([い]4-3)なでし子物語 (ポプラ文庫)

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著者 : 伊吹有喜
  • ポプラ社 (2014年12月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (455ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591142462

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([い]4-3)なでし子物語 (ポプラ文庫)の感想・レビュー・書評

  • 母のおすすめ本。優しく強い物語。
    常夏荘の独特な雰囲気に、すっかりのめり込んでしまいました。
    いじめや生い立ちに苦しむ耀子と立海。
    夫を亡くし、思い出の中にだけ生きる照子。
    耀子と立海が心を通わせ、元気になっていく様子がとても嬉しかったです。だからこそラストが切ないですが…。
    照子と夫・龍一郎の関係も素敵。
    青井先生も魅力的でした。
    “自立、かおをあげていきること。
    自律、うつくしくいきること。”
    大事にしていきたい言葉です。
    七夕が近いこの時期に読めたのも良かった。
    ぜひ、いつか、また読みたいです。

  • 大林業家の孫に生まれ、愛情深いが専制的な祖父に振り回される少年・立海と、育児放棄にあった少女・耀子。二人は山深い屋敷で出会い。。。
    少年少女の成長の物語です。
    でも、これまで読んできた伊吹さんと少しイメージの違います。どこか重苦しく宿命という言葉が思い浮かびます。
    しかしそんな中でも幼い二人が育てる友情は清々しく、登場時はお高く留まった感じの家庭教師の青井先生やおあんさん(照子)の二人を見る目の温かさも心地良く。

  • わたしの2012年のベスト1です

  • 子供が主人公で感傷的な作品なので、あまり好みではなかったな。
    ただ、最後の方で龍一郎が新婚旅行先で語るシーンは良かったです。

  • 家族のことや友達のことでうまくいかない少年と少女と”おあんさん”、とりまく人々。劇的に何かが変わるのではなくて、じわじわと変わっていくお話だと思う。
    2015/9/16

  • 絶望を味わう子どもたちが
    生きる道をみつけつゆく物語。
    私も、うつくしく生きてゆこう。

  • 小泉今日子さん「この物語を読みながら私は何度も涙ぐんでしまう。」 いじめに遭っている少女・耀子、居所のない思いを抱え過去の思い出の中にだけ生きている未亡人・照子、生い立ちゆえの重圧やいじめに苦しむ少年・立海。三人の出会いが、それぞれの人生を少しずつ動かし始める。言葉にならない祈りを掬い取る、温かく、強く、やさしい物語。

  • 子どもたち(立海と耀子)へ向けられる大人たち(照子、青井、耀子のおじいちゃん)の眼差しが何ともあたたかく、ほっとする物語。
    「どうして?」ではなく、「どうしたら?」と考えて前に進むようにと青井が耀子を諭すところは、離れてしまっても境遇に負けることなく、強く生きていって欲しいという耀子への想いが伝わってじ〜んとしてしまった。
    常夏荘の様子の描写も美しく、映像化されたら素敵だろうなぁと思った。

  • 耳くそまでが最高に面白い

  • 悲しくて優しい話。

    傷ついている子供達と、傷ついて疲れてしまった大人の共同生活。

  • 途中までずいぶんことばがずっしりしていた。だんだんきれいなことが増えてきて、こんないいものあったんだな、みたいな。発見。すきです。
    と、思ったら四十九日のレシピの人だったのね。懐かしい。あの本も好きだった。

  • 「自立と自律」の物語

    自立 自分の力で立つということ
       うつむかずに顔をあげて生きるということ

    自律 自らを律すること
       美しく生きるということ

    母親に見捨てられた7歳の少女耀子と
    大金持ちの一人っきりの跡取りという重圧に
    苦しむ少年立海と
    過去の思い出だけに生きている未亡人照子が
    出会いそれぞれ心を癒しあい、一歩踏み出す物語

    耀子は母親に見捨てられて会った事もない
    父方の祖父に引き取られ、祖父が働きながら
    居住している常夏荘に住む事になる。
    そして、同じころ東京から身体の静養をするために
    常夏荘に来た子供の立海とともに遊びともに
    勉強することになる。

    しつけもされず、なにもしらなかった耀子が
    教養を身につけ洗練され元気になっていく様子や
    ひとりぼっちで戦っていた立海が耀子に心を開いて
    元気になっていく様子が読んでいてワクワクドキドキ
    して大変に心地よい。
    常夏荘のおあんさんこと、照子さんも過去の
    思い出の中に生きながらも二人の子供に出会って
    過去から一歩踏み出すような気がする。

    人は孤独でもそれでも誰かと繋がっている
    そしてこれから先も繋がることが出来る。
    すごく希望のある、そしてガッツの湧く
    素敵な物語だった。

    どうして?、ではなくどうしたら?と問いかけるとか
    やらまいか!と自分を鼓舞する
    など考えさせられ元気の出る言葉がたくさん出てきた。
    何度も読み返したいので
    図書館で借りたけれども購入しようと思う。

  • やらまいか、自力と自律。
    どうして?、ではなくどうしたら?言葉一つで人は変われる。
    全ては自分次第。
    涙を止められなかった。

  • 居場所のない少年少女の話。

    どんな環境だろうとも
    人に恵まれることがなによりなんだろうな。
    逃げ場とか心落ち着ける場所があるだけで
    どれだけ救われることか。

  • ☆5どころではない。人と人のつながりは残酷でもあり愛おしくもある。いじめられっ子もの、爺さんと孫もの、お屋敷ものが大好物の私は、身をよじって登場人物を応援しながら一気読み。「自立と自律」かおをあげてうつくしく生きていこうと思った、気づけば朝4時。

  • 自立と自律。やらまいか。燿子と立海、照子に青井先生。寂しい辛い人生も心持ち一つで前向きになれる。かおをあげてうつくしく生きて行きたい。

  • もっと面白いウェブサイト多分あなたはそれを愛する
    http://newyouie.citylife-new.com/
    http://kobe.areablog.jp/blog/1000101643/pc.html

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