シルバー川柳5 確かめるむかし愛情いま寝息

著者 : 公益社団法人全国有料老人ホーム協会 ポプラ社編集部

• ポプラ社 (2015年9月8日発売)

感想・レビュー・書評

[こゆきうさぎ148さんの感想 · 2022年9月1日]

5冊目ともなると、やはり発想自体が似通ってくるものもあり…
でもあまりに崩しすぎると、今度は「シルバー」から離れてしまう…このバランスの難しさ！
テーマはおなじでも、どこに自分の切り口を置くかが大事なんだなあとしみじみ感じた。

またシルバー川柳は悲哀の句が大多数を占めている。
でもシルバー世代には悲哀だけじゃなく、喜や嬉の瞬間だって、きっとあるはず。
シルバー世代ならではの喜楽はなんだろう？？
シルバー世代だからこそわかる、喜楽の句にも、もっと出逢ってみたい。

しかし相変わらずのほのぼのイラスト…
癒やされる〜！

【好きな3句】
・人生に迷いはないが道迷う(方上映正さん)
・会社やめいつのまにやら妻の部下(猪俣峯子さん)
・爺ちゃんが描き足している生命線(野瀬智慧子さん)

[国領町さんの感想 · 2017年1月26日]

徘徊もタスキかければパトロール
水洗をおしたつもりが非常ベル
アマゾンで買ったという孫いつ行った

[jyunko6822さんの感想 · 2016年9月5日]

あ～、久しぶりの読書なのに。笑えるけどテンション低くなる。これを描ける人はまだまだ。いちいち作者の年齢をチェック。

[amehurasiさんの感想 · 2016年4月4日]

2016年読了

[kimikokumikenさんの感想 · 2015年12月7日]

この本の前のシルバー川柳で、「誕生日、ローソク吹いて立ちくらみ」を読んでうまいこと書いてあるなぁ～と、思ってしまった。
貧血気味だった時に、スッと立ったつもりが、立ちくらみで、一瞬ぐらっと来た時には、シルバーだけでないと、思った。
そして、「ろうそく」でなく「ろーそく」と、息を吹いている状態が、上手く表していると、、、、

今回のこの本も笑ってしまった。
毎日、ニュースで、テロや、難民、幼児の虐待などで、笑う事の少なくなったこの時代。
久々に、フフフ、、、と、表紙から笑ってしまう。

＊「スマートホン？　痩せる本かと　聞く親父」なんか、スマホでは意味が通じないし、スマートホーンをホンにしている所が、上手い！
＊「マイナンバー　ナンマイダーと　聞き違え」も、なんまいだーでなくナンマイダーと、片仮名で書いてある所が絶妙！
＊「アマゾンで　買ったという孫　いつ行った」なんて、御近所でも、シルバー世代でなく、パソコンを使用していない人には、話が合わなかった。（笑）
この川柳が、書ける人は、まだまだシルバーでは無いと、痛感する。
本当に、上手い！座布団３枚！（笑）

[路傍の花さんの感想 · 2015年11月14日]

安定の面白さ。
1巻から通読すると類句（発想が同じで表現が似ている句）も多いが、老いが普遍性のあるテーマだからそれも当然。プロなら類句は発表しないけど、これは川柳作家としては投稿作品集だから問題ないでしょう。
要は読者が何巻もいっぺんに読まなければいいだけ。
面白い本です。ただ、読むのは1日1冊までにしましょう、という話。

[happyyuさんの感想 · 2015年11月7日]

面白い。次回も期待。

[rukuruさんの感想 · 2015年11月7日]

面白かった。

・マイナンバー　ナンマイダーと　聴き違え
・人生に　迷いはないが　道迷う
・アルバムに　遺影用との　付箋あり
・三度目は　聞こえたふりの　半笑い
・スマートホン？　痩せる本かと　聞く親父
・仏壇の　ローソク借りる　誕生日
・アマゾンで　買ったという孫　いつ行った

[eichan7さんの感想 · 2015年9月23日]

2015/09/13-9/15
笑いはいい。特に笑う時は。笑われる時も何もないよりいい。