- Amazon.co.jp ・本 (149ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591149874
感想・レビュー・書評
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これいい本だな...。
昭和に子供時代を過ごした人には、郷愁を誘う。
今となっては、そりゃダメでしょ!っていう遊びをしてた小学生時代の自分の記憶が、ミリさんの子供時代と重なる。
そしてその話に関連しての本(絵本)の紹介。
その後のミリさんの漫画や、「こどものわたしからおとなのわたしへ質問」のイラスト内容、最高。
ここに紹介されてる本、全部読んでみたい。
そういえば小学校の教科書に載ってる話とか、国語のテストに使われる小説なんかの続き読みたいなあ、ってよく思ってた。その時は興奮してメモするんだけど、テスト終わるとすっかり忘れるんだよねー。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読み終わったら全部の絵本が読みたくなる。
絵本にまつわる思い出ぽろぽろ。
一冊につき2ページ程の分量なのでサクッと読めます。
その後の4コマもほっこり。 -
私にとって益田ミリさんとの出会いでもあったこの本は、とっても大切なことを思い出させてくれた。
第一話である「友達からの手紙」を読み、何ともたまらない気持ちになって号泣してしまった。思えば自分は派手なものばかりを欲しがってた。なんにも考えずに生きてきたんだなぁと。子供時代からこんなに自分を持ってる益田ミリさん、ほんと凄いです。
子供時代の著者は、ちょっと引っ込み気味などこにでもいる女の子であったことを想像させる。その普通感がとっても共感できるし、人と違う視点を持っていることにハッとさせられる。
現在2児の父である私、おかげで子どもたちとの距離も縮まりそうです。 -
たくさん共感する部分がありました。自分だけと思っていたこたも著者と共有できる部分があって嬉しかったです。思い出とともに児童本が紹介されているのでそちらの本も読み返そうと思いました。
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たまたま図書館で見つけた大好きな益田ミリさんの本。
表紙が完全にぐりとぐらじゃないか!可愛すぎる!
同世代だから、また同じ関西人だから、小学生のミリさんの思い出や感性が私に被る事ばかり。
本当に懐かしく楽しく読めました。
ちなみに私は、今でもお気に入りの絵本をちゃんと残しており、それが何冊か作中に登場していて、またまた嬉しくなったのである。
ミリ作品の中でも、かなり気に入り多くの人(特に昭和世代)に読んでもらいたいと思う本です。 -
とっても好き。
この本を読んで、私も昔好きだった絵本や憧れてずっと持ち歩いていた本を読み返してみたいなと思った。頭の中にある内容やイラストが自分なりにカタチを変えていたとして、本物を再度見てショックを受けるかもしれないけれど、それはそれでおもしろそう! -
エッセイ、共感できて、私にもそういう時代があったなぁ…と自身の子ども時代を思い出す。大人になって当時を振り返って気づくこともたくさんある。懐かしくてウフフと笑ってしまった。幸せな時間。
愛に満ちたあたたかい思い出。当たり前の日常がこんなに尊いものだったんだ…と。
もう過去には戻れない、未来を向いて生きていくしかない。今のこの時間を大事にしたいと強く感じた。 -
ほっこり温まる本。
あ〜子供の頃そんなことあったな〜と懐かしみつつ癒やされました。 -
作者が昔読んだ絵本が1冊ずつ1章で紹介されている。当時の思い出とともに。同世代なので、とても共感できる。さすがイラストレーターであり、作家である作者、絵に対する感覚も鋭く言語化も深い。