(P[み]5-1)招運来福! まねき猫事件ノート (ポプラ文庫ピュアフル)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 122
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591142080

作品紹介・あらすじ

伊勢神宮のご利益で、まねき猫がしゃべり出した!?
凸凹コンビが謎と福(?)を呼び込むユーモア猫ミステリー!

惚れっぽいが男を見る目がないママと二人暮らしの凪。
お嬢さま学校にもなじめず、引きこもりがちだ。
ある日ママの新しい恋人に連れられ、式年遷宮で賑わう伊勢神宮へ行くことに。
そこで買ってもらった黒いまねき猫が突然しゃべり出した!
遷御の儀式の際に引越しし損ねた八百万の神のひとりだという。
願い事を叶える見返りに人捜しを命じられた凪は、思わぬ事件に巻き込まれ――。
少女とまねき猫(時々黒猫)が織りなすユーモア猫ミステリー!

感想・レビュー・書評

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  • まねき猫が猫として活躍するとてもユーモアたっぷりの面白い作品でした。伊勢うどんや赤福氷などがでてきて食べたくなってしまいました。
    誘拐された後の展開がなかなかテンポがよくひきこまれてしまいました。マネコがかわいらしくて想像しながら読みました。猫好きなら読みたくなるユーモアミステリーです。

  • 不思議テイストの優しいお話。
    好き~。
    ラスト、なんだか泣き笑いになっちゃった(笑)

  • お母さんに幸せは来るのか

  • 短編「招き猫狂想曲」、中編「凪とかわいい悪魔とお伊勢さん」収録。

    女子中学生と招き猫に憑依した猫のユーモアミステリー。
    恋愛体質のママと二人暮らしの凪は、お嬢作学校になじめず引きこもりがちの女子中学生。ある日ママの新しい恋人に連れられて行った伊勢神宮で黒い招き猫を買ってもらうが、その招き猫が突然しゃべり出し・・・。

    ミステリーというより事件に巻き込まれてのドタバタ劇。
    ほんわかした設定・語り口の割には、少々残酷な描写や内容。
    何よりワガママ・生意気な小学生の一希にイラつき、面白さ半減だった。
    (図書館)

  • 伊勢で買った訳ありの招き猫(実は猫になれる)と女子高生が身近な事件を解決するシリーズ。

    ヤングアダルト向けというかんじ。
    それほど凶悪な事件は起こらず、キャラクターも若い人に受け入れられやすいというか。
    それにしても、事件の多くは惚れっぽいママが原因かな(直接的・間接的に)・・・。


    たまたま行った伊勢で、道中の本が切れそうになったためにわざわざ探した古書店で、たまたま置いてあったこの本を手に取る・・・。
    因果を感じるなあ。

  • 猫が出てくるというだけでもう大好き☆おもしろくないわけではないんだけど、おもしろかった‼というほどでもないf^_^;キャラはわりと立っていてキライじゃないなぁ、ただ蝶子さんのカレシ達はちょっとダメンズばかりだけど。 でも仔猫のマネコが痛い目にあうとこは眉をひそめました。個人的にはああいう場面を想像するのもいや。再読は…多分しないかもです。

  • 恋愛体質の母を持つ中学生の凪とまねき猫に憑りつく黒猫のマネコのコンビが降りかかる事件に立ち向かう連作ミステリ。レーベルに合わせたライトミステリテイストの強い内容ながら、ほんわかほっこりとは言い難い命の危機スレスレな災難に見舞われる作品であることに気付くまでどういう方向性で読むべきなのか戸惑いました。マネコに対する傷害と誘拐騒動をニコイチにした後半部は主軸が不明瞭になってしまい、せっかくの推理がそれほど効果的に見えなかったのが勿体なし。

  • (収録作品)凪とマネコの七日間/凪とかわいい悪魔とお伊勢さん

  • タイトルと表紙につられて。軽めかと思いきや、なんか妙に重かったりとアンバランスな感じ…キャラクターもみんなとくに好きになれず…なんか残念。

  • 招き猫の置物が本物の猫に。ちょっとミステリー風。
    2015/11/13

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著者プロフィール

三重県生まれ。2009年、島田荘司氏選考の第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作を受賞した『少女たちの羅針盤』でデビュー。14年「五度目の春のヒヨコ」が第67回日本推理作家協会賞短編部門の候補に。20年『ランチ探偵』『ランチ探偵 容疑者のレシピ』が「ランチ合コン探偵 ~恋とグルメと謎解きと~」のタイトルでTVドラマ化。ほかに「社労士のヒナコ」シリーズ、『冷たい手』など著書多数。

「2022年 『ランチ探偵 彼女は謎に恋をする』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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