(045)病名がつかない「からだの不調」とどうつき合うか (ポプラ新書)

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著者 : 津田篤太郎
  • ポプラ社 (2014年11月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (161ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591142226

(045)病名がつかない「からだの不調」とどうつき合うか (ポプラ新書)の感想・レビュー・書評

  • NHKの「総合診療医ドクターG」に出演している先生の著書。専門は膠原病、自己免疫、リウマチなのですが、幅広い知識を持っている。まとめ方が上手。


    精神科の神田橋條治先生、中井久夫先生の話も出たので驚いた。他、遺伝子医療、遺伝子カウンセリング、アンジェリーナ・ジョリー、更年期、自律神経失調症、漢方薬、膠原病、リウマチなど。



    組織の形状異変、画像診断で病態がとらえられる病気⇒「器質的疾患」
    形状などには異常が確認されないのに臓器などの機能が低下する病気⇒「機能的疾患」⇒画像でも血液検査でも原因がはっきりしない⇒診断が難しい。

    =未病=
    自覚症状はないが検査では異常がある状態⇒西洋医学的未病
    自覚症状はあるが検査で異常がない状態⇒東洋医学的未病

    原因と結果が一直線なら、西洋医学が有効



    第4章からが「よくわからない不調とのつき合い方」に入るので、(無駄な)前置きが長いな…と思った。4章はたったの50ページほど。で、結構むずかしいことが書かれているので、そこが知りたい!という手前で終わった感じ。結局はセルフモニタリングがうまく出来るようになること。普段の自分の体の正常をよく知り、これくらいならこうしよう、これは病院に行こうとか…自己観察能力を高めておくことが大事らしい。

    医師が膨大な病気の中から、患者の診断をつける(辞書をイメージする)というあたりは、なるほどなぁ~と思った。


    新書ってずるいな。当たりハズレが大きいってこういうことを言うんだな…。最近、新書の構図というか…構成のずるさ(巧みさ)を、この本でよく分かったような気がした。

  • 読みにくい本であり、かつ、わかりにくい本でした。精読すればいいのかもしれませんが、さらっと一読で終えました。読後、何も残らなかっためずらしい本です・・・。タイトル自体が難解ですね。

  • 病名がつかない体調不良は、原因も特定できず、つらい思いをしている方が多いと聞きます。また、検査結果に異常値はあっても、不調を感じない方もいます。

    「自覚症状はあるが検査では異常がでない状態」=東洋医学的未病。
    「自覚症状はないが検査では異常がある状態」=西洋医学的未病。

    と捉えて、様々な切り口から、病気と未病の境目を考えさせられる一冊。

    とりあえず、つけられる病名に対して、医者が確信を持てないこともあるとすると、患者としては、どう捉えればいいのか。痛みや症状の原因は、特定の部位の話なのか、身体全体のバランスの中での課題なのか。

    病気・不調について、改めて考えさせられ、特定の疾患ではなく、展開される一冊。納得感あり。誰もが、西洋東洋で区別されない、身体のコンディション不調について、理解につながる一冊でした。

  • 東洋医学の視点も盛り込んだ先生のお話。

    このような先生が増えることを望む。

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(045)病名がつかない「からだの不調」とどうつき合うか (ポプラ新書)の作品紹介

「原因不明、治療法なし」
そう言われても大丈夫!
乗り越える方法は必ずあります。

NHKの人気医療番組「総合診療医ドクターG」出演、
注目のドクターが不調とのつき合い方&役立つセルフケアを伝授!

めまい、耳鳴り、手足のしびれ、微熱……医師にもなかなか診断がつかず、病名もはっきりしない「からだの不調」に悩む人は多い。
聖路加国際病院、リウマチ膠原病センターの副医長を務める著者は、そうした患者と日々向き合っている臨床医。実際に診察した具体的な事例をあげながら、病名がわからない理由、病名がつかない「病気」に対する医療のアプローチ、患者へのアドバイスなどを紹介する。
原因不明の不調に悩む人々の心を軽くし、医療への向き合い方もわかる一冊。

【著者プロフィール】つだ・とくたろう。1976年、京都府生まれ。京都大学医学部卒業。北里大学東洋医学総合研究所医史学研究部客員研究員。聖路加国際病院リウマチ膠原病センター副医長。現代医学と漢方、両方を取り入れた診療を実践している。医学博士、日本リウマチ学会専門医、日本東洋医学会漢方専門医。NHK『総合診療医ドクターG』への出演、医事指導も務めている。

(045)病名がつかない「からだの不調」とどうつき合うか (ポプラ新書)はこんな本です

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