([な]9-2)わたしをみつけて (ポプラ文庫)

  • 169人登録
  • 4.04評価
    • (14)
    • (23)
    • (12)
    • (0)
    • (0)
  • 22レビュー
著者 : 中脇初枝
  • ポプラ社 (2015年6月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591145579

([な]9-2)わたしをみつけて (ポプラ文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 捨て子、施設で育ったら周囲の人に気を遣うことが当たり前になり、自分の居場所を失いたくないからとこれまた周囲に流されてしまうのかも。
    せっかく見つけた安定した場所ならなおさら。
    でも、看護師ですもの、あれ? と思ったら周囲のことなど気にせず主張してもらいたいと思うのは勝手かな。
    どんなあなたでも受け入れてくれる人がきっといるはず。

  • わたしはわたし。
    というより、わたしはわたしでしかいられないのかな、と思った.

  • 日本のテレビドラマの脚本にありそうな内容、新進の女優が気合い入れて演じてそう。
    まぁさくさく読めるんですが、奇麗過ぎますかな、設定も内容も。当方の汚れた目にはいかにも物足り無いです。

  • 序盤はもやもやしていたが、最後はすっきり。この院長がいる病院は行きたくないが。

  • 准看護師の弥生は、赤ん坊の頃に捨てられ、施設で育った。『いい子』じゃなかったから、親に捨てられ、里親になってくれた人からも捨てられた。ずっといい子をやってきた弥生は、ある日異動してきた少し変わった看護師長や帰り道に出会った犬を連れた菊池さんと出会い、少しずつ変わっていく。


    『きみはいい子』と同じ町でのお話。あれも短編で、心にグッとくるお話だった。ちょっと変わった続編みたいなかんじ。だけど、前作を読んだのがかなり前だったからかよく覚えていないところもあって残念だったな。


    ずっと『いい子』だった弥生が、偶然知り合った菊地さんや異動してきた師長のおかげで少しずつ変わっていて、自分の意思みたいので動き出したのかすごく良かった。
    師長はある意味、革命家のようだった。あの病院には、はっきりいってかかりたくない。だけど、あんな師長みたいな人が上司だったら仕事がやりやすいだろうし、色んなことを相談しやすいんだろうな。


    あーなんかすごくいい話に出会った!『きみはいい子』のほうも読み直してみよう!


    2017.1.23 読了

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    施設で育ち、今は准看護師として働く弥生は、問題がある医師にも異議は唱えない。なぜならやっと得た居場所を失いたくないから。その病院に新しい師長がやってきて―。『きみはいい子』と同じ町を舞台に紡がれる、明日にたしかな光を感じる物語。

    自分が産まれた街にも孤児院が有り、同級生にもそこから通っている友人が居ました。
    何らかの事情で親と住めないだけであればまだ希望ありますが、この本の主人公のように捨てられたとしたら、どこに自分の基盤を置けばいいのか分からないのは想像出来ます。
    そんな彼女はそこに必要な人間で有る為に、悪しき風習にも率先して従う一面があります。
    それは致し方ない事だと思います。普通に産まれた僕だってある。
    そんな彼女が師長の薫陶を受け次第に自分自身を見出していく希望の物語です。
    医院長が糞過ぎて非常にむかむかします。こんな奴いるのかなあというぐらいの大糞です。

  • 人生の師となる人に出合い、過去の殻を打ち破り、自分の道を歩み出す。みつけ、みつけられ、、読むほどにタイトル名がぐっとくる一冊。それにしても、この病院の医師は恐ろしすぎる…w♪。

  • これはよかったー!
    婦長さんがかっこよくてすかっとする!

  • 幼少期に施設で育った彼女は、現在准看護師。

  • 医療現場が舞台となっていますが、
    あまり難しい医療用語が出てくることが無いので
    ストーリーに邪魔されなくスムーズに読めて良かったです。
    施設に育った弥生はそこで育ったという劣等感と、
    施設では「いい子」にしていれば良いということに固執していてそれが成長過程や仕事の上にまで概念がついてしまっていてなかなか抜け出せなくて辛かっただろうと思いました。
    仕事をきちんとこなしている端々にも何処か心の隅でまだ見たことにない産みの母親を探し求めている心情はとても切なかったです。
    けれどある登場人物とある事件がきっかけとなり、
    「いい子」を演じてきた事から本当の自分を見出していくことになっていき、見事に成長しているので読んでいてとても清々しかったです。
    人というのはふとした一歩からこんなに大きく成長できるものだと改めて思えました。

    舞台となっている病院の体質や院長の態度には呆れるというかこんな病院はあってはならないと思いますが、
    これはあくまでも物語の設定ということだということを
    認識していれば腹ただしくもならないかと思います。

    病院には患者の数だけ病気がありそれだけそれぞれの人生の数があります。
    医師には医師としての務め、
    看護師には看護師にしか出来ない仕事を務める
    それぞれが十二分に努力していけば患者達にも
    明るい光が射し込まれるかと思いました。
    一人の女性が本当の自分を取り戻すことの感動作でもありますが、看護師としての職業の志の高さを再確認出来る作品でもあるように思いました。

    中脇さんの作品を初めて読みましたが、
    堅苦しくなくとても読みやすく心温まるお勧めの一冊です。

全22件中 1 - 10件を表示

([な]9-2)わたしをみつけて (ポプラ文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

([な]9-2)わたしをみつけて (ポプラ文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

([な]9-2)わたしをみつけて (ポプラ文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

([な]9-2)わたしをみつけて (ポプラ文庫)はこんな本です

ツイートする