みんなの怪盗ルパン

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  • ポプラ社 (2016年3月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591149423

みんなの怪盗ルパンの感想・レビュー・書評

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  • 待ってました!「みんなの少年探偵団」が出た時から、ルパンで同じ企画本が出ないかなと。
    前にもレビューで書いた事があったと思うのですが、私は子供の頃図書券を貰うと必ずルパンシリーズを買いに行っていた、根っからのルパン派!今でも大切に保管してあり、時々読み返しています。
    今回の作家陣が結構好みでそれも嬉しかったのですが、読んでみて少年探偵団の時同様、ルパンの世界観を失わずそれぞれの色も出しつつという所が素晴らしいなぁと思いました。ルパンを好きじゃないと書けない。特に近藤さんの作品は、ルパンってこうだよね!と私が思っているイメージと当てはまる箇所があって嬉しかったです。
    是非是非、他のルパン好き作家さんの作品も読んでみたいので、シリーズ化期待しています。

  • ついに出してくれたか! 昔ルパンファンだった私としては嬉しい限りの一冊です。子供の頃に親しんだ人が多いだろうし、また新たに読む人にも楽しめそうな物語ばかりです。やっぱりカッコいいよなあ。謎とロマンが溢れています。
    お気に入りは湊かなえ「仏蘭西紳士」。ルパンものとしての面白さももちろん、ミステリとしてもとても楽しめる一作でした。
    小林泰三「最初の角逐」もなんだか凄い。いったいどういう物語なのかと思いましたよ。これはルパン好きだけでなく、あちらのファンの方にも興味深いのでは。

  • アルセーヌ・ルパンへの思いのつまったオマージュ作品集。
    子どもの頃、ポプラ社のルパンシリーズに、どれほど胸を躍らせたことか。
    あの頃のままのルパンが、日本の作家たちの手で甦ってここにいる。
    なんて幸せなこと。
    どの作品のルパンも、実際にルブランが書いたのだとして、違和感がない出来ばえ。
    もっと、もっと、この世界に浸っていたい。

  • 近藤史恵さんの「青い猫目石」が素敵。
    幸福と困難は紙一重…あぁ名言。
    一瞬でルパンの世界にどっぷりひたれ満足。
    やっぱりルパンはかっこいい。

  • +++
    多くの人の読書体験に強い影響を与えてきた、「怪盗ルパン」シリーズ。
    弱きを助け、強きを挫く、世界一華麗な怪盗〝ルパン〟の活躍に憧れた子供たちも数多いことだろう。

    今作では、子供時代、怪盗ルパンに胸を躍らせた過去を持つ作家陣が集結。
    小林泰三、近藤史恵、藤野恵美、真山仁、湊かなえの豪華5人が、「怪盗ルパン」のオマージュ小説に挑む!

    『最後の角逐』小林泰三
    『青い猫目石』近藤史恵
    『ありし日の少年ルパン』藤野恵美
    『ルパンの正義』真山仁
    『仏蘭西紳士』湊かなえ
    +++

    「ホームズとルパン、どっちが好き?」というのは、ミステリ好きなら誰もが一度は問いかけられたことではないだろうか。わたしは最初に読んだルパンの物語のインパクトがあまりにも強かったので、迷うことなくルパンと答える。そんなルパンの知られざる一面が、ルパン好き作家たちによって、新しい物語にされる。こんなにわくわくすることがあるだろうか。そんな期待を裏切らない一冊である。愉しい読書タイムだった。

  • オマージュアンソロジー「みんなの少年探偵団」シリーズのルパン版。こちらも豪華な作家陣によって書かれている贅沢な一冊です。

    第一話小林泰三さんの「最初の角逐(かくちく)」では若き日のルパンが〇〇××と△△!見どころも突っ込みどころも満載の夢の一篇。

    第二話「青い猫目石」近藤史恵さんが描く貧しい青年画家と聡明な令嬢の恋の行方とルパンの物語。ある意味最もポプラ社ルパンシリーズそのままを書き表している気がしました。素晴らしい。

    第三話「ありし日のルパン」藤野恵美さん。少年時代のルパンの葛藤や母への思慕にうなずかされます。

    第四話「ルパンの正義」真山仁さん。子どもに読ませられるくらいかなりわかりやすく書かれていますが、史実のある事件を題材にした読み応えのある一篇。その事件や時代の背景を追うと、ルパンの原作も当時あった出来事を色濃く反映した作品が多いことに気づかされました。

    第五話「仏蘭西紳士」湊かなえさん。この話にはルパンはあからさまには出てきません。代わりにレニーヌ公爵が登場。舞台は日本です。親日家だった彼が来日し、そこで出会った美しい姉妹に降りかかった不幸から脱出する手助けをします。これも実際のシリーズに紛れ込んだら違和感なく読んでしまうような見事な描写でした。

    こうしてみてみると作家が男性であるか女性であるかでルパンの人となりがどのような点で注目されているか、わかれているような気がしました。男性作家の描くルパンはたくましさや不敵さなどが強調され、女性作家の彼には女性に対する優しさやロマンスが感じられました。それぞれのルパン像がとても興味深くて面白かったです。

  • 多くの人の読書体験に強い影響を与えてきた、「怪盗ルパン」シリーズ。
    弱きを助け、強きを挫く、世界一華麗な怪盗〝ルパン〟の活躍に憧れた子供たちも数多いことだろう。

    今作では、子供時代、怪盗ルパンに胸を躍らせた過去を持つ作家陣が集結。
    小林泰三、近藤史恵、藤野恵美、真山仁、湊かなえの豪華5人が、「怪盗ルパン」のオマージュ小説に挑む!

    『最後の角逐』小林泰三
    『青い猫目石』近藤史恵
    『ありし日の少年ルパン』藤野恵美
    『ルパンの正義』真山仁
    『仏蘭西紳士』湊かなえ

  •  巻頭「最初の角逐」(小林泰三)に、あの大物も登場する。ルパンが率いる組織の基盤はアレだったのか!
     巻末「仏蘭西紳士」(湊かなえ)は、女性読者の憧れるルパン像を細やかに描いている。
     「ルパンの正義」(真山仁)はドレフュス事件を扱っている。思い出されるのが、マックイーンの映画「パピヨン」。主人公が流刑地の仏領ギアナ悪魔島で、座るのに適した岩に腰掛けていたら、老囚がよろよろと現れ「それはドレフュス大尉のベンチだ 座ってはならん」
     他の観客もそうだろうが、当時の私もちんぷんかんぷんだった。
     ドレフュス大尉は、その岩に腰掛けて故国をしのんでいたのだ。

  • 小学生の頃に夢中で読んだ懐かしさが蘇ってくる〜。ルパンの人物像はもはやもわっとしているけれど、こんな感じ感じ…という怪盗紳士のエッセンスは十分楽しめた!

  • ルパンの同人誌みたいな?
    ルパンを読んだことはないけれど、これを読むと原作が気になってくる。
    どの作品も面白かったけれど、原作を読んだあとのほうがもっと面白く感じられるように思う。
    作家さんのほうにも興味がそそられる。

    ***以下ネタバレ***
    最初の角逐/小林泰三
    私は漫画や小説を読んでいて、違う作品の登場人物たちが交わればどんな会話や展開になるか、想像するのが好きで。
    ルパンとホームズ。
    夢のコラボっていうのかな。
    両方の原作を読んだことがないのが残念だけど、わくわくした。
    ***
    青い猫目石/近藤史恵
    恋のキューピットになるルパン。
    ***
    ありし日の少年ルパン/藤野恵美
    母を養うために始めた盗みや騙し。
    ***
    ルパンの正義/真山仁
    二十歳のルパン。
    盗むものは金品ではない。
    冤罪で罰を受けている人を救うための盗み。
    ***
    仏蘭西紳士/湊かなえ
    ルパンやホームズの本の出回っている日本が舞台。
    ルパンやホームズが物語の中の登場人物ではなく、実際に存在しているという噂がある。
    そんなわくわくするような冒険心をもった美千代の父親が殺された。
    姉、小百合の結婚に関して。
    ミステリーっぽくなっているけれど、推理はあまりに簡単。
    それより湊さんが書くルパンが男前。
    最後は、映画カリオストロの如く、何も盗まなかった、いや、あなたの心をって感じ。

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多くの人の読書体験に強い影響を与えてきた、「怪盗ルパン」シリーズ。
弱きを助け、強きを挫く、世界一華麗な怪盗〝ルパン〟の活躍に憧れた子供たちも数多いことだろう。


今作では、子供時代、怪盗ルパンに胸を躍らせた過去を持つ作家陣が集結。
小林泰三、近藤史恵、藤野恵美、真山仁、湊かなえの豪華5人が、「怪盗ルパン」のオマージュ小説に挑む!

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