恐怖の緑魔帝王

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 95
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591143100

作品紹介・あらすじ

江戸川乱歩生誕120年記念
「みんなの少年探偵団」シリーズ第4弾!

緑づくめの怪人が仕掛ける「大東京緑化計画」。
どうなる少年探偵団!?

ある寒い寒い秋の夕方。
探偵術の訓練をしていた少年探偵団の井上君とノロちゃんは、
奇態な緑の老婆に遭遇し、恐ろしい目に遭う。
時を同じくして、港区白金の大富豪・湧水健太郎氏のもとに、
値打ちものの絵画と娘の登喜子嬢をいただく、という犯罪予告が届いた。
送り主は、怪人二十面相。
出張中の明智探偵に代わり対応した小林少年は、湧水邸に張り込むのだが――。
二転三転する事件。やがて明らかになる意外な真実。
直木賞作家が贈るスリルとユーモアたっぷりの冒険譚。
小林少年の八面六臂の変装術をご堪能あれ!

感想・レビュー・書評

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  • なぜか喜劇調。
    語りが突っ込んだら興ざめだよ、このシリーズは真面目に語るのが逆におもしろいんだよと思ったけれど、慣れたらこれはこれで個性があっていいか(と前作のときも書いた)

    筋書きは結構昔ながらな展開。
    最後の明智先生の台詞がもう内容そのまんまですね。

    しかしなんでよりにもよってそれに化けるかな小林くん!と裏表紙の謎が解けた…笑。

  • 怪人二十面相の弟だったかな、なんかいろいろ変わっててどうかなとは思ったけどまあ面白かった

  •  少年探偵団シリーズへの揶揄を込めながらも、明智小五郎、少年探偵団、怪人二十面相への愛のつまった1冊。

  • 作者さんが楽しんでオマージュされているのは十分伝わってきます。元々の少年探偵団シリーズがお好きな方からしたら軽すぎるのではないでしょうか。私自身はそれほど本家を読んでいるわけではないのですがそれでも小林少年のイメージとかかなり違う気がします。怪人も帝王もそんなに怖くないですし。とはいえ雰囲気はそのままうまく再現されていると思います。最後の探偵の「世にもはた迷惑な〜」が全くその通りで笑ってしまいました。軽くても十分楽しみました。

  • 読みずらい
    児童書にあたると思うが
    何故このような書き方をするか理解できない
    ストーリーは面白いと思うが…
    日本語翻訳者が必要(笑)

  • 小林少年の書かれ方が酷過ぎました…。
    オマージュと言うよりも悪ふざけに私には思えました。
    マユミさんも文代夫人も行方不明なのに楽しくハイキング状態の少年探偵団の面々とか色々と読んでいて違和感しかありませんでした。

  • ある寒い寒い秋の夕方。
    探偵術の訓練をしていた少年探偵団の井上君とノロちゃんは、奇態な緑の老婆に遭遇し、恐ろしい目に遭う。
    時を同じくして、港区白金の大富豪・湧水健太郎氏のもとに、値打ちものの絵画と娘の登喜子嬢をいただく、という犯罪予告が届いた。
    送り主は、怪人二十面相。
    出張中の明智探偵に代わり対応した小林少年は、湧水邸に張り込むのだが――。
    二転三転する事件。
    やがて明らかになる意外な真実。
    (アマゾンより引用)

    このシリーズ…実は読んだことなくて(笑)
    けど、たぶん最新刊だよね?
    何かちょっとよく分からない部分もあったりして(´・ω・`)
    でもまぁ何となく面白かった< ;`∀´>

  • オマージュシリーズ最終巻。
    楽しく読めたけれど、まあこんなところか。

    作家によって、どこを主眼にするかが違ってくるのが面白かった。
    子どもの頃を思い出しながら、気軽に読めるのはいい。

  • 「みんなの少年探偵団」シリーズの中では、これが一番好き(^^)♪雰囲気はそのままだけれど、、登場人物が皆して軽いから本家とはイメージが違って、ドキドキハラハラの中にも笑いが絶えない面白い作品だった(^o^;)特に小林少年の変装とルビシニア語の通訳に大笑い(*^▽^*)しかし迷惑な兄弟喧嘩だ(-_-;)

  • 違和感……

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著者プロフィール

1949年香川県観音寺生まれ。早稲田大学大学院博士課程中退。1990年、『青春デンデケデケデケ』で第27回文藝賞、翌91年、第105回直木賞を受賞する。著書に『スサノオ自伝』などがある。

「2010年 『青春デンデケデケデケ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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