ラスト・ソング (一般書)

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著者 : 佐藤由美子
  • ポプラ社 (2014年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591142158

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ラスト・ソング (一般書)の感想・レビュー・書評

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  • 2016/7/5読了。
    ホスピスでの音楽療法など、私には辛くてきっと無理だろうという先入観を持って読み始めたものの、佐藤さんのすごく濃密な体験に涙が出そうに…
    表面的な悲しいとか、辛いという感情を乗り越えて、もっと奥にある人の人生の奥深さに触れる読み応えのある一冊。

  • 生きるとはいずれ死を迎えることであるし、死ぬことは生きてきた証なのだろう。

  • 自分には音楽の才能は無いが、歌の持つ不思議な力は分かる。人生のラストステージに、音楽による癒しと人同士のつかの間の交流を書き上げた良書

  • ホスピスで働く音楽療法士の著者による実話。

    様々な患者の最期にまつわるストーリをつづっている。

    音楽は時に、アルツハイマーや認知症などの人にも
    かつての自分を思い起こす力がある。

    忘れていた娘の名前を呼んだり、脳梗塞の人が一言ではあるが言葉を発したり。

    その患者が音楽療法に適するか否かの見極めもするそう。
    言われてみれば当たり前かもしれないが、すべての患者が対象とは限らないことを知った。

  • 音楽療法士の佐藤由美子さんが、音楽療法を通じて出会った患者さんの10編のエピソードがつまっています。

    死を間近にした患者さん。
    もう手を動かす力や目を開ける力もなく、話すことだって難しい。でも、聴覚だけは最期まで残る。
    私だったら、人生の最期に何を聴きたいだろうか…と考えさせられました。
    音楽には、様々な力があると思います。
    落ち込んでいる時、悩んでいる時に元気にさせてくれたり、癒されたり、色々考えさせられたり…
    まだまだ音楽療法士は、少ないと思います。私も最近知りました。
    音楽の力をもっと医療の場に広めていけたらいいと思います。
    今生きている自分の人生。改めて振り返ってみたいと思えました。
    病院やホスピスで働く人々に限らず
    一般の方にも読んでもらいたい本でした。

  • アメリカで音楽療法士をしていた著者か出逢った10人の患者さんのお話。
    じんわり目頭が熱くなる。

    きっとシンプルな伴奏に透明感のある素直な音程の歌を聴かせてたのだろうなと、音楽を聴くように読めました。
    そしてお話に寄り添うようなシンプルな挿絵も素敵。


    人は死ぬとき、自分がこの世で手に入れたものを持っていくことはできない。死んだ後に残るのは、自分が他人に与えたものだけだ。
    このフレーズが特に印象に残った。

    私が死を覚悟した時に聞きたい曲は何かな。

  • アメリカで音楽療法士として働く佐藤由美子さんの10編の実話。

    それぞれの章が独立した話(症例)なのだけども、この10編をとおして、家族や死や恋、そして友人など、人生におけて学ぶことを一つの物語として捉えることもできる。

    特に死に対して・・・

    音楽療法が、療法でもあり、グリーフケアでもある。
    そして、著者自身のグリーフケアになっているのではないだろうか?
    ・・・そういうことを読了後に感じた。

    読者はこの姿を通して、よりよく生きることや自分の人生について、振り返ることができると思う。

    音楽療法という特殊な領域ではあるけども、読者に対してはどこまでも優しく丁寧に説明がなされている。

    医療やホスピスという領域の人のみならず、広く一般の人たちにも読んでもらいたい本。

    ----------------
    【内容(「BOOK」データベースより)
    聴覚は最期まで残る―。アメリカのホスピスで多くの人の心を癒してきた音楽療法士が語る、感動のノンフィクション。思い出の音楽にのせてつむがれる心あたたまる10篇を収録
    ———————
    【著者略歴「BOOK著者紹介情報」より】
    佐藤/由美子
    ホスピス緩和ケアを専門とする米国認定音楽療法士。バージニア州立ラッドフォード大学大学院音楽科を卒業後、オハイオ州シンシナティのMusic Therapy Servicesに所属し、ホスピスで10年間音楽療法を実践。2013年に帰国。米国音楽療法学会誌“Music Therapy Perspectives”やオンラインジャーナル“Voices,A World Forum for Music Therapy”にて音楽療法に関するさまざまな論文や記事を発表
    ———————
    【目次】
    Introduction
    最期まで残る感覚 ―きよしこの夜
    さよならのメッセージ ― What a Wonderful World
    言葉にできない想い ― Love Me Tender
    なにが私たちを生かすのか ― 輝く日を仰ぐとき
    死という鏡 ― 千の風になって
    忘れられない恋 ― Unforgettable
    悲しみとの向きあい方 ―椰子の実
    子どもと大切な人の死 ― The Rainbow Connection
    人生最期の旅 ― Over the Rainbow
    生きるということ ― 花~すべての人の心に花を~
    Outroduction
    ———————

  • 音楽の力 | 佐藤由美子の音楽療法日記
    http://yumikomusicjp.wordpress.com/2013/10/06/%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E3%81%AE%E5%8A%9B/

    ポプラ社のPR
    「あなたには、
    人生の最期に聴きたい音楽がありますか?

    ホスピスで1200人以上の患者さんを看取ってきた、
    米国認定音楽療法士が語る感動のノンフィクションが誕生!

    ◆患者さんとの思い出の曲を軸に紡がれる物語

    心あたたまる珠玉のエピソードを10篇収録。

    ♪言葉にできない想い ― 〝Love Me Tender〟
    度重なる脳卒中が原因で言葉を失ってしまったマイク。
    もう二度と、愛する妻に自分の想いを自分の言葉で伝えることができなくなった彼が望んだこと。
    それは、「自分の代わりに妻に歌をうたってほしい」
    ―そして、愛の歌が届いたとき、彼に小さな奇跡が訪れる。

    ♪死という鏡 ― 〝Over the Rainbow〟
    「この病気に感謝してるんだ」
    ALSという難病に苦しみながらもスティーブは言った。
    家庭を顧みず、仕事一筋で生きてきた彼が最期に気づいた、「人生で最も大切なこと」とは?

    ♪生きるということ ― 〝花~すべての人の心に花を~〟
    心臓病とうつ病に悩み、家族とさえ口をきかなくなってしまった時子さん。
    実は彼女は沖縄戦の生き残りだった。
    戦争というつらく悲しい過去にとらわれ、心を閉ざしてしまった彼女の心を解きほぐしたものとは一体?
    「生きる意味」を問う、感動の物語。

    ◆聴覚は最期まで残る?
    意識不明の患者さんにも、聴覚だけは残るということを知っていましたか?
    末期の患者さん、残されるご家族のために思い出の音楽を届けることで、悔いなく最期を迎え、言えなかった思いを打ち明けるきっかけになるのです。
    最期まで音楽は届く、だからこそ音楽療法にも意義があるのです。 」

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