一鬼夜行 鬼姫と流れる星々 (ポプラ文庫ピュアフル)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 105
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591155271

作品紹介・あらすじ

恋を知った少女があやかしと交わした、切ない「契約」の行方は――
閻魔顔の若商人と、可愛い小鬼が文明開化の世を駆ける!
累計30万部突破の明治人情妖怪譚シリーズ第9弾。

妖怪をも恐れさせる閻魔顔の若商人・喜蔵の営む古道具屋「荻の屋」で、
小鬼の小春が妖怪相談処を開いてから早ふた月。
近ごろよく家をあける妹の深雪が恋をしているらしいと聞き、喜蔵は気が気ではない。
そこに現れたのは、小春の宿敵で、深雪とある「契約」を交わした裏山の天狗だった。
天下一の天狗を決める争いに巻き込まれた荻の屋の面々の運命や、いかに? 
累計30万部突破、大人気の明治人情妖怪譚シリーズ第9弾!

感想・レビュー・書評

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  • 再読。
    愛情とか優しさとか、そうしたものの裏側にあるものとの正面衝突を改めて感じてしまった。

  • 交わされた契約とは。
    相談したら止められることが分かっていたからこそ、一人で悩み決めて行動に移したのだろう。
    その場で直ぐに決めなくとも、必要な時に願うことが出来るのは便利なのでは。

  • 小春が妖怪相談処を開いてからふた月、最近よく家を空ける深雪の噂を聞き心配する喜蔵達。
    一鬼夜行シリーズ 9作目、第2部其の2。

    今回は天狗の話。
    天狗のキャラ名がこんがらがってよくわからなくなる。
    後半の鷲とかの展開も急ぎ足でごちゃっとしてた。
    シリーズの中ではイマイチだった感。

  • 妖怪をも恐れさせる閻魔顔の若商人・喜蔵の営む古道具屋「荻の屋」で、小鬼の小春が妖怪相談処を開いてから早ふた月。天下一の天狗を決める争いに巻き込まれた荻の屋の面々の運命や、いかに?大人気の明治人情妖怪譚!(e-honより)

  • 2019/7/27(土曜日)

  • 天狗のややこしい話はあまり興味ない。

  • 鬼姫って誰??

    喜蔵と小春はお馴染みの感じ。深雪の心の奥をもう少し覗きたかった。

  • なんだかハードな展開だった。
    それが、誰かを大事に思う故だったりするのが切ない。
    人間関係、もとい天狗関係に驚きの展開。
    深雪の結論は、潔くてさすが。あの相手って、そうなんだよね?どうなっていくのか、先が気になる。

  • シリーズ最新作。
    まさかの深雪が問題児になるなんて!?
    天狗がたくさんで誰が誰だか!?
    というドタバタ劇でした。
    深雪の恋のお相手って?……えっ?
    天狗さんと深雪は同志って感じだったのね。
    やたらと肩入れする理由がわかってスッキリ。

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著者プロフィール

1984年東京都生まれ。國學院大學文学部史学科卒業。母方にトルコ人の祖父を持ち、名はトルコ語で「強い、優しい、美しい」などの意味を持つ。2008年「一鬼夜行」で第6回ジャイブ小説大賞を受賞しデビュー。主な著作に「一鬼夜行」「銀座ともしび探偵社」シリーズ、『総司の夢』『梟の月』『歳三の剣』など。

「2022年 『時代小説アンソロジー てしごと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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