さかなのたまご: いきのこりを かけた だいさくせん (ふしぎいっぱい写真絵本 31)
- ポプラ社 (2017年7月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (37ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591154908
作品紹介・あらすじ
川に行くと、今日も水の流れる音が聞こえてきます。そんな川の中をのぞいてみると、たくさんの魚たちが、いろいろな作戦でたまごを守ろうと奮闘しています。砂利の下にたまごをうめてかくすサケ、二枚貝の中にたまごをうみつけるニッポンバラタナゴ、水草でたまごをかくす巣をつくるトミヨ、そして、オヤニラミに自分のたまごを托卵し守らせるムギツクなど、魚たちが長い時間をかけて作りあげてきた「たまご大作戦」は、生存競争を勝ち抜くための生きものの知恵でもあります。この本では、淡水魚たちのさまざまな繁殖戦略を迫力の写真で紹介しています。著者は、日本の水環境とそこにくらす生きものたちを撮影し続けてきた写真家・内山りゅう氏です。表紙にも登場しているカワヨシノボリの愛嬌のある表情や、コロコロとしたたまごたちのかわいらしい姿など、見ているだけでも楽しめる1冊です。魚の卵の大作戦をのぞいてみましょう!
感想・レビュー・書評
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子供から何回も何回も持ってくる。
親も知らないことがあるから一緒に勉強できた!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
8歳1ヶ月の娘
5歳1ヶ月の息子に読み聞かせ
娘の国語の教科書で紹介されていた本
さかなのたまご
いろんな方法で守られている
前に別の本で
魚界はオスが子育てすることが多い
って知ったけど
オスがんばってるなあ
管がでてきて
貝の中に産み付けるのは衝撃
さかなのたまご
魚卵
どうしても
サケの卵は
イクラとしか見れなくて。美味しそうって思っちゃう。
でもサケも卵を守るために
必死なのよね
人間こわいわ -
2022.10 2年 動画
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ぼくも卵から育ててみたい。卵はどこでとったのかな。
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2年生に読み聞かせした。
いろんな魚が、自分のたまごを守るために奮闘するお話。特に他の魚のたまごを食べて、そこへ自分のたまごを産み、あまつさえ自分が食べたたまごの親に自分のたまごを守らせる姑息な手段を用いる魚もいたのが印象深い。
写真絵本なので、川や魚やたまごの美しい写真も見どころ。 -
生き残りをかけた大作戦というなんとも壮絶なサブタイトル!
いかにして種を絶やさないように産卵し守るのか、魚たちの色々な大作戦を知れるのですが、子どもたちは透けた卵の中身や、雨上がりの水溜まりでナマズが見つけられるかも!など絵本から知ることができたことを色々私に報告してくれました。
そう言う私も知らない事ばかりで、驚きの連続で本に見入ってしまいました。 -
さかなの大事な仕事は、卵を産んで子どもたちを残すこと。
川の中を覗いてみると、さかなたちはあのてこのてで、卵を守ろうと頑張っています。
さかなたちの「たまご大作戦」を覗いてみよう!
科学の写真絵本。
美しい川の写真と、そこに生息する生きものたちの様子。