- Amazon.co.jp ・本 (25ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591149737
感想・レビュー・書評
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文字のない絵本。
言葉は自由に想像できる。
少女の、小さな静かな優しさで、周りが温かく彩られていく。
また、大人として気付かされる一面もある絵本だと思った。
一緒に歩いているお父さんが気が付いていないんだもの…
大人もゆっくりと歩こうよ
道端に咲いている野花に気付いている?
時には子どもと同じ目線になって立ち止まろう
子どもの可愛らしさや優しさに、もっと気付こうよ
そしてそれを言葉にして伝えなきゃ……
私自身に言いたくなってくる(-_-;)
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微笑みをくれる街の天使
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文字なし絵本。想像力を膨らませながら
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町を歩きながら、道端の花を摘む少女。
出会った人に、幸せのおすそ分け。花をあげる。
みんなも、そして最後に自分にも。 -
こまわり、絵本
花と少女の洋服だけ色がついていて、後は白黒
少女がみつけるのは、街のささやかな花たち
そしてそれを自分のまわりの犬や人に贈る少女
そのささやかな行為に心がほっとする
しかしこの少女の表情がもう少し明るくてもいいじゃないのかな~とも思う -
字のない絵本。
女の子がお父さんとの帰り道で花を摘んでいく。
摘んだ花は死んだ鳥、ベンチで寝ているおじさんの靴、犬、家に帰ってお母さん、兄弟たちに挿してあげる。
大体がモノクロで一部分だけ色がついているのがいい雰囲気。 -
優しさが大事だと改めて感じます。
赤い洋服のこどもと男性。
せつなげな中にも伝わるこどもの表情が印象的。
言葉が無い事でより伝わるし、見る側が考える。
イラストの構図や色もすてきでした。 -
モノクロで描かれた世界に赤い服の女の子が登場します。文字はありません。女の子は道端の花を見つけては摘んでいきます。その花を誰かにあげるたびにモノクロの世界が少しずつ色づいていきます。世界が生き生きとしてきます。
女の子はそっとみんなに花を配ります。私も子どもの頃、野花を摘んでそっとだれかにあげたり、供えたりしていました。自分ひとりだけの世界があり、とても大切にしていました。すっかり忘れていた子どもの私に再会したような気持ちになりました。
原題は『SidewalkFlowes』。花を中心に絵本を読めば、女の子目線の『おはなをあげる』とは少し違った世界も見えます。