IQ探偵ムー 絵画泥棒の挑戦状 (ポプラカラフル文庫 ふ 2-36)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591146521

感想・レビュー・書評

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  • 今回は、スーパーに流れていったお客さんを少しでも商店街に来させる物語と、森亜亭からの挑戦状を受ける物語、ムーの飼い猫のラムセスが大活躍して犯人逮捕につなげる物語の3つが載っていた。
    1つ目の物語は、続きが気になった。

  • 小学生周辺だった頃に一回読んだことがあると思われる。その頃に見上げる大人たちや夢羽と、今見る彼女らは違っていた。その変化もまた面白い。
    サザエさん方式で永遠の小5の彼らの日常は小さな謎と大きなワクワクに溢れてる。
    小学生時代が懐かしく思えてきます。

  •  久々のIQ探偵。
     今回は3つの短編が入ってます。

     1話目は、なぜか商店街の活性化を頼まれるという、本当に、何で? て感じのお話。

     2話目は、森亞亭さんのおかげもあって、ミステリらしいお話。
     予告状に、夢羽ちゃんに相談するよう書いてあったことから、絵画コレクターの雨元さんが夢羽ちゃんを呼ぶんだけど、小5女子が来たことに驚いて、何度も本当に夢羽ちゃんなのか確認するわけ。
     で、それに対して元くんが、何で信じないんだ、てキレるという。
     何でよ。
     雨元さんの反応は、ごく普通だと思うのですが。
     子どもってこんなことでキレるの?? 怖っ。

     あと、雨元さんが35歳くらい、杉城さんが40歳くらいなんだけど、小学5年生て、35歳と40歳の見分けつかないよね…。
     同世代の人なら分かるだろうけど、小5にとっては、どっちも同じに見えると思う。
     その年齢設定が重要な意味を持ってるならまだしも、全然意味なかったから、何でわざわざ年齢まで書いたのかなぁ、てすごい不思議。

     それと、実在する人間に変装して、それが周囲にまったく気付かれないという、フィクションならではの設定が登場しましたけれど。
     まぁそれは、この本に限ったことでなく、アニメやマンガでも多々登場してるんでいいんだけど、20年も一緒に仕事している人が入れ替わってて気付かないもんかね。

     おもしろかったけど、突っ込みどころの多い2話目でした。

     3話目はラムセスのお手柄編。
     まぁフィクションですしね。

  • 大型スーパーができて元気がなくなってしまった商店街を活気付けるためにいつものメンバーが活躍する話。
    絵画の収集家から盗まれた絵の行方と次回の予告状が来たので阻止するようにムーが依頼される話。
    ラムセスが活躍する話。

  • "「あら!関心じゃないの。元くん、女の子の荷物持ってあげるの?ナイトねぇ!ナイト。わかる??騎士のことよぉ!」
    かんべんしてくれぇ!!ナイトくらいわかるし。
    早くこの場から立ち去りたいけれど、夢羽がまた呼び止められてしまった。
    「ごめんなさいね。夢羽ちゃん、おばさん、数を打ちまちがっちゃったみたい。ちょっとだけ待ってね。あ、ナイトくんももうちょっとだけ待ってねぇ!」
    うう、うううぅ。"[p.22]

    29巻目。

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著者プロフィール

武蔵野美術大学造形学部卒。作品に『フォーチュン・クエスト』『デュアン・サーク』『青の聖騎士伝説』『IQ探偵ムー』シリーズがある。Twitterアカウント:@mishiofukazawa

「2017年 『新フォーチュン・クエストII(8) 月の光とセオドーラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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