- Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591152898
作品紹介・あらすじ
本当にほしいものがある人だけがたどりつける、不思議なコンビニたそがれ堂。北国の高校を卒業し、今は街角の洋品店で働くつむぎが、たそがれ堂で手にしたものは――。諦めてしまっていた夢の続きを描いた「ガラスの靴」、老いた人気漫画家と少女の交流がユーモラスな「神様のいない家」、サンタクロースに手紙を書いた少年たちの物語「祝福の庭」。すべてを突き抜けて溢れだす魔法のような煌きと温もり、大人気シリーズ第6弾!
感想・レビュー・書評
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全部クリスマスのお話で日頃のストレスから解放されて癒されます。人の温かさをたっぷり味わえる本です。
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シリーズ第6弾。
風早の街の 駅前商店街のはずれに 夕暮れどきに行くと
不思議なコンビニを見つけることがあるといいます
大事な探しものがある人は必ずここで見つけられるという
不思議な魔法のコンビニ。今回は3篇を収録
・ガラスの靴 ・神様のいない家 ・祝福の庭
温かくて優しいお話にウルっとしてしまう。
ウルウルポイントは人によって違うと思うけれど
心がキュンっとする瞬間がある。
その度に、ささくれ立っていたいた気持ちが
緩む感じになります。
すぐにササクレは立ち上がるんですけどね(^◇^;) -
12月の刊行と言うことで、1冊まるごとクリスマスのお話。
ここ最近の作品は命の重さを感じる作品が多かったので、今作に収録された話は夢があり、誰もなくならず、優しい気持ちで読み終えることが出来た。
特に1作目の「ガラスの靴」は今まであまり出て来なかったセレクトショップの店員さんが主人公で、とても新鮮な感じがした。遠い昔に優しくしてあげた女の子が恩返しに来るのも、とても夢があって、よかった。
もしクリスマスに奇跡が起きるのならば、私も物ではなく、もう会うことの出来ない人に会いたいと願うだろう。
今回はクリスマスと言うことで、「たそがれ堂」に店長とねここ両方ともいて、サービス作品だったんだろうなぁ。
いつも優しい気持ちにさせてくれる、このシリーズに感謝です。 -
今回のたそがれ堂はクリスマス!店長もいれば、アルバイトのねここもいて温かさが増した感じ。
ガラスの靴に憧れたときはあったなぁ。実際にあったら重たそうだけど、シンデレラには軽々と履けて素敵。
こずえの大冒険!先生もうれしかったんだな。
サンタクロースも迷子になるんだ・・ -
とっても夢のあるお話でした‼︎
読んでて本当に素敵な話だな
現実にもこんな事があればいーのにな
と思う事が沢山あって楽しかった❤️
さぁ次を読まなきゃ☆ -
【収録作品】ガラスの靴/神様のいない家/祝福の庭
クリスマスのたそがれ堂。弱く、優しい心にそっと寄り添ってくれる温かいお話たち。