([お]12-3)みつばの郵便屋さん 二代目も配達中 (ポプラ文庫 お 12-3)

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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591147344

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  • 相変わらずほのぼの物語。
    主人公の穏やかな控えめな秋宏と地元の人たちとの交流が、「そんな事あるかなぁ?」という疑問を抱くことさえ罪悪感を感じるほど、善意に満ちていて癒される。
    この本の配達員さんたちは、お届け先のお客さんと共に休憩時間を過ごしているけど、私は未だ、配達員さんが公園や配達先で休憩している所を見た事がない。配達途中で休憩してるのかな?
    雨の中、雪の中、夏の炎天下、厳しい中配達されてるのだから、秋宏たちみたいにちゃんと休憩してほしいな。そしてそれを見つけてみたい。

  • 今日もみつば郵便局はほんわかしていていい感じ。新しく入ってきた美郷は気が強くて、谷さんと合うのか冷や冷やしたが、まさかチョコレートの渡した相手が彼だったなんて!?二代目というのは美郷のことだったんだ。納得。

  • 何気ない日常にあるささやかな・・・ほっこり、相変わらずの優しさが佳いなぁ。

  • みつばの郵便屋さんシリーズ 第3弾

    ・二代目も配達中
    ・濡れない雨はない
    ・塔の上のおばあちゃん
    ・あけました愛してます

    新しく転属されてきた秋宏と同い年の美郷と谷さんとのバトル。

    アルバイト学生の指導に右往左往したり、タワーマンションのおばあちゃんとのふれあい。

    立ち止まったりしつつも、皆少しずつ進展していて、じんわり、ホッコリする。

    やっぱり小野寺さんの描く人間関係の距離感が好き。

  • 小野寺史宜 著「二代目も配達中」、みつばの郵便屋さんシリーズ№3、2015.11発行。テンポがよくて、ほどよい甘さのラブストーリー、いいですね(^-^) 続編、待ってます!

  • 切手が元々好きだったところに郵便屋さんのことがよく分かるようになったら完全に郵便ファンになりました。
    秋宏くんの生真面目な性格素敵です。
    周りの人達も皆よくて、世界観お気に入りです。

  • サブタイトルから主人公が交代したのかと思ったら担当地区が代わっただけだった。配達中にお昼よばれてうどん食べちゃう彼もどうかとは思うけど…。今回は休憩に誘われるシーンが多かったような。

  • 郵便配達で回る世界だけで豊かに物語を紡ぐ、じんわりと、ゆるゆると流れる作品。売れてる芸能人の弟という以外に特に奇抜な設定もなく、読者を日常生活の何気ない出来事に引きずり込む。

  • ほっこり。
    あっさり。
    はまって。
    読める本。

著者プロフィール

一九六八年千葉県生まれ。二〇〇八年『ROCKER』で第三回ポプラ社小説大賞優秀賞を受賞し同作で単行本デビュー。著書に「みつばの郵便屋さん」シリーズ、『ひと』『ミニシアターの六人』『レジデンス』『タクジョ!』『銀座に住むのはまだ早い』『君に光射す』などがある。

「2023年 『片見里荒川コネクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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