(086)絆の病 (ポプラ新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591149478

感想・レビュー・書評

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  • 複数の診断名は何を意味するか、カウンセリングでどこまで治るか、避けるべき薬は何か。治療が難しいとされる境界性パーソナリティ障害を克服した当事者の体験を、実績豊富な精神科医が臨床例を織り交ぜながら読み解く。

  • 他著もよく読むですが、対談で、思ったよりも温かい人柄なんだなあと好感でした。
    BPDと発達系は、かぶるとこもあって、いろいろと参考にしてるのだけど、
    セリさんのようにいつか終わりが来るのかな、来なくてずっとつきあって生きてくしかないのかも、と思ったり。

    内容はとてもよくて、
    カウンセリングのような感じもあって、
    読んでてても癒される感じがして、
    セリさんはよかったなあと、

    ただ、ぶっちゃけ、
    セリさんはだんなさんいるじゃんいいじゃんと、
    嫉妬だけどそう思った。

著者プロフィール

岡田尊司(おかだ・たかし)
1960年香川県生まれ。精神科医、作家。東京大学文学部哲学科中退。京都大学医学部卒業。同大学院医学研究科修了。医学博士。京都医療少年院勤務などを経て、2013年より岡田クリニック(大阪府枚方市)院長。日本心理教育センター顧問。パーソナリティ障害、発達障害、愛着障害を専門とし、治療とケアの最前線で現代人の心の問題に向き合う。著書『悲しみの子どもたち』(集英社新書)、『愛着障害』『愛着障害の克服』(いずれも光文社新書)、『愛着アプローチ』(角川選書)、『母という病』(ポプラ新書)、『母親を失うということ』(光文社)など多数。

「2022年 『病める母親とその子どもたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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