- Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591148242
感想・レビュー・書評
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おやつは大好き~表紙にも惹かれる。
30人のおやつの思い出。
老若男女いろんな思い出があるもんです。
昔は大変だったろうけど、今は幸せな時代ですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今回もおいしそうなおやつの思い出でいっぱい♪
小路幸也さんの雪印の紙カップのアイスクリーム。懐かしい~!
ベロのついたフタを開けて、木のスプーンで食べたっけ。
若竹七海さんの食べ残した次の日に割りばしだけになっていた綿飴。
あぁわかる…。
「ホットケーキをお腹いっぱい食べたい!」
その夢が叶った日の穂村弘さんの天国と地獄(笑)
棚橋弘至さんのメイプルシロップ。
そう!そう!ホットケーキミックスについているシロップだけじゃ足りなかった。
だから”メイプルシロップ”なるものを瓶で買えた時は嬉しかったなぁ。
花園饅頭をおみやげに帰省する娘を心待ちにしていた、西村玲子さんのご両親の思い出。
甘いものに限らず、煮干しや味付け海苔などもありました。
楽しい味、嬉しい味、ほろ苦い味、切ない味…思い出のおやつの味。
それは、さまざまな記憶で味付けされて、ひょっとしたら違う味になっているのかもしれません。
でも、どれも今の自分を育んでくれた大切な味です。 -
あまり知らない人ばかりだし、
ちょっとつまらなかった。
私の思い出のおやつは、
砂糖をかけたトマト!
美味しかったな〜。 -
子供の頃食べた懐かしいおやつに関するエッセイアンソロジー。
作家だけでなく、プロレスラーや有名人が書いた文章もあるが、読んでて読みにくい文章も正直ある。
前作に比べて、若干年齢層が上の方の文章が多く、古い時代のおやつ事情を知ることもできる。
個人的に、料理家の藤野嘉子さんのお姉さんが作家だということを知ってびっくり。
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【収録作品】「アフタヌーンティー」 松井今朝子/「〈一斗缶〉と〈雪印〉のアイスクリーム」 小路幸也/「エプロンのにぼし」 名久井直子/「オブラート、もしくはカンロ飴」 文月悠光/「辛口の思い出」 角野栄子/「カルメ焼き」 那須正幹/「消えた綿飴」 若竹七海/「五三焼とショコラショー」 中山可穂/「砂糖なしで和スイーツ」 光原百合/「3C、あるいは、チョコレート死」 小手鞠るい/「醤油と海苔」 森下佳子/「清張先生も食べた、懐かしのケーキたち」 半藤末利子/「たこ焼き」 藤野恵美/「チョココロネ」 宮内悠介/「でんぷん」 松昭教/「土台はいらねえ」 坂木司/「ドーナツかシュークリームのようななにか」 円城塔/「二色ムースのしあわせ」 辻村深月/「バターケーキ」 東朔水/「母と作ったクッキー」 松田青子/「パン粉で作るりんごのクランブル」 中島久枝/「ハンドメイドの逆襲」 栗田有起/「抹茶のフレンチトースト」 徳永圭/「まるくてあまくてふわふわで」 池澤春菜/「丸ぼうろ」 寺地はるな/「水ヨウカン」 向井湘吾/「メープルシロップのホットケーキ」 棚橋弘至/「夢が叶った日」 穂村弘/「夢の赤福」 西村玲子/「『わかったさん』のクッキー」 岡田利規
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子供の頃、おやつに何を食べましたか第2弾。
どれもこれも、想像すると美味しそうで
空腹時に読んではいけない内容ばかり。
若竹さんが言っておりますが、すべてのお菓子は
想像しているのが一番美味しいです。
思い出は美化する、と同じレベルだと思われます。
中で、ひとつだけレシピがついていましたが
作って食べてみたい2色ムースにはなし。
1:1の水ようかんは作れそうですが
アンコはすでに甘いのを買ってこないと
甘くないもの、が出来上がってしまうかと。 -
小説家からプロレスラーまで30人の著名人によるおやつエッセイ。
「おやつ」というテーマだけに幼少の頃の家族の想い出を記したものが多かった。
角野栄子の作が印象的。
YAに入れてしまったが、YAよりもかつてを懐かしみたい大人向け。