- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591142486
感想・レビュー・書評
-
舞台は現代なので、さまざまな現代のツールは登場するものの。テイストは完全に「少年探偵団」です。タイトルの意味はラストのお楽しみですが。これ、少年探偵団にあこがれたかつての子供にお薦めですね本当に。
二十面相の言い分にはなんだか納得してしまいます。うんうん、やっぱり怪盗あってこその名探偵だものねえ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
灰色の紳士カクイ。呪われた美しい首飾り。われらの少年探偵団。藤谷治が描く江戸川乱歩生誕120年記念オマージュ第二弾登場!
あのとき、“彼ら”に憧れた全ての大人たちに―懐かしくて新しい!立ちのぼる空気、怪しげな匂い、全ての質感をそのままに、藤谷治が「少年探偵団」を現代に甦らせる! -
小学生の頃に夢中になってた少年探偵団シリーズ。
2014年が江戸川乱歩の生誕120周年とかで、いろんな作家が書く「みんなの少年探偵団」シリーズが何冊か出てたみたい。
本家に比べるとあれですが、携帯やインターネットが出てくる少年探偵団は新鮮でした。 -
途中まで「現代」だとわからなかったくらいのしっくりぶりでした。挿絵もすごいなあ…
-
懐かしい!
装丁もそうだけど、内容の再現率が素晴らしいです。
ノロちゃん、井上くん、そして最後の方のエレベーターのシーンは必見!
ちょっともう一度、原典読み返そうかな? -
この表紙だけで、小学校の図書室へ通っていた頃を思い出した(*´-`)まぁ私は乱歩より、ルパン派でしたけど…(^o^;)内容も現代版になっているけれど、昔読んだ雰囲気を壊さず面白かった!挿し絵も懐かしい!少年探偵団の活躍にもドキドキワクワクしたけれど、フジツボ・ムサオが好き(^^)♪小林少年が随分年下になってしまったけれど、少年探偵団に入ってアニキと呼ばせて欲しい( ̄∇ ̄*)ゞ
-
面白かった〜!
先日、小学校図書館にあった本家の『少年探偵団』を読んでみたのですが…やはり時代背景や言葉遣いに違和感^^;
藤谷さんの今作は、ケータイやネットがガシガシ出てきますね。
ラストのシーンは、ネット社会ならでは!ウケました。
その他にも、おでんをかけちゃう印象的なシーンも盛り沢山…ダチョウ倶楽部じゃないんだから(笑)。
ただ、合成映像やモールス信号など、昨今の痛ましい人質事件とオーバーラップしてしまいました。改めてご冥福をお祈りします。 -
ついに、この世界にも携帯電話やインターネット、ブルーバックという技術が…とおおお!!とびっくりする感じでした。さらっと読むこともできたし、あの挿絵もやっぱり懐かしい。
-
江戸川乱歩氏の世界観を再現している作者に脱帽する。
過去に江戸川乱歩氏の作品を読んだことがある読者との間に暗黙知が存在していて、それを利用しているのかも知れないが、単純に楽しめる作品である。