- Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591152768
感想・レビュー・書評
-
読んだことのある小説家が少なく、フィクションを全然読んでいないことを理解する。社会人になると時間が限られてくるので好きなノンフィクションを読んでしまう。しかし、それもやむを得ない。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
◆心に刺さったワード◆
⚫一日の中に締切があると、規則正しく進む
⚫中途半端な人こそ自分を天才に見せようとして横柄になる
⚫仕事してる間は、自分の内側のことで悩まなくていい。それに、金銭が発生すると「社会に必要とされてる」と思えて、自分のなかの欠落感が埋まった気になる。その「必要とされてる感」を失う怖さ。今仕事がなくなったときに、その欠落とうまく付き合う 技術や、人間 力への自信がない。そこから来る 強迫観念かもしれませんね。
⚫強い心は強い肉体に宿る
◆読んでみたい本◆
⚫変な恋愛の短編を集めたアンソロジー 岸本佐知子 『恋愛小説集』
⚫肩の力を抜きたい人 森鷗外 高瀬舟
⚫世界の実相をつかみたい人 古井由吉 辻
⚫次から次に変人が出てくる 村上龍 ライン -
最近オードリーの若林さんにハマっており、たどり着いた一冊です。
この番組見たかったなー。対談相手の作家さんも好きな人達ばかり!
-
面白かった!
わたしも混ざって飲みたいなぁ〜
テレビが元だけど、サクサクほんとテレビ見てるみたいに読める。
若林さん、恋人にはしたくないけど(あっ)友達なら最高だなと思う。
朝井リョウさん、西加奈子さんあたりの若手作家さんたち、あちこちで見るけど仲良しだなぁ。それでお互いいい作品書き続けてるんだからいいなぁ。
読んだことない作家さんも、これで人柄知ると著書読んで見たくなるな、まさに制作意図にはまる。
あと安定のクレイジーさやか笑 -
同名のBSジャパンのトーク番組を対談風に書籍化した一冊・・・といっても、その番組の存在を知らずに手に取った。
朝井リョウ、西加奈子、角田光代などなど、錚々たるメンバーの作家陣が登場して好き勝手に話しているのが、やたらに面白い。
そうかー、朝井リョウは読者をがんじがらめにして自分が用意した回答をわからせたいタイプの作家なのか、とか、西加奈子は逆なんだなそうだと思った、とか、村田沙耶香ってここまでぶっ飛んだ人なのか、とか。もう、驚いたり笑ったりすることづくめで、エッセイで読んで少しは知ったつもりでいた作家像がどんどん更新されていく。裏切られた感はあってもそれはいい意味であって、一層、著作に対しての興味が深まった。 -
同名テレビ放送は全部観ていたので、まあ内容はわかっていた。この手の番組が1クールで終わってしまうのが非常に惜しいし、民度がわかるというもの。とはいうものの、このゲストの顔ぶれは偏向し過ぎだ。まあテレビなので小説家とはいえ、テレビ映え・トーク映えしないといけないことは重々承知だが、それにしてもだ。若林の知見があれば、もっと多彩でいろんなジャンルの作家や、テレビであまり見ない大御所等バラエティ豊かな面々でも、面白い番組を作ることは可能だし、本当に見てみたいものだ。
-
次から次へと、読みたい本は現れて
いつも一生かかっても読み切れないほどの物語が
本屋さんには溢れている。
こんなに、面白い物語を生み出してくれる作家さんという生き物は
一体どんな人たちなのか。。。
その辺りが知りたくてエッセイを読んだりもするのだけれど
この本は、そんな思いに200%応えてくれた本でした。
エッセイなどでは絶対に垣間見れないであろう
作家さんたちのぶっ飛んだ姿、、、(笑)
どの作家さんたちもかなり赤裸々な思いを吐露していて、これは司会の若林さんの会話の巧みさによるものなのでしょう。
それにしても、作家さんて・・・やっぱり普通じゃないんだわ。
ややドン引きしつつ安心しました(笑) -
若さま一人のエッセイのほうがだんぜん面白い。
暗くて、ネガティブで、面倒臭い部分がいいのだ。
聞き役にまわると、気を使う感じが透けてみえるから -
オードリー若林さんと作家さんが対談する番組のまとめ本。
有名な作家さんばかりでお名前は知っていてもつい最近まで読書から離れていたこともあり、作品を読んだことがある方はいなかった。
テレビにラジオと活躍されている若林さんが作家さんとのお話についていけるレベルで読書をし、その内容を記憶していることが単純にすごいなと思った。