ルラルさんのぼうえんきょう (いとうひろしの本)

  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591142608

感想・レビュー・書評

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  • 今日はルラルさんの庭でみんなで流れ星観察。
    ところが、望遠鏡の先に恐ろしい怪物宇宙人が。
    地球を侵略しに来たのか、友好的にやってきたのか分らないけれど、さっきの流れ星に乗ってやってきたのだから、山の向こうに落ちたはずだ。
    こわごわ武装してみんなで山に探しに行くけれど姿が見えない。
    侵略目的だったらみんなの勇士に恐れをなして帰ったのだし、友好目的だったらちょっと悪い気もする。
    山の上からはきれいな街並みが見える。
    みんな知らずに平穏な生活をしているけれど、自分ちが地球を救ったのだとちょっと得意げ。
    庭に戻ったルラルさんが望遠鏡を見ると、クモが巣を作っていたことに気が付く。
    そこで、はたと思い当たったルラルさんが望遠鏡を覗くと、そこには大写しになったクモの姿が。
    みんなに教えようかと思ったけれど、みんなは地球を救った思いに浸っていたので、このことはルラルさんだけの秘密にするのだった。

    ルラルさんシリーズ7冊目。
    ふにゃーとした笑いはなくてちょっと物足りないかな。

    今回はクモだったけれど、本当に友好的にやってきた宇宙人だったらかわいそう。
    勘違いで喜んでいる動物たちがなんだか滑稽。

  • 良かった

  • 望遠鏡作りをしたので

  • 3歳~。やさしい色彩、やさしい絵柄、やさしい世界観。

  • 「ルラルさん」シリーズ第7作(他作は未読)。

    望遠鏡で星を見ていたら、地球に降りてきた宇宙人を見つけてしまった、ルラルおじさんと動物たちの絵本。
    シンプルな絵とカラフルな色遣いが楽しい。

  • 勘違いから宇宙人退治にむかうみんなのはりきりぶりがほほえましいです。

著者プロフィール

いとうひろし(伊東寛)
1957年、東京に生まれる。早稲田大学教育学部卒業。大学在学中より創作を始め、絵本『みんながおしゃべりはじめるぞ』(童心社)でデビュー。
『シポックさいごのえもの』は、デビューより前に作成した作品である。
主な作品に『ルラルさんのにわ』(絵本にっぽん賞)、『くもくん』(日本絵本賞読者賞)『バンバンバンバンバンソウコウ』(以上ポプラ社)、『おさるのまいにち』『おさるはおさる』(ともに路傍の石幼少年文学賞)、『おさるになるひ』(産経児童出版文化賞、IBBYオナーリスト選出)、『だいじょうぶだいじょうぶ』(講談社出版文化賞受賞)『おさるのもり』(野間児童文芸賞)(以上講談社)、『マンホールからこんにちは』(児童文芸新人賞受賞)『ごきげんなすてご』(以上徳間書店)、『かせいじんのおねがい』(童心社)他多数がある。

「2023年 『シポックさいごのえもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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