([な]11-2)日乃出が走る 浜風屋菓子話<二> (ポプラ文庫 な 11-2)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 95
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591142455

作品紹介・あらすじ

あの菓子はまさしく稲妻だった――
和菓子修行を続ける日乃出は西洋人のタカナミに出会い、西洋菓子の味の虜になる。西洋菓子に惹かれていく日乃出と、ぎくしゃくし始める浜風屋の仲間との関係。一方、浜風屋で働きはじめた娘・葛葉は兄を捜していると言うのだが、どうやら何かを隠しているようで……。
はたして浜風屋はかつての絆を取り戻すことができるのか!?
甘くて温かい明治菓子物語第二弾!

感想・レビュー・書評

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  • 子ども向け時代もの菓子づくり奮闘記。
    技能に関して疑問は残るけれど、ストーリーはわかりやすくおもしろい。
    アニメのよう。

  • 和菓子修業を続ける日乃出は西洋人のタカナミに出会い、西洋菓子に惹かれていく。日乃出と浜風屋の仲間との溝が深まっていく

  • だいぶ前に第一作を読んで、続きがあるとは思ってなかったところで出会いました。日乃出ちゃんがたくましく成長していて嬉しい。

  • 和菓子と洋菓子、それぞれ美味しそう。
    2022/2/22

  • 若き菓子職人日之出と、仲間たちの物語第ニ談。
    大物商人、谷善次郎との戦いにはかったものの、結局大事な掛け軸は手放すことになってしまった日之出。それでも職人として「浜風屋」を立派な店として大きくしていこうと頑張っている。そんな時、外国人の商人が日之出に自分たちがこれからオープンするホテルで、西洋菓子の職人として働かないかと誘われる。和菓子とは全く違う西洋菓子の魅力に興味がある日之出は、勝次と喧嘩してロビンソン商会が経営するホテルで西洋菓子の作り方を学ぼうとするが、、、。
    勝次や純也ともすっかり馴染み、浜風屋も順調に商いをしてる時に起こる西洋菓子をめぐる問題。菓子職人として新しいものに挑戦したい日之出と、まずは和菓子をしっかり学んでからと耳を貸さない勝次。どちらかの言い分もわかるだけにハラハラする。エクレアやメレンゲがまだまだ知られてもいなかった時代の横浜の話が楽しい。結局落ち着くところに落ち着いて頑張る日之出。また続いていきそう。

  • うんうん、面白くなってきたぞ。
    日乃出が迷ったときにとる選択に共感。
    時代が移り変わり、人々の価値観も変わる。そんななかで自分は何を選択して進んでいくのか。それを迷いながらも周りの人々とともに進んでいく話はとても面白く読後感がいい。

  • 日乃出の頑張りが全く見えない。
    それどころか菓子を作っている描写がほぼ無いので、何をしているんだろうという感じ。
    子供のような覚悟の無い我儘で、好き放題にして皆に迷惑をかけているので、どうにも日乃出を好きになれません。

  • ちょっと洋菓子に傾倒しすぎかなー。

  • まだ続く感じですね。なんだか人物設定が中途半端で、落ち着かないです。

  • 日乃出ちゃんの周りが暖かかった♪
    そして次号が気になる!!

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