澤旬子/大崎梢/大島真寿美/加藤千恵/金原瑞人/壁井ユカコ/越谷オサム/中脇初枝/梨屋アリエ/仁木英之/原宏一/東直子/平松洋子/平山夢明/万城目学/益田ミリ/ ミムラ/宮下奈都/森まゆみ/森見登美彦/椰月美智子/山崎ナオコーラ/柚木麻子 」

  • 雑誌・asta*掲載のエッセイ『3時のおやつ』を文庫化。
    おやつにまつわる30人分の記憶がぎゅっと詰まった、おいしい一冊。
    ひとりひとりのページ数が少ないので、さくさく読めてしまう。
    おやつ自体が魅力的なわけではなく、その状況で食べたおやつだから記憶に残ったんだろうなぁと、筆者たちの子供時代に思いを馳せて、しみじみ愛おしさを感じた。

  • 図書館で。
    簡単に読める感じ。あまり後には残らないかな

  • 「おやつ」って語感がそもそも勝利ですよね。
    1人5ページ程度、どこからでも誰からでも。
    隙間時間にちょうど良いところも勝利ですね。
    幸福感溢れる、あれこれいろいろおいしい本。
    (^^)

  • おやつにまつわるエッセイのアンソロジー。ここで語られるおやつのお話は、作家さんたちの子どもの頃の思い出で語られてノスタルジーを感じます。甘いおやつ、甘くないおやつ、でもお話はちょっとほろ苦いものも。ペヤングはスイーツなのかな。そして森見さんのお話は可愛くて1番心に残ります。わたしの思い出のおやつってなんだろうな、と思いを馳せました。

  • いろんな作家さんの三時のおやつの思い出。
    甘かったりしょっぱかったり、いろんな味と文章を楽しめまたした〜

    でも正直、アンソロジーって苦手かもしれない。
    当たり前だけど、作品ごとに作家さんが違うから文章の書き方も違う。
    ひとつの文章に慣れたころに違う書き方がはじまってしまうのが、ちょっと。
    一日一編とかなら違和感なく読めたのかな。

  • 「すごいねえ、幸せだね。」

    ブルーベリー味の風船ガム
    めっちゃ懐かしい~!

    自分も子どもの頃
    遠足のお菓子選びでわくわくしたなあ
    とか、懐かしい思い出が
    浮かんできた。

  • 短いエッセイですが、文章にそれぞれの個性が出ていて面白かったです。おやつの話のはずなのに、この人既婚者だったんだ等、違うところに気を取られたりもしました。読んでいて、自分のおやつの思い出を掘り起こそうとしましたが、なかなか出てこず。今でこそケーキや和菓子が好きだけれど、小さい頃はそんなにおやつを食べたいと思わなかったなあ。万城目さんのタルトの話には、とても共感しました。別にそこまでタルトが好きというわけではないが、惹かれてしまう。

  • 図書館にて単にお菓子が好きで表紙のドーナツも美味しそうだったからというジャケ借りだったのですが、開けてびっくり、めちゃめちゃ豪華なラインナップのエッセイ・アンソロジーでした。

    商品名をずばり出しておられる方も多く、あー懐かしいー!と思ったり、短いストーリーながらジーンとさせられたり。
    ああ私もそういうことあったな、あれもう一度食べたいななんて普段思い出すことのない記憶がたくさん甦りました。
    ほっこりとちょっと息抜きしたい方におすすめしたい一冊です。

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([ん]1-6)3時のおやつ (ポプラ文庫)の作品紹介

30人の人気クリエイターが語る、とっておきの“私のおやつ"!

子どもの頃にいつもお母さんがつくってくれた懐かしいケーキ、自分で初めてつくったクッキー、友だちの家でごちそうになった不思議なおやつ、いちばんお気に入りのスイーツ、どんなに豪華なお菓子より魅力的だったアレ……30人の人気クリエイターが「おやつと言えばこれ! 」というとっておきを、それにまつわる思い出とともに語ります。
ポプラ社の小説誌「asta*」掲載の人気エッセイ30篇をまとめた、おいしい記憶がたっぷり味わえるエッセイ・アンソロジーです。

★執筆者一覧(50音順) あさのますみ/天野頌子/彩瀬まる/安東みきえ/伊藤たかみ/絲山秋子/犬童一心/内澤旬子/大崎梢/大島真寿美/加藤千恵/金原瑞人/壁井ユカコ/越谷オサム/中脇初枝/梨屋アリエ/仁木英之/原宏一/東直子/平松洋子/平山夢明/万城目学/益田ミリ/ ミムラ/宮下奈都/森まゆみ/森見登美彦/椰月美智子/山崎ナオコーラ/柚木麻子

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