- Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591141724
感想・レビュー・書評
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日常の小さな謎を数学を使って、解決していくシリーズ第2弾。前作から時間を空けてから、読んだので、宙がアメリカへ行ってしまったことなんて、すっかり忘れてしまってた。
その代わり、今回は遥の目線で描かれている分、数式とかも難しくないし、逆に読みやすくなったかも。第3弾も楽しみ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
店長がいなくなってしまった数学屋。
悩みを解決するには一人では無理で…。
案外ひとりでも何とかなっています。
周囲の友人に助けられてもいますし。
時期は文化祭。
舞台にするか、模擬にするかで、まず話し合い。
そうしていると、店の方にも依頼が来たわけですが
これはちょっと…難しい、気がしなくもない。
途中の章に『乙女心を理解しなさい』というのが。
これはあちらの事を指しているのか
解決せねばならない人を指しているのか。
電話やらメールやらパソコンやら
色々駆使していますが、何だかこの二人が
喋っている事に落ち付いてきます。
そして最後…。
恐ろしいくらい、目立ちまくるジャックですw
なんかこう…やりやがった、というよりは
よかったね、という気がします。 -
恋愛不等式に続き、今度は心の漸化式だ(^^;)こじつけのような気もするけれど、着眼点が面白い♪続編という事は前回、旅立った宙くんが帰ってきたのか?(^o^)と思ったけれど、違った(>_<)次はどんな数学で、お悩み解決するのかな~♪
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1を読んでいないのだけれど…とりあえず2から読み始め。
学生時代数学が大の苦手だった私。数式をみただけで……あ、だめだ……。中学生設定にしたらすっごい天才じゃないか。作者のプロフィールを見たら東大卒、数学オリンピック出場。私には到底理解できない次元にいる人だ……。この人は日常の物事を数字に置き換えたりしているんだろうか。 -
前作の続き物
数学屋を引き継いだ天野遥が数学を駆使して学校生活の様々な問題に取り組むお話
前作で宙のキャラクターに惹かれて読んだので、宙の出番が少な目で、少し寂しかったが、終盤の宙の語りの部分はとても良かった。
身近な問題を数学で解決という点については、前作よりちょっと無理矢理な感じがしてちょっと…
扱っている数学の内容が高校レベルなので、苦手な人には優しい解説も、ちょっとわかる人にとっては冗長に感じてしまうかも。 -
アメリカに転校して行ってしまった宙の代わりに、数学屋の代理店長として頑張る遥。さっそく、夏休み明けから登校していない聡子のことを相談されるが…。
続編が出ていたので、さっそく拝読。
前巻のラストで甘酸っぱい話に突入か?と思いきや、
意外とそうでもなく…肩すかしをくらったような、
お預けされたような…笑
宙がいない中、ひとりでも頑張る遥に、
前巻でも助けてくれた仲間が力を貸してくれます。
友達っていいな。そんなふうに思わせてくれる一冊。