(P[こ]3-7)一鬼夜行 鬼が笑う (ポプラ文庫ピュアフル こ 3-7)

著者 :
  • ポプラ社
3.79
  • (12)
  • (22)
  • (14)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 185
感想 : 19
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591142097

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 一鬼夜行シリーズ 6作目。そして第1章完結。
    猫又長者との戦いのために喜蔵の元を去った小春
    そんな小春が心配でしょうがない喜蔵や深雪達。

    6作目までくると喜蔵もだいぶ変わったなぁと思う
    1人の時って周りに煩わされることもないし現状それで何も不満を感じてないのに、人の温かさに触れた後また1人に戻ると寂しく感じるんだよねぇ
    第2章も読むのが楽しみです

  • 読みも読んだりシリーズ5弾の6冊完結版、全体を通してみれば「面白かった!」となるのだがそれと同じくらいに「え、これで終わりなの!」という感も強いのが正直なところなのである。
    前の巻では広げた大風呂敷を纏めに締め上げるところで結び目からこぼれる云々の例えをしたのだが今回は風呂敷が破れてしまったような気がする…巻を追うごとに登場した結末への鍵を握るであろう人と妖たちはいったいどこへ行ってしまったのだろう(最終巻でも更に登場した猫たちはスピンオフにつながるようだが…)
    最後は酷評になってしまったがこの作家さんはあらゆる面で上手いと思う、それだけに企画を膨らませ過ぎたことが残念でならない
    第二部へと続くようだが私的には積んである一部番外編で完結にしたいと思います

  • 気を抜ける場面が少なくて意外と疲れた。

著者プロフィール

1984年東京都生まれ。國學院大學文学部史学科卒業。母方にトルコ人の祖父を持ち、名はトルコ語で「強い、優しい、美しい」などの意味を持つ。2008年「一鬼夜行」で第6回ジャイブ小説大賞を受賞しデビュー。主な著作に「一鬼夜行」「銀座ともしび探偵社」シリーズ、『総司の夢』『梟の月』『歳三の剣』など。

「2022年 『時代小説アンソロジー てしごと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小松エメルの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×