- Amazon.co.jp ・本 (162ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591151785
作品紹介・あらすじ
ニュージーランドのオークランドにあるチェアマン寄宿学校の少年たちは、夏休み、2週間の船の旅に参加するために帆船スラウギ号に乗りこんだ。ところが、船は十五人の少年だけを乗せたまま流され、嵐にあい、たどりついたのは無人島だった!
★あとがき(高楼方子)より
さまざまな工夫を重ね、毎日の生活をきちんと送ろうとする、少年たちの知性と真面目さに、とてもとても感心しました。(中略)それでも、不満ややきもちや後悔といった感情に、彼らもまた苦しむのですが、かえって親しみを感じますよね。
感想・レビュー・書評
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停泊していた船が動き出してしまい、15人の少年たちを乗せた船は孤島へ流れ着いた。
知恵と勇気と一致団結しながら、2年もの歳月を彼らは、その島で生活していく。
まず、登場人物が多いので、挿絵があって助かった。
把握するまでに何度見直したことか。
少年たちは出身地も様々で、その国々の個性が少年たちに反映されているようだ。
プライドの高いイギリス出身のドニファンには、「また君か…」と何度も思ったし、ドニファンに常に味方する少年たちは、まるでハリーポッターのマルフォイ+αそっくり。
それでも、年齢もばらばらの少年たちが、年長者たちに統率されながら、規律を作り、知恵を絞り、2年という長い歳月を乗り越えていく姿は熱かった。
原作、長いが頑張って読んでみようかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
さまざまな困難に直面しても、しっかりと向き合って解決し、たくましく成長していく。名前がなかなか覚えられず、登場人物の紹介ページと本文を行ったり来たり…
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【あらすじ】
ニュージーランドのオークランドにあるチェアマン寄宿学校の少年たちは、夏休み、2週間の船の旅に参加するために帆船スラウギ号に乗りこんだ。
ところが、船は十五人の少年だけを乗せたまま流され、嵐にあい、たどりついたのは無人島だった! -
みんなが工夫している所が、好き!!
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とても面白かったです♪
サバイバル生活、ちょっと憧れるなぁ・・・(笑) -
高楼方子さんによる『十五少年漂流記』の短縮版。豊かでありつつも厳しい自然環境の中での、子供達だけでの漂流生活が、知恵と工夫で徐々に整っていく様子は読んでいて飽きない。本書の8倍の長さの原作をまとめたそうで、展開が早すぎる部分や、説明や描写が物足りない場面もあったので、完訳も読んでみようと思う。常に現実を怯むことなく直視して、精一杯生きる姿は潔く、真/芯の強さとは何かを考えさせられる。