([ん]1-7)東京ホタル (ポプラ文庫)

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  • ポプラ社 (2015年5月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591145258

([ん]1-7)東京ホタル (ポプラ文庫)の感想・レビュー・書評

  • 中村航、小路幸也、穂高明、小松エメル、原田マハによる短編。
    東京ホタルというお題で書かれたようです。
    イベントを話の中心に持ってくるよりは、サラリと触れただけといった感じの『ながれぼし』(原田マハ著)が好み。
    小松エメル著の『宙色三景』は、不思議な繋がりがみえたようでイベント中心の話でも嫌味でなかった。
    こういうタイプの小説っておもしろいなぁ。

  • 東京ホタルというイベントに絡めたアンソロなのかなと思っていたのですが、そうでも無いのかな。
    蛍が出てくるためかどの物語もどこか物悲しく、過去を思い出されるような内容が多いです。
    全体的に暖かな優しい物語。

  • 東京ホタルというモチーフが
    限定的すぎたのか
    既視感のあるストーリーが多かった。

    期待していた原田マハ作品も含めて。

    東京ホタルは2013年までで終わった
    イベントらしい。

    それ自体はさぞ美しかったろうと思う。

  • 短編を5人の著者が書いたもの、それぞれ味があってよい。寝る前に少し読むつもりで読んで5夜で読み終わった。寝る前に読む分量にちょうどよく、読後感が良いので、読み終えた後、気持ちよく朝までぐっすり。

  • 人気作家5名が、東京の新しい原風景を描く、珠玉の作品集!

    川が青く光る夜、やさしい「奇跡」が起こる――。
    学生時代の恋人と再会した夜に、
    音信不通だった母と出会った日に――
    それぞれの想いが響き合う、5つの感動ストーリー。

    イベント「東京ホタル」とのコラボレーションから生まれた
    注目の作家たちによる極上のアンソロジー!

    東京ホタルとは……
    自然と共生できる都市にという願いを込め、
    隅田川に10万個のホタルに見立てた「いのり星」を流すイベントです。
    2012年から始まり、毎年開催されます。

  • 東京ホタルと蛍につながる五つのお話たち。人と人の出会いが、そして再会が物語を紡いでいく。ホッとする時間。

  • 中村航さん「はぐれホタル」、マハさん「ながれぼし」の章だけ読了。

    2012年から始まった、"自然と共生できる都市にという願いを込め、
    隅田川に10万個のホタルに見立てた"いのり星"を流すイベント"
    になぞらえて進む、作者が異なる短編集。

    ほっと心温まる、これで一冊読みたくなるそんないい話。
    ドラマ化されそう。というか映像で見たいです。

    中村さんの「はぐれホタル」はちょっとリアリティが薄かった(笑)
    25歳設定にしては若さがないというか。
    もうちょっと群像劇っぽくした方がおもしろい。

    マハさんはさすが泣かせる、というカンジ。
    ぎゃん泣きじゃなくて、ホロリと一筋の涙が流れる切なさです。
    日常のありふれた感がとても良かったです。
    「あのね。赤ちゃんができたの。」という入り方、すごく好きです。

  • 小路幸也の作品は良かった。原田マハも期待通り。そんな感じ。

  • 『もし、隅田川にホタルがいたなら』という思いを込め、約10万個の太陽光蓄電LEDを隅田川に放流する“東京ホタル”というイベントとのコラボレーションから生まれた5人の作家によるアンソロジー。
    GWの尻尾のような土曜日、淀で馬券を買う合間にサクサクと読み進む。
    どの話も一定以上の水準で読後感も爽やかだけど、お約束的な型に嵌った感もないではない。イベントの協力会社には『株式会社ポプラ社』もあり、いい感じのイベントのPRになったんだろうけどね。
    私には初めて読むこととなった小松エメルの「宙色三景」が一番良かったです。

  • 2012年と2013年に開催された隅田川の東京ホタルというイベントにまつわる再会をテーマにした5つの短編を収録。中村航、小路幸也、穂高明、小松エメル、原田マハの5人の作家によるアンソロジー。5人の作家がそれぞれの持ち味を十分に生かした胸を撃つストーリーを描く。

    中村航『はぐれホタル』。まだ若い二人の男女の甘酸っぱい再会を描いた短編。大学の後輩の結婚式で再会した章吾とサトミ。7年という時間は二人を共に成長させるが、それでも変わらないのは二人の記憶と思い出だった。

    小路幸也『蛍の光り』。浜松から両親と共に東京の祖父の家に移り住むことになった小学生の勇人は祖父から蛍の光りの思い出を聞かされる。心が洗われるような物語。

    穂高明『夏のはじまりの満月』。2021年の皆既月食の日の再会…切なさと哀しみと共に希望を感じる物語。やはり、穂高明にとっても東日本大震災は心に大きな傷を受けた出来事だったに違いない。物語から受けた傷の深さが窺える。

    小松エメル『宙色三景』。祖父と孫が見つめる川の蛍。遠い過去の記憶と宇宙とが渾然一体となった輪廻の世界を紡ぎ出す。

    原田マハ『ながれぼし』。新生活に向けての旅先で、期せずして別れた母親と再会する娘。そして…何とも切ない物語。行間から滲み出るような母親の娘に向けた愛情が胸を撃つ。

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