ぼくとあいつと瀕死の彼女

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制作 : Jesse Andrews  金原 瑞人 
  • ポプラ社 (2017年8月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591152744

ぼくとあいつと瀕死の彼女の感想・レビュー・書評

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  • 米国の高校生グレックは、学校ではなるべく浮かないように、どこのグループにも所属せず、かつどこのグループからも敵視されないようふるっている。勉強はそこそこできるが友人と言えるのは一緒に映画を作っているアールだけ。アールの家は、かなり荒れた家で母親は無職でお酒を飲んで子供には無関心。兄弟は乱暴で学校には行かず、薬やお酒から逃れられない。そんなアールとグレックは、グレックの父親の持っている映画のDVDを二人で見ているうち、それらのパロディ版を作るようになっていた。誰にも見せることなく、二人で演出・撮影をしていた。
    そんな日々の中、グレックの母親の友人の娘で同じ学校のレイチェルが白血病とわかり、母親から見舞いに行くように命令される。それほど仲良くしているわけでもないのに急に見舞いに行くことに抵抗を感じながらも、見舞いに行くグレック。そして、アールとともにレイチェルのための映画を作ることになってしまう。

    ここまで書くと、なかなかYAっぽい感じだが、全体の書き方がユニークで、なかなか読みずらい。それでも最後まで読ませてしまうのは、ストーリーの強みなのか。
    米国のYA小説の新しい書き手が現れたというところでしょうか?

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ぼくとあいつと瀕死の彼女の作品紹介

主人公のグレッグは、幼なじみのアールと名作のパロディ映画を作るのが趣味というさえない17歳。高校の最終学年を迎えたある日、同級生のレイチェルが白血病になったことを母親から知らされ、彼女の力になるよう強制される。仕方なくレイチェルを訪ねるようになったグレッグだったが、ときにアールも交えて過ごす時間の中で、2人は次第に心を通わせていく。だが、レイチェルの病状は悪化し、グレッグは彼女のためにアールと一緒に初めてのオリジナル映画を作ろうとするのだが……アメリカの等身大の若者たちの日常をリアルに描いた、笑って泣ける青春小説! 著者のジェス・アンドルーズ氏は本書で小説家としてデビューし、映画化にあたっては脚本も担当。本書を原作とする映画は、2015年サンダンス映画祭でグランプリと観客賞をダブル受賞した。訳者はYA英米文学翻訳の第一人者・金原瑞人氏で、情けないけれど愛おしい主人公の独白を見事に邦訳している。

ぼくとあいつと瀕死の彼女はこんな本です

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