(P[こ]3-8)一鬼夜行 雨夜の月 (ポプラ文庫ピュアフル こ 3-8)
- ポプラ社 (2015年7月3日発売)
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感想 : 16件
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- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591145999
感想・レビュー・書評
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小春の過去の物語。
義光や椿とのいきさつも。
人間たちとの関わりが、なんだか切ない。
でも、それがあってこその、今の小春。
第二部のスタートが待ちどおしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
化け猫・小春の兄弟三匹の生い立ちに迫る番外編。猫股になるにあたって、情を寄せ合った飼い主の首を獲るという、化け猫にとっては一見簡単そうなお題が(特に情の薄そうな兄・椿や弟・義光には)こうも難しいとは…。兄・椿のエピソードが事のほか沁みた。脇キャラ『かわそ』が何気に良かった。
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「三毛の龍」と巷で評判の化け猫の龍は、さらに強い妖怪・猫股になるため、猫股の長者の許を訪れる。そこで出された条件は、「情を通い合わせた人間の首を取ってくること」だった。気が進まぬまま飼い主を探しはじめた龍は、幼馴染に裏切られてすべてを失った男・逸馬に狙いを定めるが―。小春の過去を描く待望の番外編ほか、人と妖の交流と絆を切なくも温かく描き出す珠玉の明治人情妖怪譚。
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誰よりも強くなるために、少年たちは大切な人間の首を欲した。人と妖の交流と絆を切なくも温かく描き出す珠玉の明治人情妖怪譚。