(106)Googleの決断思考: 世界最強チームは危機にどう対応しているのか (ポプラ新書)
- ポプラ社 (2016年10月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591151747
作品紹介・あらすじ
災害が起こると、すぐに動き始めるGoogle。東日本大震災では、発生から1時間46分後に、最初のサービスを立ち上げた。その後、30以上のサービスを次々と作り上げ、熊本地震でも、すぐにサービスを始動。Google社員たちは、想定外の事態になぜすぐに対応できるのか。わたしたちは、次の災害に備えて何ができるのか。世界最強チームの経験と知見が1冊に。災害時に役立つGoogleのサービス一覧も収録。
感想・レビュー・書評
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愛知大学図書館のOPAC https://libopac.aichi-u.ac.jp/iwjs0012opc/BB00966911
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【由来】
・図書館に新書アラート
【期待したもの】
・林信行がGoogle本!?
【要約】
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【ノート】
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【目次】
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これの前の本は読んだのか?
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Googleが東日本大震災でどのような対応をとったか、どうしてそのような対応が取れたか等を解説したもの。
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自分で考えて行動できる自立心、それを許容する会社側の「余裕」。これからの時代、そういう人や会社が生き残っていく。
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主にGoogleの社員が、東日本大震災の際に、Googleのサービスを使っていかに被災活動に従事したかということが綴られた一冊。
自分はTwitterはあまり見てなかったが、被災活動も多種多様で色んな協力の仕方があると感じた。 -
東日本大震災時の主にGoogleの災害対応についての本。
せめてサブタイトルにでも東日本大震災といれればよかったんじゃないかと思った。間違ってないけど、ビジネス戦略の本と思いそう。
PFIFというパーソンファインダー用のフォーマット(XML)があるらしい。こういうのを定義すると、企業間でやりとりしやすいだろうし、たしかにいいのかもしれない。
後、当時はオープンデータという概念がほとんどなかった(というより東日本大震災をきっかけにオープンデータが普及してきた)から、災害情報を共有したいIT企業もだいぶ大変だったんだなと。Yahoo!JAPANなんて東京電力が公開したグラフ画像を手作業で測って数値を割り出していたらしい。何そのアナログ手法。
それと、Googleの企業姿勢って基本的に一般企業では当てはまらないような気はした。優秀な人をやとって好きにさせる姿勢って、そうそうできるもんじゃないし、どちらかというと、社員を優秀にしたいと思う企業のほうが多いだろうし。
それにしても、当時はよく話題にあがったUstream。今ではめっきり名前を聞かなくなってきたけど、うまくやってるんだろうか。 -
東日本大震災へのGoogleの対応は参考になったが、本書のタイトルと内容には齟齬があると思う。
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Googleだけでなく、大規模災害発災時にどれだけ多くの技術が善意によって生み出されたかがわかる一冊。
こわがっていてもしょうがない。
災害は来るときは来る。