- Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591151129
感想・レビュー・書評
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今となっては、もしやトランプ大統領の誕生か?!というタイミングで書かれた
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大統領選の解説本。出版後すぐに図書館に予約を入れたが、回ってきたのは、トランプ政権が動き出した後、、、orz それでも、十分読める本である。池上さんが分かりやすく、俯瞰的で冷静な解説をし、増田さんの現地レポートが、現場の熱を伝えている。
ヒラリーの嫌われっぷりがすごい。中央政府への強い不信感。政治のプロ、よりも、自分達の代表を信じる。トランプのメッセージは、そこを突いていたのだと、事後だが気がついた。
日本では報道がほとんどなかった民主党候補バーニー・サンダースの選挙戦が印象的。 -
アメリカの大統領選挙の仕組みがよくわからず、新聞を読んでも???のことがあったので、慌てて購入。ようやく複雑怪奇な仕組みをなんとなく理解したつもり。勝者総取り方式って、変なの。
「隠れトランプ」の存在が気になる。どうやら新上流階級(ボボス)もキーになっているようだけれど、どれだけ理解できているか自信なし。本書で出てくるティーパーティー運動家と同じ層なのか、違うのか?まだいまいちつながらない。
そして、気になるのは炎上商法をトランプが意識的に活用したということだ。アメリカだけでなく、世界中いたるところで、今、アメリカが抱える問題を抱えている。日本も例外ではない。自分たちだけが良ければいいという人が主流になっていることが恐ろしい。
さて、ここから私たちが考えるべきことは何のか。急がずぐずぐずとでも冷静に分析していきたい。