([し]4-5)つむじダブル (ポプラ文庫)

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  • ポプラ社 (2015年2月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591143063

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([し]4-5)つむじダブル (ポプラ文庫)の感想・レビュー・書評

  • 競(共)作なのに、それぞれの個性差が感じられないくらいなじんでる。
    お母さんの秘密の部分はちょっとチープにも思えたが、優しい人ばかりの安心して読めるあたたかさは買い。

  • 羊と鋼の森の作者の作品で、内容に惹かれて購入。途中で展開が見えてしまってイマイチな感じ。結局、そうなんですか。

  • 小路幸也氏と宮下奈都氏の共著。
    共に優しい作風であるものの、小路氏のどこまでも純粋で善良な雰囲気に対し、宮下氏はこれまで屈折が根底にある印象でした。
    それが小路氏に触発されたのか、交互に書いていることを忘れそうな息の合った書きっぷりで、宮下氏の特徴である独特の感性による言葉の選び方が作品の質を更に上げる相乗効果が発揮されています。
    いい作品でした。

  • 「宮下奈都」の名前で著者買い!(そんあのあるか?)
    謎解き要素が結構あるものの、解への近づき方は丁寧で、気楽についていけるカンジは、ヘンに引っ張られたりしなくて楽しく読める。
    兄妹の2人視点で交互に章が進んでいくけれど、感覚的にそれぞれの思考が納得できる動きですんなり読めて楽しい。ほら、妙に老齢な思考の持ち主だったり、酷く幼い考えだったりしないで、「この年の子供はこんな感じかも」的な適切さみたいな。
    でも、それは裏返すと、大人の期待値通りということで、実は実態に則していないかもしれないけど、大人向け(いわゆる成人向けというのではなくて)という小説だしとは思う。

    家族に対する真摯さみたいなものが丁寧に描かれている印象。すがすがしいほどに。

  • 大好きな小路幸也さんと宮下奈都さんの共著とあらば、これはもう~(笑)

    小宮まどかは小学4年生の10歳。
    35歳の母と37歳の父、高校2年生の兄、そして接骨院と柔道場を経営する祖父の5人暮らし。
    まどかにはつむじが二つある。
    そして家族が大好きで、柔道が大好きで、とりわけお兄ちゃんが大好きで…
    そんなまどかのお話を宮下奈都さんが描きます。

    小宮由一は高校2年生。
    中学生のころからバンドを組み、プロデビューを目指している。
    由一にもつむじがふたつ。
    そして、バンド名は「Double Spin Round」、つむじダブル。
    この由一のお話を小路幸也さんが描きます。

    交互に繰り返されるまどかと由一の視点で描かれるお話。
    家族の秘密をまどかなりに、由一なりに考えて…
    あったかいお話でした。

  • バンドを組んでいる高二の由一と、柔道に夢中な小四のまどか兄妹を描く、小宮家の物語。
    由一のパートを小路さんが、まどかのパートを宮下さんがそれぞれ執筆。
    穏やかな小宮家の日常は、ある日「芦田伸子」と名乗る女性から電話がかかってきたことで様子がおかしくなり.....。

    誰しもが直面したことのある普遍的な親子の愛情や葛藤が丁寧に描かれ、むずかゆい気持ちになりました。

    特に、宮下さんが描く小四のまどかの心理描写がすごく良かったです。
    子どもではなく(と本人は思っている)大人でもない、思春期の入口に立っている微妙な年齢の彼女。
    家族の気持ちの揺れを敏感に察知して不安になるものの、何が起こっているのかまだはっきりとは予想できないんですね。
    よるべない少女の頃の気持ちを追体験させてくれました。

    予定調和ではあるものの、いつまでも読み終えたくないという魅力を持った滋昧あふれるお話でした。

  • ふたりの人気作家が、兄妹それぞれの視点から交互に描き、ひとつの物語をつむいだ合作小説。兄と妹の想いが胸に響きます!

  • あー!久しぶりのイッキ読み!
    どの登場人物にも悪意がなくて、
    小路幸也ワールドにはいつも
    爽やかな風が吹く

    ひみつ
    ちょっと憧れる

    ひみつ
    ホントはない方がいい

    言わなくてもいいことと
    言いたくないこと

  • つむじが2つある兄妹の話。

    小路さん宮下さんの合作。
    そんなことは読んでいる間考えないくらい違和感なし。

    最後おかあさんもうちょっと話すべきだと思ったけど
    もうちょっと2人が大人になってからかな。

  • 「人気作家2人が兄妹に視点で交互に描く、ハートウォーミングストーリー」とあります。
    各章を交互に兄と妹の視点で描き、それをそれぞれ小路さんと宮下さんが担当するというスタイル。そのせいか合作といえど、不自然さはほとんど感じません。
    それにしても悪人というものが一切出てこない、それこそ徹底徹尾愛に溢れる人ばかりが登場します。確かにハートウォーミング。まあ、読んでいて安心はできます。
    しかし、事の発端となった問題、そこにはドロドロしたものがあったはずです。でももしそこに突っ込めば、善人ばかりの登場人物の誰かの像が崩れてしまうので、敢えて具体的に触れずにスルーしたのでしょう。
    アクがなくて読んでいる分には楽しいですが、すぐに印象が薄れてしまうかもしれません。
    宮下さんの作品は確か初めて。こんな感じなら、もう少し手を出してみようかな。

  • 音楽活動が好きな兄、由一と
    祖父の営む柔道教室に通う妹、まどか。
    二人の作家がそれぞれの視点を交互に描く長編。

    終始兄妹視点で話が進むため、真実は
    想像しなければならないところが
    あるけれど、それが良い。

    二人のお父さんのようにおおらかで
    ユーモアの持てる人になりたいと思った。

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