(099)お化けの愛し方: なぜ人は怪談が好きなのか (ポプラ新書)

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著者 : 荒俣宏
  • ポプラ社 (2017年7月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591150948

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(099)お化けの愛し方: なぜ人は怪談が好きなのか (ポプラ新書)の感想・レビュー・書評

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  • <現代の知の巨人〟荒俣宏が出した〝人生の答え〟とは!?>
    お化けは「怖い」。そうしたイメージは、いつから生まれたのか。
    「牡丹燈篭」や「雨月物語」。タイの怪談に、西洋恋愛怪談の「レノーレ」。幻の書『情史類略』……。
    その起源を探る中で見えてきたのは、実は人間とお化けは仲良くなれるし、恋だってできるという、新たな価値観だった――。
    ジャンルを越えて語りつくす、これぞアラマタお化け学終着点の一冊!

    <一部見出し>
    ・起源はなんでも中国か?――志怪と伝奇
    ・人生を幸福にする要素としての「お化け」
    ・乱歩の「怪談入門」が発掘したもの
    ・近代怪談の初代ヒット作、『剪燈新話』
    ・浅井了意翻案で日本化した「牡丹燈籠」
    ・怪談の背景に戦争と伝説がある
    ・西洋お化けの革新も恋愛物に始まった
    ・平田篤胤による日本の幽冥界維新(裏表紙)

  • ちょっと学術書めいた作品でございます。がしかし、そこわそれ荒俣博士の書かれることでして、たいそう面白うござりまする。しかし荒俣先生、最近小説わちっとも書かないのでした。

  • 荒俣宏さんはテレビ番組に出てくる作家みたいな感じでしか知らなかったけど、調べると多彩な方なんですねぇ。
    妖怪評論家で、妖怪のことはいろいろお詳しい。

    私自身、妖怪については魅力を感じるものの、奥深く知らず、子供の頃に読んだ物語や水木しげるさんのゲゲゲの鬼太郎を知るぐらい。
    鳥取の水木しげる博物館に行ったり、子供に付き添ってスタンプラリーもちゃんとやってきた程度。


    さて、お化けとは?
    いつから、どこでどんな存在だったのか。
    中国から始まり広がる。

    お化けの話は同じようなパターン化された話が多く、ほとんどが男性目線だ。
    女のお化けは美しいことが前提のようだ。(そうじゃないと男が騙されてついていかないもんね。それに女のお化けの方が怖いイメージがある。それは幽霊画やお化けの絵には女が多いから植え付けられたイメージでもあると思う)
    そして、小説でも古い時代のものを読むと、男性の方がエライ、女性は下。
    「女十悪」というのがあり、その内容は偏見に満ちていて、本当にひどいなー!

    今だとバカかと思うようなことが普通だった。

    この前読んだ『風と共に去りぬ』にも妊娠は恥ずかしいことだ、話題にしてはいけなかったという描写があった。

    そんな時代、場所に生まれてなくて幸いだ。


  • 日本だけではなく、世界共通だと分かった。女でもきれない男が待っていてくれるのかな?

  • <目次>
    第1章  お化け愛の始まり~日本に登場した新しい怪談
    第2章  馮夢龍と「解放の怪談」
    第3章  怖い怪談の呪縛~日本の場合
    第4章  お化けとの恋愛が認められるまで
    第5章  日本に広がった「牡丹燈記」
    第6章  町人文学の大暴れ~『牡丹燈籠』から『聊斎志異』へ
    第7章  怪談愛の至高点『雨月物語』
    第8章  アジアからヨーロッパへ~『メ―・ナーク』と『レノーン』
    第9章  西洋でも、生死を越えた恋が成就した!
    第10章  圓朝版『牡丹燈籠』と文章変革
    第11章  駒下駄の音と新しい演出
    終章   霊との共同生活、ついに実現!

    <内容>
    博覧強記の荒俣さんの本。今回は「オバケ」。と言っても一般化したわけでなく、『牡丹燈記』(中国)→『牡丹燈籠』とアジアから欧州への広がり。このポイントはお化けとの恋愛!江戸川乱歩はとうに気付いていたようだ。

  • 2017年8月5日に紹介されました!

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(099)お化けの愛し方: なぜ人は怪談が好きなのか (ポプラ新書)の作品紹介

<現代の知の巨人〟荒俣宏が出した〝人生の答え〟とは!?>  
お化けは「怖い」。そうしたイメージは、いつから生まれたのか。
「牡丹燈篭」や「雨月物語」。タイの怪談に、西洋恋愛怪談の「レノーレ」。幻の書『情史類略』……。
その起源を探る中で見えてきたのは、実は人間とお化けは仲良くなれるし、恋だってできるという、新たな価値観だった――。
ジャンルを越えて語りつくす、これぞアラマタお化け学終着点の一冊!

<一部見出し>
・起源はなんでも中国か?――志怪と伝奇
・人生を幸福にする要素としての「お化け」
・乱歩の「怪談入門」が発掘したもの
・近代怪談の初代ヒット作、『剪燈新話』
・浅井了意翻案で日本化した「牡丹燈籠」
・怪談の背景に戦争と伝説がある
・西洋お化けの革新も恋愛物に始まった
・平田篤胤による日本の幽冥界維新

<プロフィール>
荒俣宏(あらまた・ひろし)
作家。博物学者。1947年東京生まれ。武蔵野美術大学客員教授・サイバー大学客員教授。『帝都物語』がベストセラーになり、日本SF大賞受賞。『世界大博物辞典』でサントリー学芸賞受賞。
神秘学・博物学・風水等多分野にわたり精力的に執筆活動を続け、著書・訳書多数。

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