(111)ぼくらは地方で幸せを見つける (ソトコト流ローカル再生論)

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著者 : 指出一正
  • ポプラ社 (2016年12月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591152843

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(111)ぼくらは地方で幸せを見つける (ソトコト流ローカル再生論)の感想・レビュー・書評

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  •  いろいろと雑誌は講読している。

     おっさん向けアウトドアな"Be-Pal"、硬派な社会派"ナショナル・ジオグラフィック"、実家を考えて"地主と家主"、長野県民御用達"KURA"、

     そして、なんとなくソーシャルな"ソトコト"を毎月購読してます。
     本書はソトコトの編集長による、地方でソーシャルな活動をしているリーダーたちについて。

     東京生まれ、東京育ちで二十四年、就職で流れ着いた先の長野県民生活が六年になってしまった。
     大町は冬は毎日曇天どんよりで雪降りすぎるし、東京帰るには四時間半かかるしで気に入る場所ではなかったものの、
     上田は大体まいにち晴れマーク。東京帰るにも新幹線で2時間ちょいで上野だし。歩いて5分で駅、アリオ、千曲川と暮らすにはとても心地よい。

     という東京は高田馬場、長野の上田という二拠点生活で、週末はたいてい、どちらにもいないで旅に出かけます。

     そんな俺ですが、会社以外で人とは全然しゃべらないんですよ。

     大学までの関係性は、みんな社会人やってて集まる機会もあまりないし、
     大学前の地元といえば豊島区高田だけど、十年以上近づいてないし、中高は私立だったから友達いないし、
     高田馬場に住み始めたのは大学以降だから知り合いなんていないし、
     長野県には会社以外のつながり無いし。
     
     あぁ~、人生さびしいなぁ。マジで。

     社会人になった瞬間に、人と人との輪が会社に限定されるのは俺だけじゃないはず。
     いったい、ほかの人たちはどうやって他人と関わりあっているんだ?

     本書では地方で活躍するローカル・ヒーローたちを紹介する。
     といっても、俺ができることなんてなさそうだねぇ。

     小学生のときみたいに、入れてー!って言えば、いいよー!って返ってくる人の輪が、大人にも必要だと思うんだけどね。
     そういう寂しい奴等の居場所が街にあればいいのになぁ。という無いものねだり。

  • 震災以降、地方に移住して活躍する若い世代の実例。
    地方、とりわけ農村部に移住した実例が多い。都市部で培ったスキルをより必要とされる場で活かす、そんな人の働き方。
    著者が雑誌SOTOKOTOの編集長なので取り上げられる人たちも雑誌の巻頭に特集されそうな人たち。
    どれもおもしろく、参考にしたい自治体なども多いだろう。
    しかし自分が移住というものに興味があって読むと少し別の世界の話だなと感じる。
    特別なスキルも経歴もなく、ただ自分の気に入った場所で新しい生活をしてみたい(必要に迫られてない引越しとでも言うべきか)という自分みたいな人もけっこういるのではないか。
    けれど世に出てる移住雑誌や移住本などは意外とそんな人は出てこない。

  • 地方創生について”人”に焦点をあてて、机上の方法論ではなく、具体例を示しながら紹介している本。
    「関係人口を増やす」、「未来をつくる手ごたえ」、「自分ごととして楽しむ」と3つのテーマに分けて展開していっているが、それぞれその視点から説明してあるだけで、この3つは全てのモデルに当てはまる。
    また、紹介している様々な具体例を通して普遍性のある方法を帰納的に導き出している。柔軟であること、決めつけないことなど、抽象的ではあるが著者自体がとても柔軟性のある方なんだと思う。一つ一つの紹介している話が完結していることも良かった。
    自分の年が話に出てくる人たちと同じくらいなので、自分だったらどうするかを考えながら読めてとても面白かった。

  • ローカルをキーワードにして、これからのトレンドを示唆している本。

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(111)ぼくらは地方で幸せを見つける (ソトコト流ローカル再生論)の作品紹介

お金でもキャリアでもない。
生きる手ごたえと確かなつながりで、
地域をリアルに盛り上げる
若きローカルヒーローたち!

「豊かな社会」の尺度が変わる、若者が主役の新しいまちづくりとは? 
人口増加や経済効果重視の観光化ではなく、若い世代が中心になったユニークな活動で、全国の注目を集める地域がある。
未来への手ごたえを感じ、仲間を巻き込みながら、地元の底力を引き出す秘訣はなんなのか。「若者」×「ローカル」に学ぶ経済+暮らしのヒントを、月刊『ソトコト』編集長が語る。

【著者略歴】
指出一正(さしで・かずまさ)
月刊『ソトコト』編集長。1969年群馬県生まれ。上智大学法学部国際関係法学科卒業。雑誌『Outdoor』編集部、『Rod and Reel』編集長を経て、現職。島根県「しまコトアカデミー」メイン講師、広島県「ひろしま里山ウェーブ拡大プロジェクト」全体統括メンター、高知県文化広報誌『とさぶし』編集委員、沖縄県久米島町アドバイザー、静岡県「地域のお店デザイン表彰」審査委員長、奈良県「奥大和アカデミー」メイン講師、広島県「ひろしま さとやま未来博2017」総合監修をはじめ、地域のプロジェクトに多く携わる。趣味はフライフィッシング。

【目次】
第1章 ローカルに価値を見出す若者たち
第2章 関係人口を増やす
パーリー建築(新潟県十日町市他)/ペンターン女子(宮城県気仙沼市)/『四国食べる通信』編集長 ポン真鍋(香川県小豆島・高松市)/下田写真部(静岡県下田市)/たからさがし。(熊本拠点)
第3章 未来をつくる手ごたえ 
いとしまシェアハウス 畠山千春(福岡県糸島市)/十日町市地域おこし実行委員会 多田朋孔(新潟県十日町市)/巡の環 阿部裕志(島根県海士町)/幸田直人(鳥取県三朝町)/まちの鍛冶屋さん 秋田和良(広島県安芸太田町)
第4章 自分ごととして楽しむ
nanoda代表 山田崇(長野県塩尻市)/桃色ウサヒ 佐藤恒平(山形県朝日町)/シマネプロモーション 三浦大紀(島根県浜田市)/伝承野菜農家 佐藤春樹(山形県真室川町)
第5章 これからの地方、これからの暮らしづくり
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