ストックビジネスの教科書

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591146941

感想・レビュー・書評

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  • 201711/

    インフラ提供型
    賃貸契約型
    レンタル、リース型
    ASP型
    スポーツクラブ型
    定期メンテナンス型
    定期購入型
    フランチャイズ型
    協会認定型
    消耗品購入型
    予約サービス型
    教室型
    回数限定継続型
    会員制型
    セキュリティ型
    友の会型

    固定課金
    固定レンタル料課金
    ロイヤリティ課金
    認定料課金
    消耗品購入
    利用分課金
    定期購読
    積立課金

    ビジネスとは、とても繊細であって、その繊細さの積み重ねでしか、大きな成果は得られないものなのかもしれません。

    「質」と「リスト」のストック化は、ビジネスでもっとも重要な「信用」のストックにつながります。それを「時の効能」と呼んでいます。

    収益ユニット:「基準の収益」×「増加数」×「継続率」

    もっとも重要となるのは「継続率」を高めることです。言い換えると、減少数をいかに減らすかということです。
    答えは、やめるきっかけを作らせないということです。
    問題は、どうすればやめるきっかけを作らせないで済むかということですが、これにも2つのアプローチがあります
    ①コンテンツの「質」を上昇させる
    ②やめさせない仕組みを張り巡らせる

  • ・ インターネットがいくら発達しても、大人の男は毎日ひげを剃る。それが私の求めるビジネスだ
    ・ ストックビジネスは1度の負担を小さくし、結果、差別化できるプレミアムを付与する
    ・ 必要なのは、客観的な「自分の強み」を知り、それが市場においてどう判断されるかを理解することです。
    ・ 毎月お金を払いにいくという形式はまれでしょうけれども、一度顧客になってもらった人、あるいは、知り合いになってこれからつきあいたいと思っている人には「切れない糸」をたらしておいた方がいい。
    ・ 重要なのは、つねに「需要超過」に立ち位置をさだめることです
    ・ 顧客と自分の「スキル差」を利用してビジネスの種を考えるのが、最も簡単なビジネスの作製法です。
    ・ リノベーションの作法
    ① リノベーションしたい今ある業態を選ぶ
    ② その業態が持つ現在の「機能(できること)」を列挙して書き出す
    ③ 「機能」に対応する「利点(顧客が得るメリット)」を書き出す
    ④ 「利点」のなかで特に注目したい点をチェック
    ⑤ チェックした点に対するアプローチに変えて新たなる価値を創造する
    ・ ストックビジネスは経年劣化する。人間の飽き
    ・ 継続性を高めるためには
    ① コンテンツの「質」を上昇させる
    ② やめさせない仕組みを張り巡らせる
    ③ やめる理由のない金額に設定する
    ④ 定期的にプラスαを投入する
    ⑤ コストの意識を転換させる(使用価値に転化したり、感性価値を複線化)
    ⑥ 提供する数を限定化する
    ⑦ 接触回数を増す
    ・pepperは保険でストック性を作っている

  • ストックビジネスは安定感あっていいよね

  • 天狼院ライティングゼミの7講目で、構成について使った。
    店主の三浦さんが、編集に携わったそうです。

    本の内容は…
    ストックビジネスの内容はわかります。でも、難しいなぁ。

  • 起業する気がある人にとってはいい本だと思う。

  • ・ストック=継続的な利益をえるビジネスモデルを考える
    ・最初はフロー型→ストック化する

  • ストックビジネスを考えたい人の初級編としてはとても読みやすかったです。

    そもそも何をストックビジネスというのか、
    ストックビジネスの何がいいのか、
    自分の強みを活かしたストックビジネスの考え方、
    など、基礎からしっかり理解できました。

    目から鱗だったのは、
    本の最終章で、収益シミュレーションしながら、
    収益が上がらないときに、どこに手をつけて改善すればいいのか、がとてもリアルに記載されていたことです。

    少しの工夫であれだけの収益の違いが出るとしたら、
    とても面白いし、ストックビジネスの可能性を強く感じました。

    本を数日かけて読み進めたことで、私の中で、
    「このストックビジネスやりたい」というイメージが湧きました。

  • ストックビジネス=①継続的に入金②売却できる
    ストック性の高い事業を目指す。(請負や雇われはストック性が低い。①②の観点で評価)

    ストックビジネスの収益ユニット
    =①基準の収益×②増加数×③継続率×時間

    ①安くしすぎる必要はないが、顧客の負担になる高すぎる金額的もNG。ペルソナを想定して値付けする。
    ②増加数は、増やすより保つことを重視、継続して一定数の増加を獲得する
    ③継続率は、どれぐらいの顧客をこぼしたかを重視
    ↑ストックビジネスでは、ディフェンス=継続率を特に重視する
    ↑チューニングが重要。継続率を上げる調整を繰り返し回すこと。

    全てのストックビジネスは、無借金の不動産を目指す。

    将来の継続利益を見越して、先行投資すること。
    ex.ひげ剃り本体の無料配布、携帯電話の安売り

    関係者(見込み顧客等)との「切れない糸」を張り巡らし、替刃やインク等の「消えてなくなる商材」を扱う。

    ストックビジネスの起こし方
    ・スキル差を利用する
    ・品質を徹底的に高める
    ・従来と利用方法を変える
    ・売り方を変える(移動販売等)

    ビジネスを楽しむことが最も重要!

  • 3行アウトプット(//∇//)

    ・「元ある価値」にどうやって「付加価値」をつけるということこそが、ビジネスの本質だと私は思うのです。

    ・フロービジネスとストックビジネスを分けるのは「継続率」です。

    ・収益ユニットを2重構造にするとより継続率が高まりますし収益が分散して安定します。

  • 不動産の家賃収入、AppleのMacやiPhoneの開発&販売、法人向けのレンタルビジネス、どれも継続的に収益を上げ、ブランド力が高まり、顧客数を増加させる、ストックビジネス。

    単発で高単価で収入を得るよりも、低単価でも安定して長期間の得られる方が、精神的にも事業の持続性から見ても理想的。

    もし初月で20万円を売り上げても、
    ・体調不良
    ・新規顧客の開拓
    ・顧客が求めるトレンドの変化
    で事業が収益を上げられずに停滞すれば、(次はいつ稼げるか..)の不安が付きまとい、継続性がないので常にフル稼働で働かないといけない。

    しかし、リピーターやブランド(信用)が積み重なったストックビジネスなら、
    ・月額/年額課金
    ・フランチャイズ化
    などで自分の身を削らなくても放ったらかしで収益を上げてくれる。

    一般的な例が
    ・ブログの広告収入
    ・YouTubeの広告収入
    ・アプリの月額課金
    など。

    YouTubeプレミアムは
    バックグラウンド再生
    ・オフライン保存
    ・広告停止
    ・料金がたったの1540円
    など、ストックビジネスの点からよくできたビジネスだ。

    課金のハードルが低い上に、ずっと使いたくなるような限定機能で継続的な利用を促し、世界一有名な動画サイトゆえのブランド力を持っている。

    もし個人でストックビジネスを構築できたら、働かなくても生きていける人生が叶う。

    だけど、ストックビジネスは
    ・質の高いコンテンツを作る技術
    ・長期的なニーズのビジネスモデル
    が必要な上、継続的に利用する顧客を増やすブランド、が完成して初めて実現される。

    つまり、顧客との長期的な信頼関係が不可欠なので、3ヶ月や1年の短期的な期間で実現することは難しい。

    実際、プロブロガーがブロガーとして稼げているのは、何年もの間にコツコツと記事を発信し続け、読者と信頼関係を築けているから。

    なので、理想のビジネスではあるが、下積みが大変で道のりが長いビジネスでもあるから、一生をかけて取り組む覚悟がないと無理だと思う。

    何のスキルもない人が挑戦しても、続けられないとどうせ頓挫する。

    だけど、ネットが普及していろんな稼ぎ方が増えたから、個人で実現する方法はきっとあるはず。

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