僕は上手にしゃべれない (teens’ best selections 43)

著者 : 椎野直弥

• ポプラ社 (2017年2月9日発売)

感想・レビュー・書評

[のんさんの感想 · 2022年9月18日]

吃音について入門的内容だった。吃音の僕を主体にストーリーが進み、わかりやすく確かに10代向けかもしれない、自分には少し物足りなかった。

吃音が障害者にあたらず、ハンデを持って健常者とたち並ばねばならない社会的問題を初めて認識した。様々なグレーゾーンはすべての人が意識するべきこれからの膨大な課題点だと思う。多様性と秩序の両立についてより視野を深めたい。