ゆめみの駅 遺失物係 (teens’ best selections)

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著者 : 安東みきえ
  • ポプラ社 (2014年12月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591142363

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ゆめみの駅 遺失物係 (teens’ best selections)の感想・レビュー・書評

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  • 初読み作家さん。
    自分のおはなしを失くしてしまった時届けられている場所…遺失物係。
    自分の物語は恥ずかしいけど穏やかな声で読んでもらえたら、と想像しました。
    『幸福な蝶』世界には幸福な景色がまだある…優しい気持ちになります。

  • 何かをなくした女の子。電車のなかで夢うつつに「なくしちゃった」と呟くと、いしつぶつがかり
    にいってごらん、て教えられ、訪ねてみる。
    そこで語られる、様々な人のなくしてしまったらしき、お話たち。
    一週間で構成されていて、依頼人がくる、劇中劇ならぬ 物語中物語が語られる、の繰り返しだから少し単調に感じるが、ホントに一日一話でよむのなら、丁度いいかも。小中学生の朝読書の時間に一話ずつとか、最適かも。 かたられる物語は、正統派の児童文学、といった感じで良質と思いました。宮沢賢治っぽい味わい。

  • 安東さんの本は割と好きで何冊か読んでいたが、これはいままで読んで来たものとは毛色が違うなと思った。
    (『頭のうちどころが悪かった熊の話』とか『まるまれ!アルマジロ』とか『ワンス・アホな・タイム』とか)
    なんだかまとっている空気が絶妙。
    他にはどんなものを書いているのか俄然興味が出てきたので、そのうち読んでみたいと思う。

    落し物として物語が届けられる駅。

    ちょっぴり行ってみたい。

  • 父親の転勤によって海辺の町から山間の町へと引っ越してきた少女。
    彼女は「失くした物語」を探すために、ゆめみの駅にある遺失物係へと通う。ここには、落し物の「物語」が集められていて、彼女はすりガラス越しで姿の見えない遺失物係から、その物語を聞かせてもらう。
    バクの母子の話、空を飛びたくて足と首が伸びた鳥の話、ガラスの人魚像とテントウムシの話・・・。
    織り込まれる小さな物語は愛らしい。
    ただ、少女が抱えている問題や惑いがよくわからない気がして、なんとなく物語が遠くに感じた。

  •  父の転勤にともない引っ越してきたのは山を越えた小さな町、由米美濃(ゆめみの)。
     ひっそりと、乗客の少ない電車で乗り合わせたおばあさんから、駅のいしつぶつ係に行ってみるといいと薦められる。
     いしつぶつ係って、なんだろうと思いながら、電車を降りて由米美濃駅の改札を出ると、長い通路がありました。
     その先にあったのは遺失物係で、この遺失物係は普通の落とし物ではなく、お話の落とし物が届けられるというのです。
     その遺失物係で、係の人に読んでもらうお話は優しくて、それでいてどこかほろ苦いのです。

     主人公の気持ちに寄り添ってお話を読んでいると、癒されるように感じました。

  • ゆめみの駅にある遺失物係には誰かが落としてしまったり、捨ててしまったお話が届くといいます。お話を無くしてしまったと気が付いた女の子が遺失物係に行くと、係りの人が届けられたあるお話しを聞かせてくれます。お話は童謡のようで暖かですが、時々心に刺さるような内容もあります。静かな冬にページを開いてみては ?

  • うーん。なんかふんわりしたまま終わってしまった。語り口も含めあまりしっくりこなかったかな。なくした物語が届く場所っていう設定は面白いんだけれど登場人物がどこへ向かっているのかがわからないまま終わってしまった感じ。

  • 駅の遺失物係が舞台の不思議なお話。遺失物係といっても、物ではなく、失くしたお話が届く場所。
    主人公の背景がイマイチ掴めず、感情移入・共感する間もなく終わってしまった感じ。でも、思わずホロっとする話や、ジーンとくる話など優しいお話たちでした。

  •  主人公の年齢と、語りの口調がどうもしっくりこなくて、あまりこのおはなしの空気感にのれなかった…。もう大人の女性にしてしまったら良かったのに。最後のおはなしの、人魚とてんとう虫のおはなしが良かった。そのおはなしだけ取り出して、素敵な絵本にしたい!

  • ローカル電車にゆられて通学する少女が、ふともらした独り言「失くしちゃった」。
    向かいの席の老女が「遺失物係にいってみたらいいですよ」と親切に教えてくれた。
    少女が利用している由米美濃駅に、それはある。

    駅の構内の奥に長く伸びた通路の先に、遺失物係はあった。
    少女はそこで係の人に失くしたものを聞かれたが、なにを失くしたのか忘れてしまった。
    しかし係の人が親切に尋ねてくれてやっと思い出した。
    それは「おはなし」だった。

    係の人が遺失物語台帳から探し出し、読んでくれたのが『冬のひだまり』という物語だった。
    しかし少女の探していた物語ではなかった。

    翌日少女はもう一度、遺失物係を訪ねた。
    そこにはすでに他のお客さんがいて、やはりおはなしを探しにきているようだった。

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