真夜中のパン屋さん 午前5時の朝告鳥 (ポプラ文庫) (ポプラ文庫 お 7-9)
- ポプラ社 (2017年6月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591154823
作品紹介・あらすじ
真夜中に開店する不思議なパン屋「ブランジェリークレバヤシ」。希実の母・律子の死から五年の月日が経ち、暮林や弘基の周辺には様々な変化の波が訪れていた。それは、常連客である斑目やソフィアやこだま、美作親子や多賀田たちにとっても同様だった。そしてもちろん、希実にとっても……。累計140万部突破のベストセラー「まよパン」シリーズ、ついに完結!!
感想・レビュー・書評
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シリーズ最終話。時は前回から5年後に。
クレバヤシファミリーもそれぞれ生活が変わり。
暮林、弘基、希実もまた…。
「午前4時の共犯者」までが一区切り。
今作は壮大なエピローグといったかたち。
表紙から想像した結末とはまた違っていて。
少し寂しい感じもしたけど。
前向きに捉えられるいい終わり方だと思いました。
楽しいシリーズでした。 -
シリーズ6作目。読んだ感じまだ続きそうな気もしたけど、完結編とのこと。
前作から結構時間が経っている設定で、色々思ってもみなかった変化が起きていて驚いた。一巻読み飛ばしたかと思ったほど。
登場人物それぞれが次のステージに進んで終わる。希実が社会人として働いている姿も見たかったな。 -
シリーズ最終巻。ラストはそれぞれのその後を丁寧にかいてくれて、そこには希実がちゃんと全部出演してて、テレビのような雰囲気がとてもよかった。
恋人としての距離感や、人間関係に相変わらずの屈託を抱えてて、でも少し大人になった希実にとても優しい気持ちになれた。
シリーズ通して、このラストが一番良く思えて、ほんとに素敵な物語だった。 -
午前五時はもう真夜中ではないだろうと悪態をつきつつ、発売と同時に買ってしまうのだから、好きなのは隠せそうもない。物語としては前巻で完結しているが今作は彼らのその後の物語である。驚きと喜びの連続で読み応え満載。読んで良かった。
あらすじ(背表紙より)
真夜中に開店する不思議なパン屋「ブランジェリークレバヤシ」。あれから五年の歳月が経ち、暮林や弘基には様々な変化の波が訪れていた。それは常連客である斑目やソフィアたちにとっても同様だった。そしてもちろん、希実にとっても…。「まよパン」シリーズ、ついに完結!! -
真夜中に開店する不思議なパン屋「ブランジェリークレバヤシ」。あれから五年の歳月が経ち、暮林や弘基には様々な変化の波が訪れていた。それは常連客である斑目やソフィアたちにとっても同様だった。そしてもちろん、希実にとっても…。「まよパン」シリーズ、ついに完結!!
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何回でも読み直す。ラストの愛おしさ。
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読了。まよパン完結です。第6弾は、本編というよりも、番外編という感じでした。その後の話は、特典みたいで、ドキドキほっこりでした。
#読了
#読書好きな人と繋がりたい -
まよぱんシリーズ6冊目。最終巻。
帯に「ついに完結!」とあるのが、読む前から寂しい。
本作は前作の午前4時から5年が経過している設定になっている。
前作からの仲間たちのその後、という感じ。
みんなのことを知ることができて嬉しい反面、なかなか希美が出てこないので、希美はどうなっているのだろう?と気がせいてしまった。
子供の頃から様々な我慢をし、悟りを開いたかのような少女だった希美。
その彼女がブランジェリークレバヤシへ転がりこんだことで、クレさんやヒロキはもちろん、集まったみんなに優しくされる事を受け入れ、自分も誰かに優しくしたいと思うようになった集大成が本作には描かれているように思う。
托卵先は正しかった。
ヒロキと希美の2人なら、常識に囚われることなく、自分たちの意思で幸せになると思う。
2人のそれからも知りたいなあ。