- Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591144879
感想・レビュー・書評
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リボンがいろんな人を幸せにする話。リボンが可愛い!
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後半は泣いてしまう。すみれちゃんのベルリンでのこととか、生き辛くなってるひばりさんのこととか。自分をひばりさんと重ねて読んでいた。リボンを読みながら施設にいる祖母のことを思って仕方なかった。無性に会いたくなる。コロナが無ければ会いに行って手を握りしめてあげられるのに。
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一羽の鳥がさまざまな人の人生と関わっていく物語。
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「すみれとひばりは永遠の仲間です。必ずや生涯、よき友でいられるでしょう。」この言葉がそうであったという確信が最後にできたことが、よかった。
リボンが次々に出会う人の中で、大切な存在になっていく様子や、リボンのいる場所で人とのつながりができたり、年月の流れとともにさまざまな物語が味わえた。 -
主人公と祖母のすみれちゃんと、一羽のオカメインコ「リボン」の物語から始まり、リボンと様々な人生を歩む人々との出会いを描く。
終盤のすみれちゃんの過去の話は、ちょっと急すぎてついていけなかったけれど、全体的には温かくて良い小説だったと思いました。 -
物語の中で亡くなる方が多くて、悲しくもあるんだけど暖かい内容。
旅立つ人から残される人へ向けての想いや思い出が、切なく優しい。 -
清らかな本だった。
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愛鳥家の老婆と少女によって「リボン」と名付けられ、愛情をもって卵から育てられたオカメインコがたどる物語。めぐり合った人々に元気と勇気を与える物語であるとともに、飼い主たちの清々しい生き方が描かれている。じんわりと心に沁みる作品。
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「リボン」を通して人と人との繋がりの大切さ、広さを感じる物語
良い話だな~と思える優しい話