名古屋16話

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著者 : 吉川トリコ
  • ポプラ社 (2015年8月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591146101

名古屋16話の感想・レビュー・書評

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  • 名古屋市16区、及び東海・中部地方の8都市を舞台にしたショートストーリー集。トリコさんは勿論、かつては堀田あけみさんの作品で、いまだ訪れたことのない名古屋を知ることが多かった。本作はトリコさんの真骨頂!と思いながらも…小説ではお馴染みとはいえ見知らぬ土地にどこまでハマれるかなと心配であった。が、まったくの杞憂でした。
    名駅、ナゴヤドーム、熱田神宮…名古屋の名所や名物を絡めながら紡がれる物語は、短いながらもほんのり切なくて、だからこそ沁みる沁みる!トリコさんといえば小ネタ満載のスピード感あるストーリー展開が得意な印象だったが、ここ最近陰のある、ときに濃厚な側面を垣間見せるようになってきた。今回は今まで見せてきた作風が絶妙に混ざり合い、短いからこそ余韻を残しながらの物語がどれも好きだ。人によっては物足りなく感じるかもだけど、さらっとしてるくらいが丁度いいんじゃないかなぁ。ふんだんに挿入された三浦知也さんによる写真もまた素敵!名古屋及び近隣地域の名所等についてはマップ付の解説ありで安心して読めます。
    中でも好きなのは、ショートショートとして完成度の高い「今池ハードコア」。オチにびっくりしました。基本どの話も独立してはいるが、いくつかは登場人物がリンクしているものもあり、「あ、あいつがまた出てきたな。」という楽しみ方ができるのもまたよし。いくつもの人生が交錯して物語を作っているんだな…ということが改めてわかる。個人的にはトリコ作品の中でもお気に入り上位の一冊です。全て知らない土地だからこそ、旅人気分で読めるかも。

  • おばあちゃんが死んだらどうしよう

  • 恵那から電車で1時間少々にある街、名古屋。なじみのある場所でのショートストーリーです。名古屋には16の区があります。それぞれの区の風景と生活を物語にしています。自分がそこで主人公になったような感覚にとらわれます。

  • 名古屋を舞台にして描かれた短編集です。知っている地名がでてくるとなんだか嬉しくなりますし、知らない場所がでてきても実際に行ってみたくなって楽しめました。
    一つ一つの物語は10ページもないような短いものが多いのですが、短いなかでもそれぞれの世界観がしっかりとありました。登場人物はみんな決して不幸ではないけれど、話から少し陰を感じてしまうこともあり、そこが好きです。

  • 名古屋に住んでいたのでとても懐かしく楽しく読めました。

  • 16区のショートストーリーと名古屋近郊の話。それぞれの話に子のみが分かれるところではあるが名古屋が地元の人間なので楽しく読めた。

  • ☆2つ

    名古屋だから尾張だから☆2つ。
    でなきゃ☆は1つ以下。
    河村せんせい、せいぜいまあ頑張ってくらさい。

  • 猫町倶楽部トリコ組「名古屋16話」ツアーズの課題本です。

  • この作品は山内マリコさんの東京23話とカップリングでリリースされた。数ページの超短編が24話(16話ではない)詰まってて、ちょっとした空き時間を見つけながら読める。限りあるページに短い物語をサラリと完結してしまう力技、ますます筆力がきれてきたような。
    登場人物がオーバーラップしたりして読み返したりする事で深まる話もある。特に気に入ったのは、6、16、18、24話。21話は著者自身のことを語っているはず。

  • 山内マリコの『東京23話』の姉妹作品。名古屋在住、愛知で育ったトリコさんならではの名古屋愛にあふれる1冊。

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