([む]2-1)お任せ! 数学屋さん (ポプラ文庫 日本文学)

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著者 : 向井湘吾
  • ポプラ社 (2015年4月3日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591144886

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([む]2-1)お任せ! 数学屋さん (ポプラ文庫 日本文学)の感想・レビュー・書評

  • 数学が大の苦手なヒロインがひょんなことから天才数学少年の転校生と「なんでも数学で解決する」数学屋を始めるお話。
    ヒロインが数学嫌いなので、数学なんて嫌いだ!という人でも読みやすいと思う。
    グローブを買うための節約術から部員のやる気を出させる方法、そしてあんなもの?まで数学で解明しようとする最後までとにかく徹底している天才数学少年のキャラクターが愛おしい。

  • 中高生向けって感じの話でした。数学が大の苦手な私でも、数学って面白い!と思えたけど、登場人物達の青春が高校をとうの昔に卒業した私には、少し気恥ずかしかったです。学生の皆さん、青春が憧れのうちにぜひ読んでください

  • 450

    2017年では84冊目

  • 数学を使ったちょっとした問題解決.数学をわかりやすく説明してあって楽しめたし,中学生の青春ものとしても微笑ましかった.

  • 学生の時に泣いてまで苦しめられた数学で悩み事を解決する「数学屋」の連作短編集。 数学が嫌い、見たくない!という人でも楽しく読める一冊だと思う。宙くんの手が生み出す数式を美しいと思えるはず。 第五話、六話はちょっとドラマチックに過ぎるけれども、宙くんの恋文に思わずときめいてしまった。

  • 人の心の問題等、数学だけでは上手くいかない事もあるけど、得意な事でなんとかしようと二人で頑張っている姿が微笑ましい。

  • 「数学と関係がないことなんて、この世界に存在しないよ」
    (P.202)

  • 数学が得意な転校生の高校生男子が始めたのは数学で人助けすることを目的にした「数学屋」。たまたま隣の席になったソフトボール部の主人公は、変わり者の彼に戸惑いながらも新しいグローブを買うための節約を相談したことから数学屋を手伝うように。
    途中で出てくる数学の理論が図もあまりなく、言葉だけで進められるのでわかりにくかったりします。

  • 数学の知識で、学校生活の問題を解決する。
    子ども向けの青春小説で、ほのぼの楽しい。
    やる気のない部員に練習させる方法とか、告白すべきかどうかとか、数学で扱う相談なの? と戸惑うテーマもうまく着地。
    主人公に合わせたわかりやすさだが、内容は中2レベルにとどまらない。
    数学に興味が持てる内容で、面白かった。

  • 爽やかー!初々しい青春って感じ。
    数学ネタの小説といえば『浜村渚の計算ノート』が有名だけど、それよりも分かりやすい、というか簡単な数学ネタが元な感じ。
    グローブを買うにはどうすればいいかとか、グラウンドを均等に割るにはとか、わかりやすい数学ネタの話から、部員達のやる気を向上させるにはみたいな「それ数学でどうにかなる⁇」みたいな話まで。
    ラストの自分たちで考えた「恋愛不等式」なんか面白い試みだと思う。
    しかし…続編が出てるのにこの終わり方…。どう続くんだ⁇

  • うーん、これはかなり若い学生向けだろうか…
    この本を読むには年を取り過ぎたということなのだろうか?シンプルに言えば共感しにくい。
    まず、なんで遥が宙を手伝おうと思うのかが良くわからない。
    まあ、数学の知識はつくのかもしれないけど、理数系の人には目新しい内容ではないかも。
    数学屋というアイデアは面白いと思うのだけど、宙以外の感情・行動には基本的にあまり共感できなかったなぁ
    それでも「恋愛不等式」からあとの流れは、登場人物と同年代の時期に読んでいれば熱い展開に感じたのかも。

  • 「数学で世界を救う」―そう豪語した少年は「数学屋」なるものを立ち上げます。

    グラウンドの平等な分け方、サボリ部員の練習への参加のさせ方、恋愛相談―
    一見、数学の出る幕なんて…と思いきや、「数学屋」は数学の知識を駆使してクリアしていきます。

    必要なもののピックアップ、数値化には、まず物事を一度整理する必要があるし、ある程度の全体像が見えていないと何が必要かさえ分からないはずで。
    問題へのアプローチの仕方や必要項目の拾い方は、色々応用が利きそうです。

    恋愛問題に対して、「数学屋」は何を数式に当てはめたのか。
    また、数学を使った告白とは?
    意味が分かった時、甘酸っぱい気持ちになりました。
    若さっていいものですね。

    図書館スタッフ(学園前):あんりみ0

  • 悩み事を数学で解決してくれる数学屋。一見、数学に結びつけるのは難しいのでは!?と思われる悩み事も数学で解決。野球部のジレンマや恋愛不等式など、面白かったです。

  • 少年が始めた数学で物事を解決しようとする「数学屋」のお話し
    使われてる数学レベルはそんなに難しくない
    2次方程式・不等式や台形の中線公式とか囚人のジレンマとか
    中学生という設定なので、その辺の層でも十分に理解可能

    この少年のすごいところは数学を実学に当てはめる発想だよね
    まぁ、ファシリテーションスキルはないので、その辺は相棒が担っているという構図も妥当

    あと、何でもかんでも数学で解決できるわけでもないという事も何となく描かれていると思う
    実際問題、数学で解決できない事の方が世の中には多いしね

    最後のところは最初の説明の部分が伏線になっていてよい

  • 甘酸っぱいね(笑)。青春ですね~

    もっと話が続くのかとおもいきや、急に終わった感じは否めません。宙が何故数学に興味をもつように成ったのかとか、日頃の宙の生活とか、もっと掘ることが出来るエリアは有ったんじゃないですかね。そう言う意味で、ちょっと消化不良。もっともっと続くお話が描けたと思います。

  • 今日、学校帰りに買いました!

    表紙が可愛くて…また、苦手な数学ということもあり興味がわいてきちゃって笑

    この本を読み終わった時には数学が得意になってたりして…

  • 数学で問題を解決する数学屋さんをはじめた主人公たちの青春物語。

    「数学が何の役に立つの?」という学生の時考えがちな命題に対して多少強引なところがあるけれど、答えを出しているのがこの物語だと思います。

    続編も出ているようなので機会があれば読んでみたいと思います。

    (以上、ブログ全文です。)

    ブログはこちら。
    http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4954336.html

  • 時期外れに転校してきた少年は、数学で世界を救う、と
    宣言してみせた。

    連続短編で進んでいきます。
    話の始まりである、グローブの話は…どうでしょう?w
    相談する材料にする前に、自分で気付きましょう。
    何という計画性の無さ。
    とはいえ、食べても食べても~なお年頃。

    友達が出てきたり、友達らしきものが出来てみたり。
    平和そうな日々が続く、と思ったら、な最後。
    唐突っぽい感じはしますが、小さくですが
    それらしきものがちらほらと。
    とはいえ、最後はちょっと急展開すぎる、かと。

  • 数学好きの男の子と、隣の席の女の子。
    続くらしい。
    2015/11/18

  • 数学を勉強したくなる

  •  ラストシーンで女の子が走って男の子を追いかける作品は名作の予感。安直だけど。

     最近、この手の小説が増えてきていいと思う。
     この手のってのは、小説だけど内容がお勉強になってるっての。
     何度も推すけど「浜村なぎさの計算ノートシリーズ」とか。
     勉強は楽しいということを伝えよう、伝えるならば小説にしてストーリー仕立てにしたほうが面白い。
     そういう筆者の姿勢が伝わってきて、読んでいると知らなかったことを新しく知ることが多い。

     作者の経歴を見ると、東大卒数学オリンピック出場だそうだ。それはもう数学好きなんだろうな。
     その好きを、どうやって読者に伝えるかとなると、説明役の登場人物に語らせ、聞き手役はほどほどに無知な配役にする。

     この小説で取り上げられているのは、素数、図形の比、ゲーム理論、そしてガウス記号。
     
     まず、数学が生活のなんの役に立っているのか、それを説明するのに素数が暗号の役に立っているということを簡単に物語にして語らせている。
     詳しく知りたいならサイモン・シン「暗号解読」を読めばいいよ。

     まず、数学が何の役に立つの?というのを中学二年ほ遥が尋ねる。
     聞く相手は先日に転校してきたばかりの宙、最初の自己紹介で「数学で世界を救う」と宣言して、初日にしてクラスから浮いてしまう。

     悩み解決のための数学屋を標榜し、クラスメイトの悩みを数学で解決していく宙と、それにくっついてるだけの遥だったが。


     実はガウス記号[]なんてのを初めて知った。そんなもん習ったっけ?
     ラストシーン、遥が宙に向かって投げたガウス記号に込められた意味が深い。
     
     とっても面白かった。理系は小説書くべき。世の中のことを知るためには小説という形もいいじゃないか。

  • 学校で習う勉強の中で「何に使うの?」が一番分かりづらいのが数学だと思います。素因数分解や三角関数、行列やベクトルとか、学生時代は何の役に立つか分からないそれを学ぶのが酷く苦痛でした。

    私は就職した後、仕事の関係でそれらの用途をようやく知ることになったのですが、その用途を知っていたら数学の学習に対するモチベーションは大きく違っていただろうと思います。

    そうした「数学の使い方」を軽いノリで知ることができるという点では興味深い本ではありましたが、「理解はできるけど理想論」的な解決策が多い印象。

    その通りの結末を迎えていたら「都合良すぎ」とガッカリしたと思いますが、理想(計算結果)通りの結末を迎えることが無かったりするので、その点では説得力がありました。そういう過程を経ることで、数学屋さんこと宙くんの内面に何かしらの変化が生まれていったのかな、と想像しました。

    強烈に惹き込まれたという訳ではないので、続編を今すぐ!という心境までは至っていませんが、遥と宙の後の関係なども気になりますので、いずれ続きに手を出してみようと思います。

  • かわいいお話。宙くんが好き(^-^)

  • 本屋で見かけてなんとなく買うというのは久しぶり。まじめな数学の話やら、頭の体操クイズ的な話やらで、「数学で世の中を救う」と宣言する数学バカ(という言い方はどうかと思うが、数学は天才的なのに常識がないという設定の男の子なんで)と、平凡凡な女の子が、中学で放課後に「数学屋」さんをしてみるという話。なるほど、というのもあったけど、最初の話の数学的証明がすでに破たんしていたので(それは正しくないという証明なんだけど、論理が破たんしているという説明そのものがおかしいぞ)、えー?って思ってしまった。思いながらも流して読んだらあとはまぁおもしろかった。作者がそもそもそういう数学論理的思考回路のできる人なのね。

  • 面白かった。数学の公式はイマイチよくわかんないけど。

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第2回ポプラ社小説新人賞受賞作
デビュー作ながら各誌書評で大絶賛された青春数学小説、おまたせ文庫化!

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数学が苦手な中学二年生の遥の前に、不思議な転校生・宙がやってきた。
「数学で世界を救うこと」が将来の夢だと語る彼は、ある日突然、
どんな悩みでも、数学の力で必ず解決してくれるという、
「数学屋」なる謎の店を教室内で開店する。
はじめは遠巻きに見ていた遥も、店を手伝いはじめることに……。
どんな相談事も華麗に解決していくふたりだが、投書箱に届けられた
ある一通の悩み相談の手紙から、数学では解けそうにない「人の感情」という、
超難問にぶつかることに。
彼らは果たしてどんな答えを導くのか!?

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