- Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591152676
感想・レビュー・書評
-
ゴッホの激動の人生が見える伝記
最愛の弟、テオとの関係に時折涙が出そうになった。
癇癪持ちで、家族から距離を置かれてしまうようになっても兄を支え続けるテオとそれに答えようと悶えるゴッホ..
最期に弟を想い、自ら命をたった兄。
それに続くように亡くなる弟。
有名で精緻な表現をする偉人な反面、不器用なゴッホに同情せざるを得なかった。
家族構成や実は同じ誕生日、同じ名前の兄がいた事も衝撃。
たとえ僕の人生が負け戦であっても、僕は最期まで戦いたいんだ。
虫だって光が好きなのと嫌いなのと2通りあるんだ。人間だって同じだよ。
考えれば考えるほど、人を愛すること以上に芸術的なものはないということに気づく。
直感力違と想像力を抑え込んではいけない。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ゴッホアライブにも行った
-
「有名な『ひまわり』をはじめとして、小学校の教科書にも多くの作品が掲載されている画家フィンセント・ファン・ゴッホ。一度見たら忘れられない彼の傑作の数かずは、どのようにして生みだされたのか? 生涯を通して固く結ばれた弟・テオとの絆、報われぬ恋、理想と挫折、そしてパリでの開花など。魂の画家とも呼ばれるゴッホの、波乱に満ちた生涯を、ドラマチックに描きあげます。
巻末には、産業革命や印象派芸術の勃興など、ゴッホを取り巻いた当時の社会的な状況がよくわかる記事も掲載。後期印象派の巨人・ゴッホの作品を、より深く理解することができるようになる一冊です。」 -
もっと生きていれば有名になれたところを見れたかもしれないのに。
-
怖かった
-
さいごの耳を切るところが、怖かった。
-
幼少期からかんしゃくを起こしやすく、大事な人の人間関係を壊してしまって後悔したりとか、最後は拳銃自殺したことなども知らなかった。
有名すぎる画家なので、生きている間もそれなりに上手に毎日を過ごしていたのだろうと勝手な想像をしていたのだけれど、全然そうじゃなかった感じなんだな…。