([ま]1-6)今ごはん、昔ごはん (ポプラ文庫)

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著者 : 松井今朝子
  • ポプラ社 (2016年8月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591151068

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([ま]1-6)今ごはん、昔ごはん (ポプラ文庫)の感想・レビュー・書評

  • 京都の料亭に生まれ、大学からは関東にお住まいの、松井今朝子さんの、食のエッセイ。
    元は料理番組のテキスト(QP?)に連載されていたものらしい。

    料理の今昔という時間軸を縦に、東西の食文化の違いを横軸に、豊富な知識と、食べ物への愛が語られます。

    時々、丸ごと独り占めして食べきってしまったとか、食べ過ぎて苦しくて眠れなかったとか、食いしん坊振りが微笑ましいエピソードも。(その割にスレンダーでいらっしゃいますが…)
    松井さんの語り口、好きです。

    今、私たちが堪能している美味しいものは、だいたい江戸中期ごろから始まったようですね。
    ポップコーンらしきものもあったとは驚きです。

    あと、江戸時代の節分ではとろろ汁を食べる習慣があったとか、化け猫が行灯(あんどん)のあぶらをぺろ~りぺろ~り舐める理由とか、トリビアも満載。

    江戸のごちそう、京のとっておき/めぐる季節の愉楽悦楽/今ごはん、昔ごはん/マイ・スイート・メモリーズ/食の色、いろいろ/食べれども、食べれども

  • 「3分クッキング」連載を再構成、加筆修正して2014年6月ポプラ社刊。更に加筆修正して2016年8月ポプラ文庫化。松井さんの食への記憶と想いに感心しました。筍にしても、ほうれん草にしても、昔のは、えぐみがあったなんていう話が、楽しいです。

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([ま]1-6)今ごはん、昔ごはん (ポプラ文庫)の作品紹介

江戸時代にもポップコーンがあったって本当? 節分に食べていたのは「恵方巻」じゃなかった? 京都・祇園の日本料理屋に生まれ、「子どもの頃から喰い意地が張っていた」という直木賞作家・松井今朝子さんの、「食」にまつわるエッセイ集。

歌舞伎や近世文学に通じた時代小説作家ならではの視点で、京都と東京の東西味比較、美味・珍味とりまぜた食べ物の思い出、江戸時代の食文化、無形文化遺産になった「和食」の由来などが、ときにシニカルに、ときにユーモラスにつづられています。楽しく読みすすめるうちに、江戸通、京都通になれそうな知識も盛りだくさん! 
古今東西の「おいしいお話」を、たっぷりめしあがれ。

【著者プロフィール】
松井今朝子(まつい・けさこ)
1953年、京都生まれ。早稲田大学大学院修了後、松竹に入社、歌舞伎の企画・制作に携わる。その後、故・武智鉄二に師事。1997 年『東洲しゃらくさし』で小説家デビュー。同年『仲蔵狂乱』で第8回時代小説大賞、2007年『吉原手引草』で第137回直木賞を受賞。著書は、近著の『縁は異なもの 麹町常楽庵月並の記』など多数。

([ま]1-6)今ごはん、昔ごはん (ポプラ文庫)はこんな本です

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