(070)「デジタル遺品」が危ない (ポプラ新書 は 3-1)

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (164ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591147351

感想・レビュー・書評

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  • 有料サイト契約、FXのロスカット、ネット銀行口座、暗号資産の相続、アカウント乗っ取り、ネット上に残された個人情報、機密情報の処分・・・
    いろいろ注意すべきことがあるなあ。

  • ●エンディングノートは、すぐに作成した方が良い。このエンディングノートにデジタル遺品になりえるものを書いておく。

    ●エンディングノートの内容は、年に一度加筆修正すること。(誕生日に見直すのが良い)

  • 相続に期限が、しかも3か月以内だなんて知らなかった。
    といった具合に、発見が少なくない本でした。

    学究的、哲学的な内容はほぼ含まれておらず、とても具体的に、
    ・危険の避け方
    ・知らなかったでは済まされない事への気づき
    などに言及されています。

    読む本を選ぶとき、死生観を1つのテーマにしているのですが、その点でも現代の死に方に触れられていて面白かったです。

  • これをネタ本にして、民放ニュースで再現ドラマみたいなのをやっていた。
    何やら上から目線みたいな、説教調(ちょっと違うかも知れないが)な感じが好きにはなれないが、この問題自体は、本当にちゃんとした対応を考えておかなければならない。
    そのことだけは、しっかりと意識付けされた気がする。

  • 死後トラブルの元になるデジタルデータの危険性について、実際の例を挙げながら警鐘を鳴らしている。読者としてパソコンなどの操作に不慣れな高齢者を対象としているのか、既知の情報が多く個人的に参考になる箇所は少なかったが、エンディング・ノートを用意し定期的に管理するのは重要だと感じた。

  • デジタルな遺品をどう扱えばいいのか。

    時代が変わり、遺品は目の前に形があるものだけでなく、デジタルなものが増えています。

    FacebookなどのSNSのアカウント、ネットバンキング。それぞれのパスワードの管理。パソコンやスマホに蓄積された画像。メアドの存在。

    何を残して、何を消してもらうのか。

    今から考えておくことで、無用なトラブルを避けるためにも、準備をしておくことは必要になると納得できました。

  • 今はパソコンだけでなく、スマホ、クラウドデータまであるからなぁ・・・
    「何を遺し、何を伝え、何を(こっそり)処分する。」
    これをそろそろちゃんと考えにゃいかんってこと。
    処分するものが多すぎる!ってか?
    パソコンにアクセス出来なくなって一定期間が過ぎたら、自動消滅させるスクリプトでも作っておくか。

    なお、Facebookには「追悼アカウント」というものがあるらしく、調べたら・・・
    「プロフィールにあるアカウント所有者の名前の横に、「追悼」と表示されます。」
    とのことで、自分の場合は、友達77名中すでに2名が故人となっているが、まだその措置はとられてないようだ。教えてあげようか、どうしたものか・・・



    (2015/12/14)

  •  SNS発信情報、銀行口座、クレジットなどの金融情報、オークション、通販等の個人売買情報、ユーザー・会員登録情報、クラウドに預けたデータ、デジタルデバイス(スマホ・カメラ・PC)に保存されているデータや履歴。
     いつ死が訪れてもいいように、日頃から備えておくことが
    大切。

  • シークレットファイルは不倫ノート。大きな相場変動で先物取引に1500万円の損失。生前のブログのアフイリエイトが詐欺サイトに誘導。売買が成立していたオークション。会社から持ち出していたパソコンから情報漏洩。貸したSDカードに消したはずのヌード写真。死者のパソコンをそのまま廃棄業者に渡す。

    これから急激に社会的な問題になっていきそうな予感です。

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