ぼくが消えないうちに (ポプラせかいの文学)

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著者 : A.F.ハロルド
制作 : エミリー グラヴェット  A.F. Harrold  Emily Gravett  こだま ともこ 
  • ポプラ社 (2016年10月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591150283

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ぼくが消えないうちに (ポプラせかいの文学)の感想・レビュー・書評

  • アマンダは想像力抜群の女の子。
    他の人には「見えない友達」ラジャーと出会い、親友になる。
    ラジャーはアマンダが作り出した空想の男の子、という事はアマンダ自身もお母さんも理解してくれてるし(お母さんも昔は見えない友達がいた)、学校の友達も「アマンダがまた変な事言ってる」的に知られている。

    けれど、見えない友達がいる事を嗅ぎつけて、見えない友達を狙う謎の男バンティング氏が現れた。恐ろしい見えない友達の黒髪の少女を連れて…

    クリスティーナ・ロセッティの「思い出」の詩の後、
    アマンダの死んでしまったラジャーの心情が綴られ、
    物語ははじまる。





















    アマンダとラジャー、どちらが主人公と思って読むのか、どちらも主人公だな。

  • 見えない(想像上の)お友だちと、彼らとの別れについて。誰かの見えないお友だちが、想像力の足りない人間の子どもにレンタルされる、という発想が面白かった。彼らの待機場所が図書館というのも素敵だ。たとえ見えないお友だちの思い出がなくても、自分にもいたのかも、と思わせてくれる、暖かい作品。
    主人公のお母さんのストーリーは、大人が読む方がぐっとくると思う。ちょっと怖いところもあって、子どもだったら眠れなくなっていたかも。

  • 「ひみつの友だち」ものは、それだけでワンジャンルできるほどたくさんあるけど、ひみつの友だち視点で書かれたものというのはついぞ読んだことがない。そういう意味ではほんとに奇想天外。

    しかもよく正体のわからない男とそのひみつの友だちも出てくるし(これがまたこわい!)頭のなかにいっぱい「?」が飛び交って、最後も謎が解けたような解けないようななんだけど、しまいにはジーーーーン。

    この本は、完全に大人視点で読んだな~。ママのリジーがいいんだよね。クラスメートのママが、娘がひみつの友だちが見えると言い出したとたんうろたえて精神科に連れていくところが茶化して描いてあるけど、親になったらそういうふうになってしまう人はたくさんいる。子どもがオタクでも引きこもっても、ずっと「大丈夫」と信じて待つのはなかなかむずかしいことなのだ。

    なんかいっぱい暗喩めいたものが込められていて、ちょっと読んだ人と語り合いたい感じがした。

    あ、それからエミリー・グラヴェットの挿絵がほんとにいい。これは愛蔵版になりそう。ページの下隅の小鳥さんはいったい何者? いろいろ気になるなー。

  • 「見えないお友だち」の物語。
    想像力豊かなアマンダとアマンダのつくりだしたラジャー。ふたりは大の親友だったけど、ある日アマンダが事故にあって、ラジャーはどんどんうすくなっていってしまう。見えないラジャーの風変わりな冒険譚。

    想像力豊かな子どもがつくりだす「見えないお友だち」がでてくる作品はおおいけれど、「見えないお友だち」の方が主人公のものはめずらしい。ファンタジーを交えて想像力あふれる子どもの世界を描く一方で「見えないお友だち」を信じない子や親たちも描いている。ラジャーの存在を信じてくれるアマンダのママがとてもいい。おめでたいただのハッピーエンドじゃない終わり方もすき。わりとコミカルな語り口なのに、しっかりと表現するところはしていて読みやすいのに深い。それに、エミリー・グラヴェットさんの挿絵が物語を本当に引き立てていてとてもいい。

  • アマンダの想像力は凄い。
    私も、いっぱい想像してみたい。
    表紙の絵がとっても素敵。

  • 想像力が豊かで魅力的な少女がいる。
    が、彼女は語り手ではない。
    語り手は、彼女が作り出した空想の友達である少年だ。
    文句を言いつつも最高の相棒だった二人にある出来事が起き、少年は消え去るかも知れない状況で孤独な戦いをすることになる。
    予想外に怖くて、大人の私でもドキドキした。
    なかなか容赦ない…!
    しかしグッと来る物語で、挿絵もとてもいい。
    この作者の他の作品も読みたくなった。

  • 子どもの想像力が創り出したもの
    すごい!
    イギリスの作者
    そして、挿絵がいいなあ
    何度も見返したよ
    ドキドキさせられたよ

    あまり期待せず読み始めたけれど引き込まれてしまった

    私にもいたのかなあ
    想像力貧弱だったからショボいともだちだったかも

    ≪ 想像は 儚く消えて 今になり ≫

  • ハッピーエンド。
    だけど少し悲しくなる。余韻がなかなか抜けなかった。
    他の人には見えない空想のお友だち。
    大人にはなりたくないなぁ(T_T)

  • ラジャーはアマンダが想像して心の中で作り出した少年。ふたりはいつも一緒。そんなあるとき得体のしれない男と、気味の悪い少女がアマンダの家に訪れる。ママは不審な男を追い払うが、一緒にいた女の子の姿はママには見えない。二人はいったい何もの?そして、ラジャーに危機が迫る中アマンダが交通事故にあってしまう。アマンダの想像から生まれたラジャーは一体どうなってしまうのか…。

  • ぼくは、空想好きで活発な女の子アマンダが生み出した他の人には見えない少年ラジャー。2人はアマンダの様々な遊びを楽しんだが、ある日奇妙なおじさんと女の子がアマンダの家を訪ねてきて狙われる。実はそのおじさんは、ラジャーのような空想からできた子どもを飲み込むことで生きながらえていたのだ。2人に追われ逃げる時、アマンダが車に轢かれて死んでしまった。アマンダは病院へ運ばれたがラジャーは行けなかった。自分が薄くなっていくラジャー、次の子どもを捜す図書館で同じような空想上の者たちと出会い自分を知りアマンダの病院へ行きたいと願う。そのためには、誰かに連れて行ってもらわなければ…ラジャーは、消えてしまうのか、意外な展開で事態は急展開していく。

  • ラジャーは、少女アマンダが想像してつくり出した親友だ。
    ふたりはいつも一緒に、楽しい時間をすごしていた。
    しかしある日突然、アマンダがいなくなり、ラジャーはひとりぼっちになってしまう。
    アマンダに忘れられると、ラジャーはこの世から消えてしまうというのに。
    さらに、子どもたちの想像力を盗む、不気味な男もあらわれて…。
    大切な友だちを探すため、ラジャーの旅がはじまった……!
    子ども時代の不安や喜びをスリリングな展開で描く、イギリス発のファンタジー。人気画家、エミリー・グラヴェットの挿絵入り。

    「子どものときのことなんて、みんな忘れていく。でも、子どもに忘れられていく友だちを書いたこの本を、きみはきっと忘れない」ー金原瑞人氏(法政大学教授・翻訳家)

    「とても明瞭かつ独特な語り口で読者を魅了する、温かくて笑いのある物語」
    ―ガーディアン誌

    「恐ろしくもあり、ユーモアもあり、感傷的になることなく、感動させてくれる。エミリー・グラヴェットの絵も美しい。はじめから終わりまで、喜びにあふれた本」
    ―ファイナンシャル・タイムズ

    「想像力について、一風変わった作風で描くことに成功している。ケイト・グリーナウェイ賞を受賞したことのあるエミリー・グラヴェットの挿絵は、モノクロでもフルカラーでも美しく、文章と融合することで特別な一冊に仕上げている」
    ―ブックリスト

  • ちょっと変った少女、アマンダの友達ラジャーは
    他の人には見えない、あまんだが作り出した
    想像の友達。二人はいつも一緒に楽しく過ごしていたが
    ある日、突然アマンダがいなくなり
    ラジャーはひとりぼっちになってしまう。
    アマンダに忘れられるとラジャーはこの世から
    いなくなってしまうのに。

    店で頂いたサンプルで読了。
    いつからか海外作品が苦手になりまして…
    児童書なら、と久しぶりに読んでみたけど
    やはり苦手です…

    赤毛のアンなどの時も思ったのですが
    そもそも幼少期などに頭の中に想像の友達を
    創り出したことがないものでピンとこなくて…
    私の周りでもあまり聞かないんですが
    たまたまなのか、日本ではあまりしないのか…

    子供たちの想像力を食べるバンティング氏の
    連れてる少女が怖い!
    児童書だと思ってたのに挿絵が妙に怖い!
    電車の中で読んでいてビビりすぎて「ひっ」と
    言ってしまって読んで感想文提出、と
    私に読ませた店長に
    「怖い本苦手だって言ったのに!」と
    ブチ切れる始末…(理不尽)

    ただ、アマンダのママとれいぞうこの話は
    じわっと来ました。

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ぼくが消えないうちに (ポプラせかいの文学)の作品紹介

ラジャーは、少女アマンダが想像してつくり出した親友だ。
ふたりはいつも一緒に、楽しい時間をすごしていた。
しかしある日突然、アマンダがいなくなり、ラジャーはひとりぼっちになってしまう。
アマンダに忘れられると、ラジャーはこの世から消えてしまうというのに。
さらに、子どもたちの想像力を盗む、不気味な男もあらわれて・・・。
大切な友だちを探すため、ラジャーの旅がはじまった・・・・・・!
子ども時代の不安や喜びをスリリングな展開で描く、イギリス発のファンタジー。人気画家、エミリー・グラヴェットの挿絵入り。

「子どものときのことなんて、みんな忘れていく。でも、子どもに忘れられていく友だちを書いたこの本を、きみはきっと忘れない」ー金原瑞人氏(法政大学教授・翻訳家)

「とても明瞭かつ独特な語り口で読者を魅了する、温かくて笑いのある物語」
―ガーディアン誌

「恐ろしくもあり、ユーモアもあり、感傷的になることなく、感動させてくれる。エミリー・グラヴェットの絵も美しい。はじめから終わりまで、喜びにあふれた本」
―ファイナンシャル・タイムズ

「想像力について、一風変わった作風で描くことに成功している。ケイト・グリーナウェイ賞を受賞したことのあるエミリー・グラヴェットの挿絵は、モノクロでもフルカラーでも美しく、文章と融合することで特別な一冊に仕上げている」
―ブックリスト

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