僕は上手にしゃべれない (teens’ best selections)

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著者 : 椎野直弥
  • ポプラ社 (2017年2月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591153239

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僕は上手にしゃべれない (teens’ best selections)の感想・レビュー・書評

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  • 請求記号:913.6||Sh 32
    資料ID:W0187355

  • タイトルから起承転結をうまくまとめて話すことができないっていうことだと思ったのですが、そういうことではなく、ホントにしゃべれない。言葉をうまく出せないというのが正しい表現だと思いました。
    この作品のメインとなる「障害のようで障害ではない」という難しい線引き。子どもの頃にみんなの前でしゃべるのに上がってうまくしゃべれなかった感じなのかな…と、最初は思っておりました。その程度だったらおそらく結構な人数がいるのでしょうが、そういった状態が日常にあると確かにつらい状況。
    そんな中、ずっと逃げていた自分の状況と優しい周りの人間のフォローの中成長していく彼に感動してしまいました。
    子どもの頃は誰に何かをされていることになれて試合、優しさというものがよくわからなかったり、自分本位で動いてしまったりするもので、ふと周りを見てみたら素敵な環境にいると気付いた彼の大人への道は素敵でした。

  • 読了2070728

  • 読友はこちゃんさんからのオススメ。
    広義で区分けすれば中高生向けのラノベであるのだが一般書として十分大人の鑑賞にも耐える本…と言うか読まなきゃいけない、大人が理解していなければ誰が子供たちを教えるの?
    私も身近に障がいを抱えて手帳を持つ人持たない人両方がいた、そしてその人たちと接するなかで「わかってもらえない」悩みを自分なりにでも理解した。
    世の中の人でそれに気付く人が1%増えれば悩み苦しみはその数字以上に消えていく。
    この本の中の人たちのように理解して行動出来る人を増やしていかねばならない、まずはそこから

  • 悠太は吃音のために、小学生の頃から人との関わりを避けていて、中学生になっても、しゃべる場面から逃げてしまっていた。

    そんな自分を変えたいと思っていた所に、たまたま受け取った放送部の勧誘チラシが、悠太の背中を押してくれた。

    ところが、いざ部室に行って部長と話しをする場面になると、やはり上手くしゃべれずに、悠太は逃げだしてしまった。
    そんな悠太に、クラスメイトの古部加耶が話しかけて来た。
    加耶も、一緒に放送部に入るのだと言う。

  • 現実はこんなにうまくいかないかもしれないが、勇気をもらえる小説。

  • 吃音症をもつ中1の悠太。
    「練習すれば上手にはっきりと声が出せるようになる」という放送部のチラシで、勇気を出して入部を決意するが…
    回りの優しい人たちもステキですが、それと対比するような本人の「話す」ことの辛さが、目から文字として読むことで、そのまま胸にまで響いてきます。
    問題は現実と同じで、簡単には解決されません。
    だからこそ、主人公の前へ向いた思いがきらきらと輝いて見えました。
    表紙も凝ってるからブックコートフィルムをかけたくなかった…図書館だから仕方がないけど、あーもったいない!

  • タイトルでもわかるように、吃音の話。
    柏崎悠太(ゆうた)は、小1のころからの吃音があり、みんなの前で話すようなときには、仮病をつかったりする。
    中学へ入学した悠太は、自己紹介もそれで通り抜ける。
    入学式で手にした放送部のチラシに惹かれていた悠太は、放送部の部室で同じクラスの古部加耶(こべかや)とすれ違う。
    廃部寸前の放送部を助けるということで、二人は入部。
    3年生の立花先輩はなにかと優しいが、受験を控えている身で、部活動は二人での発声練習になる。


    吃音はまだわからないことだらけであり、治らないらしい・・・
    悠太の辛さはなかなか理解できないかもしれないが、幸せそうに見える人にもそれぞれに辛さを抱えて生きているということを想像できたらいいかな、と。

    お姉さんの演劇部のくだりも辛い。

    作者も吃音者であり、大人となった今はずいぶん通り過ぎる術を覚えたようだが、やはり子ども時代には苦労したとのこと。
    吃音への理解が深まることを望んで書いたとのこと。

    姉 遥(はるか)
    先輩 3A立花孝四郎 帰国子女
    担任で顧問、英語教師 椎名美雪(しいなみゆき)

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