- Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591154502
作品紹介・あらすじ
『将来の夢』という作文の宿題を出された元のクラス。クラスのみんなは、おもいおもいの夢を好き勝手にいって盛り上がっていた。コックさん、アイドル、冒険家……。そして、近未来。出版社に勤めるサラリーマンの玄は、電車の網棚に大切な原画を忘れてしまうが、ぐうぜんに作家の霧雨があらわれて、いっしょに原画をさがしてくれることに……。大人になったムーと元(!?)が登場する本編+短編の豪華2編収録の人気シリーズ最新作!
感想・レビュー・書評
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"病み上がりらしく、白い顔がますます青白く思えた。
華奢な体には大きめのチェックのシャツ、そしてモコモコのパンツ。
ビーチサンダルをつっかけ、眠そうな目で元を見ている。
こんなに暑いというのに、夢羽のまわりだけ涼しそうに見えるから不思議だ。
「あ、あ、あの……さ。病欠なんて珍しいからお見舞いに来た」
元はしどろもどろになりながらもオレンジのことを思い出した。
「あ、えっと、これ!」
リュックからオレンジを取りだそうとした時、ラムセスがじゃれついて元の背中にジャンプした。"[p.35]
32巻目。
似ているようで別人の玄と霧雨の話が間にあったり。
山田J太さんの描き下ろし漫画も。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
将来の夢について作文を書くことになった元。作中話あり。
みんなでデパートのトリックアート展に来た。子供の頃迷子になった記憶を思い出したたりする。
最後に元が親目線の想像を働かすところがいいと思いました。 -
将来の夢ていう作文を書く宿題が出されたところから、大人になった元と夢羽の大人バージョンのパラレルストーリーが始まります。
まぁ、いつも同じ感じじゃマンネリだから、これはこれでいいんだけど、私としては小学5年生の夢羽ちゃんが見たいから、こういう設定はどうでもいい。
2話目は瑠香ちゃんがいつもどおり鬱陶しかった。 -
将来の夢を書く宿題に悩む杉下元
めずらしく学校を休んだ茜崎夢羽を見舞うとナゾナゾを出題される
就職した出版社になじめずドジをくりかえす杉上玄
あずかった原画をなくして途方にくれていると
人気ミステリー作家の赤根咲霧雨に声をかけられる
シリーズ26作目(32冊目)は話中話つきの中編と短編に
特別付録のコミックがついて4倍たのしめる1冊