([し]10-1)私たちがプロポーズされないのには、101の (ポプラ文庫 し 10-1)

  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591146552

感想・レビュー・書評

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  • エッセイとして面白く読めた。
    結婚だけが全てでないし、人生一度きりだから
    楽しく生きていければいいんじゃない。

    男は女性より優位に立ちたいと思い、女性は男性にマウントを取ろうとする。

  • タイトルのインパクトがすごいが、中身も凄い。共感の嵐。

  • 2021.3.2読了
    3.0
    辛辣。笑える。
    時代を感じる。


  • 面白く読みました。
    ラジオを聴いてますが、喋りそのままが書籍化してます。

  • 図書館で借りた本。著者が未婚のプロ達とリストを作成し、まとめた内容。恋愛中に起きる出来事で、こうした経験はないか?と101項目を解説している。誰しも身に覚えがある出来事は多数あると思うが、エッセイが上手いので笑いながら読めたし面白かった。

  • 古書で購入して読み。
    ジェーン・スーのラジオが好きなので。
    私は既婚だが、第三子出産後の産後クライシスにも活用できるのでは、と思い妊娠中の検診のお伴に、産後の入院中に読み。

    ・真の「女子力」とは、好きな男と付き合う前にセックスしないこと(029)

    ・トイレの便座問題(054)

    ・ゼクシィの存在にすべてのメッセージを託した(064)

    ・自分の愚痴は言うが、彼の愚痴は聞き流している(067)

    ・「だから言ったじゃない」と彼を小バカにしたことがある(072)

    ・彼がテレビを観ている間、絶えず話しかけている(074)

    ---
    ああ、耳が痛い…

  • 『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』が面白すぎたので、ジェーン・スーさんの本をもっと読んでみたくなり。
    うーんまぁ『貴様いつまで~』が面白すぎましたが、
    でもやはりこの方の考察&言い回しは、色々ツボでした。

    以下、印象的だったところ。
    ・「そのまま外圧結婚しろ。君たちお似合いだ!」(p.39)
    ・「『友達と食事に行く』と決まったら、女は瞬時に店探しを始めます。」(p.54)
    ・「『女友達』には、同じことはしないはずです。」(p.57)
    ・「私たちのポカスカは、不覚にも相手の顎を正確にとらえて男はノックダウン。我々はヘビー級の王者、マイク・タイソンであることを決して忘れてはいけません。」(p.67)
    ・「ご指摘どおり、よく考えてみたら頼まれちゃいない。私たち未婚のプロは、頼まれもしないことまでやるのが大得意!」(p.79)
    ・「男女にかかわらず、熱心に働いていればいるほど、自分の仕事人生を他人にプロデュースされるのは嫌なものです。」(p.97)
    ・「女が自己都合を最優先させているか、男にわかりやすい説明をしていないかのどちらか」(p.125)
    ・「そこは笑いをとって、盛り上げなくてもよいのであった。」(p.136)
    ・「あいつら風邪ひきたいんですよ、飲みすぎて、翌日を台無しにしたいんですよ。(中略)私たちが、太るとわかってデザートを頼むのと一緒なんじゃないか」(p.158)
    ・「なにごとも期待が小さければ、裏切られることも少ない。」(p.200)
    ・「性別に関係なく、なりたいものには努力次第でなれるという教育を受け、男女格差ない社会を目指すようになった現在、30年前の『女のプライド』と、今の『女のプライド』はかなり違うものだと思います。」(p.224)

    自分の女性性をうまく扱いきれないまま、あれよあれよとアラサーになって、
    どこから見ても男でもなけりゃ女子でもない「大人の女性」というカテゴリに入ってしまって、
    自分は、少女期から思春期を経て女性として順調に成長できなかった、劣等生・欠陥品なのだと思ってきましたが、
    まぁたとえ成育失敗だったとしても、卑屈になりすぎず開き直ることもなく、
    反省すべきところは反省し、明るく楽しく生きていけばいいですな。
    "男は35億"いますし、蓼食う虫もいれば、ご縁があれば
    、割れ鍋に綴じ蓋が見つかることもありますからね。

  • 未婚のプロが語るプロポーズされない101の理由。適度な隙って大事だし、クラシアンみたいに電話1本ですぐ駆けつけてはいけないし、相手を無理に変えることはできない。便座が上がりっぱなしだと、本当におしりハマって大変だった(男性にはわかっていただきたい)。これができてないから結婚できないとかじゃないけど、多く原因にはなっているだろうなと既婚者は思った。素直にならなきゃ損な場面もあるなと過去を思い返していた。

  • 独身は麻薬(シングルイズドラッグ)
    まさにそうだなと思う。
    結婚はしたいけど、現在の自由気ままな生活を捨ててまで、したいのか?って聞かれると、ちょっと悩んでしまう。
    プロポーズされない101の理由、自分自身にも当てはまるものがたくさんありました。

  • 既婚者だけど未婚女子の魂は残っているので、興味津々で読んだ。やっぱりジェーン・スーは面白い。文章に力がある。ただ内容は1割ぐらいしか共感できなかった。だって作者たちって恋愛経験が豊富でステイタスが高い女性なのよ。
    私の周りには恋愛経験もステイタスもほぼゼロの夢見るオバサンしか見当たらないのだわ。「この本読んで」って勧めたらヒステリックに叩き返されるのがオチ。
    「私たちに彼氏ができないのには、101の理由があってだな」と言う本も出さなきゃダメだわよ。
    きょうび彼氏ができただけでも勝ち組じゃね?
    ほんと、だって男も女もめんどくさい生き物なのよ。賢くなきゃ負のスパイラルから抜け出せませんって。

著者プロフィール

1973年、東京都出身。作詞家、コラムニスト、ラジオパーソナリティー。『ジェーン・スー生活は踊る』(毎週月~木曜午前11時TBSラジオ)に出演中。『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』(幻冬舎)で講談社エッセイ賞を受賞。著書に『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』(ポプラ社)、『生きるとか死ぬとか父親とか』(新潮社)、『これでもいいのだ』(中央公論新社)、『ひとまず上出来』(文藝春秋)、『きれいになりたい気がしてきた』(光文社)など。

「2022年 『OVER THE SUN 公式互助会本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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