真夜中のパン屋さん 午前4時の共犯者 (ポプラ文庫)

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著者 : 大沼紀子
  • ポプラ社 (2016年3月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (565ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591145128

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真夜中のパン屋さん 午前4時の共犯者 (ポプラ文庫)の感想・レビュー・書評

  • そうだった。ここのパンはハード系だった。

    500ページ超、この厚さにひるみ、後回しにしていたせいもあるけれど、
    前作からずいぶん時間が経ち、すっかり忘れていました。
    希実の出生の秘密がメインなので仕方ないけれど、重かったです。
    特に、希実が今までずっと我慢して飲み込んでいた言葉を、
    母にぶつけてしまう場面は辛かった…。

    どんな境遇にあっても、子供はみな望まれて生まれてきたのだと言われたいですよね。
    それでどれだけ救われることか…。

    いつも和ませてくれるソフィアと、こだまの出番が少なかったのが残念。
    それと、班目はもっと変な人でいてくれないと!(笑)

    今回のパンは、いつになく複雑な味がしました。

  • [月イチ2文:2016年3月分]待ってました最新刊!大ボリュームで楽しませてもらいました。大人たちの望実への愛情がたっぷり感じられる500ページ強でした。大沼先生の小説が温かいなと感じられるのは、悪人をただの悪人で終わらせないこと。悪に見える一人一人の背景がしっかり丁寧に描かれる点がとても好きです。悪人だから排除しても良い、人生を描く必要はないから人ではない、そんな事を許さないような、登場人物一人一人の人生がしっかりあって、人はこういうものであると感じさせてくれます。お店の閉店時間は午前5時、この本も次巻が最終巻なのでしょうか?

  • 真夜中に開店する不思議なパン屋「ブランジェリークレバヤシ」に、手から白いハトを出す怪しげな中年男が現れる。それが店を揺るがす大騒動の幕開けだった。一方、母親と久しぶりの対面を果たした希実だったが、その隣にいたのは実に意外な人物で…。人気シリーズ第5弾!!

  • ・もう5巻か・・・
    ・新キャラが出張っててソフィアさん贔屓の読者としてはちっとさびしい
    ・希実ちゃんの出生ネタからの、母との永遠の別れ
    ・家族による良くも悪くも束縛をテーマにここまで続いたシリーズなので次巻どうするんやろ

  •  厚さにびっくり。

     今までのおこちゃま風の事件ではなく、大人の事情が顔を出します。が、どうも登場人物は、大人でもなんだか甘えた人達ばかりで、話の流れとマッチしていないので違和感があります。

     希実の出生の秘密が明かされますが、何でそこまで複雑にする必要があるのか。

     

  • そろそろ飽きてきた。読み応えがあるといえばあるけど、伏線を張る、展開が二転三転する、キャラクターの二重性、ばかりでもうお腹いっぱいです。

  • 班目の変態度が下がってきて面白くない。
    希実や弘基の尖ったところもだんだん丸くなってきているような気がする。
    キャラの内面的成長を描いた作品は、成長したキャラが当初のとげとげしさや痛々しさを失う代わりにそれに匹敵した魅力を身につけないとただの丸くなった大人になってしまう。
    この作品はまさにそれでそのせいで感が進むごとに面白くなくなっていく。
    希実の父親もわかっちゃったしね。もう読まないわ。

  • ここまでの長~いお話読み続けてやっと最終回。それにしても降った湧いたようなシンデレラ的展開と母のやんちゃ時代の交友関係など、終わってみたらドタバタに過ぎない茶番劇。大団円というよりも辻褄合わせみたい。
    最初のころのワクワク感あまり感じませんでした。

  • スゴーくボリューミーな5作目ですが、密度としては微妙な印象。とにかく過去の振り返りが多すぎて、せっかく没入しかけた気持ちが幾度となく削がれてしまった感があります。

    それだけでなく、本作で新登場する榊がエキセントリックすぎ、それに反して希美の父は薄味過ぎて存在感がなく、奔放な母親には終止共感できないままアッサリと退場するなど、個人的に合わない展開が続いてしまい、本作はちょっと楽しめませんでした。

    このシリーズ、これで終わりとしたら消化不良だし、続くとしたらどう着地するかが不明瞭すぎるしで、かなり不安な気持ちを抱いたまま読了。うーん…

  • 面白いっちゃ面白いんだけど、「真夜中のパン屋」の設定の意味がだんだん薄れてきてる感があって、なんか残念だなぁ~。。。

  • 前作から間があき過ぎており、続きを読むのに少々心配でしたが、すーっと内容が頭に入り500ページ強の長編でしたが、展開もテンポも良くあっという間に読み終わりました。今回は主人公の母親の生い立ちや過去に触れる内容が主でした。主人公がなぜ突然パン屋さんに預けられたのか?の謎がどんどんと解けていきます。その謎が解けていくにつれ、人と人との繋がりが心にジワジワと染み入り号泣してしまいました。パン屋さんの閉店が午前5時なので、おそらく次作が最終回になるのではないでしょうか。主人公の本当の父親、そして母親の深い愛情が盛り込まれている内容なのでは、と予想しております。次回作も楽しみに泣く覚悟で読みたいと思います。

  • 素晴らしい。
    もう大好きなシリーズ!
    相変わらず、会話の1つ1つに温かみがあって、キャラ立ちも今作も凄くいい。
    遺産がとか親族がとか血縁がとか、今回難しいテーマではあったけど、まあ読めた。
    そういう主問題が解決した後のまとめ方とかも天才的に温かい。涙腺が緩んだ、、。

  • まよパン第5弾。
    今回のお話しは、今まで謎だった希実ちゃんの父について。
    母の言う「父」と、父の「兄」。幼少期の母と美和子さんの関係も掘り下げながら語られるストーリーは進んでいくにつれて2点3点としていき、見事に騙された自分は本当に単純な奴だな、と思いました(笑)
    まよパンは読むたびにいつも思うのだけど、最初に登場するキーマンたちが、必ず最後にはしっかりと良い人になっているという所。母の言う「父」も、父の兄も、最初はどっちも薄気味悪いと思っていたのに最後には好きになっていた。前作の美作先生や、その前の従姉妹ちゃんだって。良い登場の仕方をしたわけじゃないのに最後にはなんだかんだと嫌いじゃなくなっていて、大沼先生すごい、と。
    そしてそんな濃ゆーい内容もさることながら、より一層家族になっている暮林さんと弘基と希実ちゃんの3人に本当にほっこり…。暮林さんはいつも穏やかで笑顔が絶えないイメージあるけど、今回希実ちゃんに関することで静かに怒りをあらわにした辺りはかなりグッときました。そして弘基は、キツイ言葉遣いの中にもハッキリと心配と愛情を晒す傾向が序盤からあり何度も心を打ちぬかれてたのですが、今回はそれに+αみたいな要素が見え隠れして思わずニヤニヤ。
    家族な3人も好きだけども、そこに家族愛以外の何かがあっても全然良いと思うのです。愛に飢えてる希実ちゃんには愛に生きた弘基がお似合いだと思います。というか弘基が希実ちゃん食い止めないと希実ちゃん絶対ダメ男ひっかけるタイプだと思うんだ。いやこれマジで。

  • 内容に触れてレビューしたいのに
    どこにも触れられない。

    すべてが作り込まれていて
    このシリーズの中で最も重く切ない
    ストーリーを構築するための
    無数のピースが隙間なく積まれて。

    だから触れられない。
    まだ読んでいない方のために。

    久しぶりに物語の中に入り込めた作品。
    その分 私もまた彼らと共有せざるを
    得なかった。そんな読後感。

    守るべきものを守りきる そんな大人。
    この作品は大人へのオマージュ。

    大沼紀子さんのこのシリーズへの
    集中力と我慢強さ それを支える筆力に
    あらためて敬服しました。

    大人たちは みんな子どもだったから
    本当は子どもであることの辛さも
    苦しみも喜びも寂しさも知っている。

    親は そんな大人の理想的進化系ですね。

  • 母の居場所を知り、希実は母と会う。パン屋さんには美和子の友達だという怪しい男が。希実たち家族の関係は一体どうなるのか。
    いろいろな登場人物たちの家族の過去がわかり、家族について考えさせられる。美和子さんや母律子の想いなど、本当に素敵だと思った。希実と母と父は、事実がどうであろうと確かに家族。読み終わってから、榊さん悪者じゃなかったんだ…いいひとやん…という気持ち。

  • 今回すごく良かった!
    希実の出生の秘密がついに明らかになりました。
    でも本人には明かされないまま。。。

    大人たちが希実を守るためについた嘘が
    切なくも温かくて◎

    律子もカッコウの母なみに無責任だし、ぶっとんでるって思ったけど、いろいろと抱えているものもあり、さらにいうと本当に、希実のことを考えて愛してたんだなあと思った。

    これで希実の1件は解決したわけだけど、これからもシリーズは続くのかな?
    今後は弘基と希実の恋愛とかもみたいなーと密かに思ったりもする。

    まー美和子さんラブすぎて、希実のことは妹みたいに思ってるかもしれないけどね。

    伏線や美和子や律子の過去も含めて、読み応えがあった一冊でした!

  • 希実の実の父って美和子の兄、篤人なんだな。
    クレさんがそれに至った頭の回転凄過ぎて経緯が気になる(笑)
    読者は樹が実の父じゃないと明言されてるところ読んでるし、榊と樹の爆発事故に巻き込まれたってとことクレさんの事故に巻き込まれたらしいってとこ合わせたら導き出せるけど、クレさんはヒント少ないよな?
    まだ何かあるのかな?美和子から聞いた篤人と律子のこと。
    美和子と律子と言えば、何を約束したんだろう?読み落としたのかな?今回描かれてたっけ?
    次回明かされるのかな…?

    ラストの弘基と希実、そしてクレさんのモノローグでニヤニヤしてしまった。
    今回内容がヘヴィだっただけにラストのラブコメの波動は大変良かった(笑)
    弘基、ちょっと前からちょいちょい希実に気持ちがいってるの描かれてたけど、今回でかなりはっきりとしたな。
    希実のためだけにパンケーキ焼くのか、そうかぁ。希実に食べさせたくて作ったのか、そうかぁ。とニマニマ。

    榊と美和子のこと上手いこと纏められてたけど、切ないよなぁ。
    樹も榊もほんと不毛な恋を…(苦笑)
    切ないなぁ。
    榊と美和子は家のことがあるから結ばれたくとも…。
    樹は律子が心の奥底ではずっと篤人を忘れられずにいて…。
    結局爆発事故知ってすぐにアメリカにたったくらいだからやっぱり忘れられないんだよなぁ。
    篤人は絡んでくることはもうないのかな。
    今回の終わり方だと無いのかなぁ、なんて思ったけど。
    律子、榊、樹がああまでして隠したから明かすことは無いだろうけどふとしたことで希実が知ってしまうことはあり得るよな。
    保護司か弘基経由かなって。
    弘基は恐らく知ってるよなあれ。
    樹と弘基のあの時の会話、“最善”って言い方をしてるあたり実の父親が樹じゃないことを承知で聞いてる感じだよな。

    次が最終巻なのかなこの感じだと。
    次も結構待つことになりそうな予感。3年くらいは待たないとかな?

  • 前作までに登場したそれぞれ魅力的な主要キャストの、今回はだれを掘り下げていくのか、どのように展開するか楽しみ。
    今日買って帰ろ(^^)

  • 話が途中でわけわからなくなってしまった。誰もが誰かにやさしくありたい、というのはわかるが、わかりづらい。

  • 希実を自分の娘のように思い始めてきた。
    しっかりしっかり前を見て。
    手を伸ばすことを躊躇わないで。
    君はずっと強かった。
    でもそうばかりではなかったことを知った君はこれからもっともっと素直にしあわせになれるだろう。

  • 人はパンのみに生きる

  • これまでに溜め込んだ謎解き大放出な1冊でした。律子さん、ちゃらんぽらんなままでいて欲しかった気もするんだけどな。結局、良いところを持って旅立たれてしまいました。次、最終巻。
    2017/6/27読了

  • 読み終わりました。



    第一章
    父親の登場に驚き
    会いたくないと言っておきながら、母とは会っている
    やっぱり心配なのでしょうか。。
    いつか修復したらいいなあと最初の方は思ってたけど、
    だんだん読み進めていくと
    それは誤解だということが分かり。。

    誤解は、やっぱり解いた方がいいよね
    誤解のままは駄目だよね…と悟ったり。。


    お母さんとの距離もだんだん変わってきて
    最初は戸惑うけど
    希美ちゃん、今後どう変わっていくのかが楽しみですね(*^^*)


    お母さんとお父さんの馴れ初めが素敵。。
    こういうのいいなと思いました。。



    相変わらず、
    どのパンも美味しそうで(私も常連さんになりたい!笑)

    暮林さん弘基さん斑目も変わらずにいて、
    あぁ~また皆に会えた。。と思った一章でした。
    まよパンの本読んだの
    ほんと久しぶりなので!
    それにしても
    斑目、すごいな。。

    相棒の米沢さんを思わずにはいられない。。(笑)



    そして幼なじみの登場にも驚き。。


    最初、美和子さんの幼なじみが現れたときもビックリしたけど、
    最後はもっと驚いた。。
    その正体に……


    最後の展開を読んじゃうと、幼なじみはほんとなのか、嘘なのかとつい思ってしまうほど、
    色々なことが起きすぎて驚きの連続でした。。


    第2章
    なんか最後の展開。。
    すれ違いみたいな感じで終わって、
    希美ちゃんはお店のために勇気を振り絞って進もうとしていて、
    でも弘基たちも色々と調べてその推測が
    何だか裏があるようで……

    希美ちゃんまた危ない橋を渡ろうとしているみたいで
    心配になりました(^o^;)



    お店のために自分に何が出来るのか
    いっぱい悩んで動こうとしているから、あまり怒らないでほしいなとつい思ってしまいました。


    あと希美ちゃんの父親のこと……
    ビックリしました。。
    美和子さんのことも


    真実は。。と気になりました。


    第3章4章・・・

    物語もクライマックス。。
    色々なことがあって



    まさかの展開が待ち受けていて
    あまりに色々なことが起こりすぎて
    思いもしなかったという最後。。



    希美ちゃん。。







    ラスト。。私も暮林さんみたいに、
    もしかしたら……と思った

    事故にあって、足、悪いと


    もしもそうだったら、次の巻で色々と明かされるのかなと思ったり

  • 読めば読むほど、弘基の不器用な優しさに惚れる。

    今回ようやく、希実が母に対して抑え込んでた気持ちを吐き出せてよかった。

  • 本の厚さにはびっくりしたけど
    さらっと読めて面白かったです。

    最後はちょっとだけうるっと来ました。
    けど、なぜそこまでして??
    なんか、腑に落ちない
    感じでもありましたね

    午前5時が最終話らしいので

    どんな話になるのか楽しみです。

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