ねこ探!: ねこもしゃべれば事件にあたるの巻 (ポプラ物語館 61)
- ポプラ社 (2014年12月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (145ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591142349
感想・レビュー・書評
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図書館本。長女の「面白い」が出た本。猫2匹と子供2人を中心に、商店街の事件を解決します。長女は最近少し背伸びをしたシリーズにハマっているのだけど、まだまだこういう児童書も読んで欲しいなーとエゴが出てしまう母です。
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3年から。しいこさんらしいツッコミ満載のリズム良さ、先の読めないストーリー展開は、子どもも楽しく読みやすい。ただし、みけねえちゃんシリーズのみけねえちゃんを知っているとなんだかいろいろと交錯してしまい、イメージが変わってしまう。
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3匹の猫で結成されたねこたま探偵団は、いきなり解散の危機。
それを避けようと、猫の言葉が分かる人間を仲間に入れる……ていう、設定としては、かなりおもしろいお話。
猫の一人称なのも。
でも、残念ながら、にこちゃんの性格がどうもね…。
気の強い女の子が嫌いなわけではないんだけど、にこちゃんは何かダメだ…。
あと、イラストが怖い。 -
「ねこたま探偵団」・・・りゃくして「ねこ探」
平和通り商店街は、猫山田駅の東口から、まっすぐのびたアーケードの中にある。平和なこの町で、魚屋のねこ・タコスケが車にひかれて死んでしまった。
猫たちはその犯人を捕まえるために、「ねこたま探偵団」を結成した。
ミケねえちゃん、トサマル、シャンプー、わさび、ピース・・・商店街にいる猫たちと、ねこたま神社の特別な水のおかげで、猫と話が出来るようになった人間の銀ちゃん(お弁当屋さんの息子)とにこ(ケーキショップ銀河の娘)がメンバーだ。
マイペースでちょっとぬけてる銀ちゃんと、オシャレで自意識が高くて食い意地が張ってるにこと、妙にツッコミ鋭い猫たちの掛け合いが面白い。 -
平和通り商店街の七夕の短冊に脅迫状がつるされていたため、七夕まつりの開催があやぶまれている。
『ねこたま探偵団』のトサマルとピースとミケねえちゃんの3匹は、「かつおぶし早食い競争」が無くなっては大変と、会議をしていたが何もうかんでこなかった。
するとトサマルは、奥の手を使って人間の子どもを仲間に入れて情報をつかもうと言い出した。
奥の手とは、ねこたま神社の裏手のわき水を子どもの頭にかけると、ネコ語がわかるようになるということらしい。
さっそく水をくんで、ピースとミケねえちゃんの飼い主の銀ちゃんの部屋に行ったところ、隣のケーキ屋のむすめのにこちゃんがいた。
何やら取り込んでいたが、にこちゃんはミケねえちゃんの怒りを買い、ミケねえちゃんが持っていた水は、銀ちゃんとにこちゃんにふりかかってしまった。