(P[ふ]3-1)猫入りチョコレート事件 (ポプラ文庫ピュアフル ふ 3-1)
- ポプラ社 (2015年7月3日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591145982
作品紹介・あらすじ
ベストセラー『ハルさん』の著者最新作!
老子の言葉ですべての謎を解き明かす
規格外の名探偵、登場!!
変人美女書道家とへっぽこ編集者が巻き起こす
抱腹絶倒のユーモアミステリー!
横暴な編集長にこき使われている弱小タウン誌『え~すみか』のバイト編集者・真島は、
取材先の猫カフェで、“密室”から従業猫の一匹が消えた事件に遭遇する。
猫を捜す真島の前に現れたのはチャイナドレスに身を包んだ謎の美女。
書道家の胡蝶と名乗る彼女は、中国の思想家・老子の言葉を引用し、
どんな事件もたちどころに解決してしまう名探偵だった――!
『ハルさん』の著者が贈る、ほのぼのユーモアミステリー。
感想・レビュー・書評
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表紙と題名に惹かれて読んだけど、さほど面白くなかった。少し面白くなってきたとこで終わってしまい、続くって感じ。最初の猫カフェとか後回しにするだけでだいぶ受ける印象違うのに。キャラが立つのが遅すぎ。ネコがたくさん出てくるのでネコ好きには○かな。
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表紙と題名から惹かれて読んでみました。読んでみると少し好みとはずれていて、キャラが好きになれませんでした。あまり読むてが進まなかったので、次に、期待したいです。
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弱小タウン誌の記者である主人公は
今日も横暴な編集長にこき使われる。
連続短編で、猫喫茶からいなくなった猫
作中の蕎麦屋はどっちか、仕事を押し付けられ
意中の餃子が食べられない、昔猫を助けてくれた人
猫のフィギュアを流してしまった、という5話。
すべてが猫に関するものばかり。
そんな話が始まる前に、冒頭では謎の事件。
これはまた、2巻に引きずるようですが。
チャイナ服を着た、編集長の知り合いである書の先生。
この人も謎ですが、編集長事態も謎。
餃子の話で分かるまで、無意識に逆だと思ってました。
文章って、すごい…w
それをいうなら、写真担当の彼も凄いですが。
仕事ができるのか、してないのか、どっちなのか。
ものすごく謎です。 -
(収録作品)店でいちばんかわいい猫/幻の特製蕎麦/オフ会で死んだ男/ヒーローの研究/猫入りチョコレート事件
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ローカルタウン誌の編集者の主人公は、ある日書道家の胡蝶先生と出会います。この先生、絶世の美女だけど口が悪くて腕っぷしも強い。謎解きの時は老子の故事を引き合いに出して解説します。
なんていうか・・・惜しいなぁ。胡蝶先生と編集長のキャラが被っているんだよね。二人とも傍若無人で主人公を尻に敷き。
同僚の太田は有名人の息子で元は美男子なのに美味しいもの大好きで太っているため思ったよりはとっつきやすい。
キャラはありふれているし、肝心かなめの謎も大したことなく。。。思わせぶりに次の作品へ謎を続かせたけど、次はないかな。 -
胡蝶さんが苦手かも…
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タウン誌の編集バイトの青年とチャイナドレスの美人書道家が日常の謎を解決する連作ミステリ。児童向けミステリ作家らしいライトな読み口の中に巧妙な伏線がきらりと光り、前半2話は文句なしの良短編。話の大筋に見当がつく後半3つの推理においても必ず一度は膝を打たせる箇所があり、さすがは本ミス30位圏内に名前の挙がった作者だけのことはあります。こういう作品がふらっと出てくるから文庫書き下ろしライトミステリブームも侮れません。
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結構好き嫌いが分かれるかもしれない。ユーモアミステリーというか、かなりコミカルなお話です。あと、思ったより猫感はないかな。
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横暴な編集長にこき使われている弱小タウン誌『え~すみか』のバイト編集者・真島は、取材先の猫カフェで、“密室”から従業猫の一匹が消えた事件に遭遇する。猫を捜す真島の前に現れたのはチャイナドレスに身を包んだ謎の美女。書道家の胡蝶と名乗る彼女は、中国の思想家・老子の言葉を引用し、どんな事件もたちどころに解決してしまう名探偵だった―!『ハルさん』の著者が贈る、ほのぼのユーモアミステリー。